12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

一休さんの歌

2007年01月02日 06時51分45秒 | Weblog

 一休さんの続編である。

詩•狂歌•書画と風狂の生活を送った人でもある。

自由奔放で、奇行が多かったらしい。

このような彼の奔放な生活は、
仏教の権威や形骸化などに対する批判と

仏教的•禅宗的には風狂の精神、
一般的な解釈では風刺の精神によるものといわれている。

戒律や形式にとらわれず、
人間臭さに満ちて、生きた人であった。

 一休宗純が遺した歌

• 門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし (狂雲集)

• 釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな

• 仏法はなべのさかやき石の髭 絵にかく竹のともずれの声

• 問へば言ふ問はねば言はぬ達磨どの 心のうちになにかあるべき

•心とはいかなるものを言ふならん 墨絵に書きし松風の音

• 秋風一夜百千年
( 秋風のなかあなたと共にいる。それは百年にも千年の歳月にも値するものだ。 ) ・・・なんも艶っぽいことか

•花は桜木、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖 はもみじ、花はみよしの

•死にてのちいかなるものとなりぬらん めし酒だんご茶とぞなりぬる

•女をば 法の御蔵と 云うぞ 実に 釈迦も達磨も ひょいひょいと生む

最後の歌に、異論がある。

「生ませる」男も必要なのである。