12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

2007年01月08日 06時08分34秒 | Weblog

せいぜい1年に1度か2度の積雪しか経験しない、温暖な町に住んでいる。

雪の「楽しさ」を知らない代わりに、「厄介さ・恐ろしさ」も知らないのである。

小生の辞書には、「無謀運転」「急発進」「急ブレーキ」・・・は、全く無いのである。

いつも同乗者から、「遅過ぎる」と苦情が出る、「自称安全運転」励行者である。

ある年の冬の朝こと、自宅から50kmほど北上した交差点で青信号発進時、スリップ。

前日の積雪が溶解して、シャーベット状になっていた。

右45度を向いたまま、つるつると前進、ブレーキの付いていない車になった。

これが唯一度のスリップ経験である。

路面凍結が心配される日、県北の人たちの運転は、一変する。

まず車間距離50~100m、速度30~40km、極度の安全運転に早替わりするのである。

そして、冬中全ての車が、スノータイヤを装着し、殆どが4輪駆動車だけとなる。

橋梁部は、上下両面から冷やされるため、最も早く凍結するのである。

このため、道路の橋梁入り口付近には、必ず外気温度計が立っている。

この温度計を見て、車のスピードを更に落とすことになる。

県南と県北とでは、僅か4~5度の温度差である。

しかし、日本海からの湿った空気が、山陰と中国山地に多量の雪を降らし、県南には、乾いた空気しか届かないのである。

このため、積雪に極端な差が生じているのである。

チェーンを搭載し、積雪に備えてはいるが、万全ではない。

毎木曜日に備え、インターネットで天気予報と積雪状況の把握に忙しい季節になった。

どうか雪が降りませんように!
と祈るのみである。