12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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Photomerge Facesの続き

2010年03月16日 08時31分33秒 | Weblog

Photomerge Facesの操作そのものはいたって簡単である。このソフトに習熟するため何度か合成実験をしてきた。一連の実験で判ったことは、合成の元になる2枚の写真の出来が最終的な仕上がりに非常に大きく影響するということである。

御近所の写真名人は自分の写真の編集作業中で忙しいにもかかわらず快く小生の作業に協力して下さった。彼にお願いして新しく合成の元にする写真を撮り直して貰いそれを使用した。

今回の実験の目的は、小生の斜視を修正しようということである。従って、基本的な手順としては、

A)元になる画像は普通の状態で正面を見たもの。当然のことであるが、斜視でない右の黒眼は目の中央部にあり、斜視の左の黒目の位置は鼻に近い内側の位置になっている。

 B)そして合成に使用するもう一枚の画像は、意図的に斜視である左の黒眼を中央に配置して撮影した、従って、正常な右の黒目の位置はまた鼻に近い中央よりの位置になっている。

 Aの正常な右目の全体写真に、Bの中央寄りにした左目を合成し、左右どちらも黒目が中央になるようにした。Bの写真より左目の周りのみに限定して選択し合成した。

冒頭にも書いたように、操作はいたって単純である。そして完成したのが、この写真である。

完成した合成写真は満足すべき状態にあると思われたので、後日、正装の上改めて元になる画像を撮影し正式な遺影の製作に取り組む予定である。(本式のときにはさらに黒目の位置を厳密に合わせておく必要があるが)

 追記;「パノラマ写真の合成」や「不要な部分を削除」したり、あるいは「一部の人物の入れ替え」なども簡単にできるのだが、これ等の場合にも同様に元になる画像の質が重要であろうことは想像に難くない。

常に三脚を使用して出来るだけ合成上の条件(露出条件や位置や角度など)を正確に合わせておくことが品質の良い合成写真を作る上で大切だと思っている。

 ビデオに織り込む静止画にもこれ等の合成手法を用いれば、かなり効果的な映像を作ることも可能になる。今回の勉強の成果に満足している。