経済やお金には極めて疎いのである。昨今の重大ニュース「財政問題」にどう対処して良いのか分からないので、インターネット開いてみた。下記は、小生が理解できた記事を引用しただけである。
1.日本とギリシャの違い
債務残高をGDP比で比べると、日本が200%近いのに対してギリシャは100%強と、むしろ日本の方が悪い。
日本とギリシャの大きな違いは、日本は経常収支が黒字であるのに対して、ギリシャはGDP比で2桁に達する赤字であることだ。
これはギリシャが海外からの資金に頼っているのに対して、日本は国内の貯蓄だけで財政赤字をまかなって、さらにお釣りが出る程だということを意味している。
それに日本の経常収支黒字も、高齢化が進めば家計貯蓄率が低下して無くなってしまい、国内の資金だけではまかなえなくなる恐れが大きい。
・・・積年の温室日本のツケが溜まりに溜まり、ついには危機が顕在化するだろうが、それはいつなのか?そして、その時我々はどうすればいいのか?
2.日本のジレンマ
ギリシャ問題で揺れる欧州各国の消費税率は20%程度だが、高齢化率がこれらの国々よりも高い日本が5%の消費税率でやっていけるはずがない。欧州並みの社会保障を提供しようとすれば、もっと高い税率が必要だ。
しかし今すぐに大規模な増税や歳出削減で財政赤字の縮小に取り組んでも経済をさらに冷え込ませてしまい、結局財政再建の成功は覚つかない。ここに日本経済のジレンマがある。
・・・なんと八方塞がりではないか。確信と信念を持ってどうするべきかが言える能力ある傑物が居ないのだろう。
もう一段と混乱が進間なくては世紀の大傑物が登場しないのだろうか、それまで手をこまねいているだけとなりそうだ。