日曜訪問というラジオ番組で初めて知った女性。
「能代律子」という70歳の凄い人。
■病気のデパート
幼いころから「病気デパート」。
小学4年生で肺門リンパ腺をわずらって以来、胃潰瘍、30代で子宮がん、40代で乳がんのため両乳房を失う。
2回の肝嚢結石、喘息、肺炎、両肩関節障害、股関節脱臼、胸郭出口症候群(心臓からの太い血管がつぶれて両手まで血液が届かなくなる病気)など。
障害者でありながら、健康な男性でも音をあげる過酷なラリーに参戦。
「痛みも生きているってことの証」と、今は病魔たちとも仲良く付き合っている。
59歳でA級ライセンス取得、なんと60歳にして、あの過酷なパリダカールラリーに挑戦。
その後、多くのラリーに出場して何度も完走。
病気のため、股関節・肩関節・心臓病などで障害者認定もされている方。
日常的な痛み・苦痛のなかで生きてきている方のようである。
この人は、どーしてそんなに強く生きられるのか、どこからそんな気力や体力が生まれるのか、不思議な人である、奇跡の人である。
普段、体の調子が悪いとか、疲れたとか、忙しいとか弱音や不満の多い毎日ですが、考え方を変える必要がある。
「他人が見ていてくれることがエネルギー」とおっしゃる。
国際ラリーのような世界の人達の見つめられる華々しい舞台ではないが、
ブログの世界で人に見られることも、大きなエネルギーである。