水墨画教室でSさんが父親の確定申告を済ませたと話したことから、今年の自分の確定申告をすっかり失念していることに気がついてあわてた。
右片眼で見るようになりそのうえ老眼が一段と進んだこともあり、電卓操作やその結果を書き込むことが大変不自由になった。今年はあちこち書き損じ訂正印が賑やかな見苦しい書類となってしまった、初めてのことである。
確定申告のホームページを見てみると「e-Tax=電子申請」のことが書いてあり、これは便利そうだと調べてみた。 しかし、小生のパソコンに付属しているFeliCaと呼ばれているカードリーダーライターでの適合性を確認できなかった。
専用のICカードリーダーライターが必要なようであるのと、市役所で発行してもらう個人認証用のカード(電子署名および電子証明書用)などが必要で約五千円程度費用を要する勘定になる。
この費用のために税金を五千円控除(h19年からh22年の間一回限り)してくれるとのことだが、準備が面倒で時間がかかりそうで間に合わず、今年は見送ることにした。
目が不自由なので電卓の操作や書類への記入でミスが多発したことから、同じホームページの確定申告書の計算処理をパソコン上で出来るものに興味をもった。
操作は全てパソコン上でできるので、これならば小さい文字を苦労して読んだり書いたりしなくて済み、これをプリントして提出できるので、これに小生は興味を持った。来年は一度これを試してみようと思っている。
目が不自由になってくると、紙の上で読み書きすることがこんなに不自由になるのかと改めて感じると共に、紙の場合に比較して、ディスプレイ上での読み書きが非常に楽なのには驚いている。高齢になるに従ってパソコンの必要性が高くなってくるようである。