音声入力を実験中である。それで少しでも正確に入力が出来るようにとアナウンサーのごとく発声しようと大きく口を開けてみた。
驚いたことに、顎の関節がゴキゴキ・カックンと大きな音を立て円滑に開かなかった。これは顎関節症(がくかんせつしょう)だと考え、Wikiを開いてみた。その概要は、参考に示す。
素人判断だが、とにかく体操が必要だと考えて、大きく口を開閉することを何度も試みた。
有難いことに、数日後、ガクガク音は消え去り、動きも正常になった。やれやれ一安心である。
使わなければ衰えるの典型的な事例かもしれない。平素如何に横着な発声をしているかと大いに反省をした。
参考;
顎関節症(がくかんせつしょう,Temporomandibular joint disorder)とは、顎関節部や咀嚼(そしゃく)筋等の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれる。
一般に、顎運動障害、顎関節痛や関節雑音が単独もしくは複数合併して発現する(これを顎関節症の主要3症状と呼ぶ)。疼痛は主に顎運動時に生じる。 雑音には、ゴリゴリという低い音のcrepitusと、カクンという弾撥音であるclickingとがある。その他にも、耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労といった眼や耳の症状、頭痛や首、肩のこり等の症状を呈する場合もある。現在のところ治療法は確立されておらず医師や所属機関によって見解の違いがある。
スプリント療法はいわゆるマウスピース等のものを利用することで噛み合わせを調整する。いわゆる「前噛み」「奥噛み」などによる顎への負担を減らす効果があり治療法として一般的であるが、顆頭の位置を把握した上で入れなければ危険である。
○あごの運動をする
関節や筋肉の痛みが緩和されたら、少しずつ顎の運動を行う。口の開閉や顎を横に動かしたり、首や肩のストレッチをする。医師に相談して顎の筋肉エクササイズなどを症状をみながら行う。(関節可動化訓練、筋伸展訓練、筋負荷訓練、咀嚼訓練など)
○リラクゼーション
緊張をほぐし、顎に負担をかけないようにする。仕事などで長時間緊張が続くような場合は、ときどき緊張を解いて筋肉を休ませるようにする。意識的に筋肉の力を抜いていくリラクゼーションなどを行うのもよい。
また過度なストレスがかからないようにする。
○全身運動
ウォーキングや水泳などの全身運動をする。基礎体力の維持や全身の血行をよくする他に、気分転換やストレス解消の効果もある。
○あごに負担をかけない生活
歯を食いしばるスポーツ、管楽器の演奏、口を大きく開ける発声練習などにも注意。頬杖をつかない、食べ物は両奥歯で噛む、など顎に負担をかけないようにする。