12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

車を止めて

2010年03月12日 08時23分34秒 | Weblog

斜視が2年9ヶ月前に始まってから、安全のため車の使用を中止し、ついに1年ほど前に車を廃棄した。一段と不便になったことは明らかで外出の頻度が激減した。徒歩と自転車とバスと重い買い物のときのミニバイクが外出の手段になっている。その結果、靴と靴下の損耗が著しく増大したのが当然と言えば当然のことである。

早くから車を止めた六本木に住む友人から、車などは止めて足と公共交通機関を使用するようにとアドバイスを貰っていたのが、その通りになった。唯一の公共交通機関であるバスは地方のこととて多くても1時間に2・3本くらいしかない。早朝と夜間はタクシー以外に遠距離の外出は不可能になっているのが現状である。

 ところが意外なことにあまり不便を感じないでいるのである。交通手段が無ければ無いような生活が出来るのである。最も頻度が高い食材などの日常的な買い物はリュックサックを背負い片道800m程徒歩で坂を下り最寄のスーパーマーケットで済ますことが出来ている。遠方でないと入手できない物は、休日に子供に車で買い物に付き合ってもらえる環境にあるのでたいていのことは不自由なく済ますことが出来ている。

稽古事の俳句は片道1kmくらいなので十分に徒歩圏内であり、片道7kmくらい離れたところにある水墨画教室へ晴天なら自転車で、雨天ならバスで通っていたが、最近新しく参加された男性が雨の日は車に便乗させてくれるので実に有難く感謝している。不便さを一番感じるのは、撮影の遠出が出来なくなったことで、これは小生にはかなりの痛手と言える。

免許証は次の更新時期には返納するかあるいは片目の免許証にしようかと思っていた。今年12月に予定している斜視の手術で正常な視力が戻れば免許証を残すつもりである。もし、上手く回復できない場合には、重い荷物を持って急な坂道を登るのは今後年を重ねるごとに苦しくなりそうなのでミニバイクの使用を可能にする片目の免許を残したいと思っている。

しかし、再び車を使用するつもりはない、車は非常に便利だが、無ければ無いような生活の仕方が在ることに気がついた。年も年である歳相応な生活に適応することにしようと思っている。


確定申告

2010年03月11日 06時59分20秒 | Weblog

水墨画教室でSさんが父親の確定申告を済ませたと話したことから、今年の自分の確定申告をすっかり失念していることに気がついてあわてた。

 右片眼で見るようになりそのうえ老眼が一段と進んだこともあり、電卓操作やその結果を書き込むことが大変不自由になった。今年はあちこち書き損じ訂正印が賑やかな見苦しい書類となってしまった、初めてのことである。

 確定申告のホームページを見てみると「e-Tax=電子申請」のことが書いてあり、これは便利そうだと調べてみた。 しかし、小生のパソコンに付属しているFeliCaと呼ばれているカードリーダーライターでの適合性を確認できなかった。

専用のICカードリーダーライターが必要なようであるのと、市役所で発行してもらう個人認証用のカード(電子署名および電子証明書用)などが必要で約五千円程度費用を要する勘定になる。

この費用のために税金を五千円控除(h19年からh22年の間一回限り)してくれるとのことだが、準備が面倒で時間がかかりそうで間に合わず、今年は見送ることにした。

 目が不自由なので電卓の操作や書類への記入でミスが多発したことから、同じホームページの確定申告書の計算処理をパソコン上で出来るものに興味をもった。

操作は全てパソコン上でできるので、これならば小さい文字を苦労して読んだり書いたりしなくて済み、これをプリントして提出できるので、これに小生は興味を持った。来年は一度これを試してみようと思っている。

 目が不自由になってくると、紙の上で読み書きすることがこんなに不自由になるのかと改めて感じると共に、紙の場合に比較して、ディスプレイ上での読み書きが非常に楽なのには驚いている。高齢になるに従ってパソコンの必要性が高くなってくるようである。


春の雪

2010年03月10日 06時08分40秒 | Weblog

昨日は、全国的に雪模様で交通機関にはさまざまな影響が出たようであった。例年雪を見ることが珍しいこの地方でも雪景色となった。まさに春の雪であった。

歳時記を紐解いてみると、この季語の例句の多いことに驚いた。気に入った幾つかをご紹介する。

下町は雨になりけり春の雪   子規

美しき夜となしつつ牡丹雪   森 澄雄

はるの雪産着のやうに田の真昼  小宅 容義


自分の遺影

2010年03月09日 08時52分40秒 | Weblog

アラ古希世代となり、何時自分の遺影が必要となるかも判らない年齢となった。紺屋の白袴とはよく言ったもので、他人さまの写真を沢山撮影しているのだが、なんと自分の写真というものが非常に少ないのである。

あいにくと2年半くらい前から小生の左目がずれ始め,最近ではかなりひどい斜視になってしまった。 Adobe Photoshop Elements 7で目の位置のずれを修正し自分の遺影を作ろうと昨年暮れからあれこれ試行錯誤しているのだが一向にうまくできないのである。

御近所のカメラ名人からも教えてもらいながら更に試行錯誤を続けて行きながら、時折その経過を書いてみるつもりである。

とりあえずは小生の目の現状の写真を掲載しておく。12月に予定している斜視の手術がうまくいけば、写真による修正作業は不要なことになるのであるが、Photoshop Elements 7の勉強にもなり、ビデオ作品の味付けにも大きな成果が期待できそうので懸命にトライしているのである。


昭和54年(1979年)のこと

2010年03月08日 07時37分51秒 | Weblog

小生のような要領の悪い人間は、仕事だけの単細胞生活を過ごしてしまい、空白の四十年と言っても過言でない会社員時代を過ごしてしまった。

この空白の時代を補完する意味でも、楽しんで聞いている番組が「特集・わが人生の歌語り、作家…五木 寛之、【きき手】須磨佳津江」である。

日曜の早朝分は「昭和54年頃」の歌であった。自分の年齢が38歳くらいの頃で、今から約30年ほど前のことである。

この当時は、高炉送風機や炉頂圧回収タービンという製鉄所の高炉に関係する機械の設計部署にいた。深残業が当たり前の時代で、当然ながら自分の個人的な時間はほとんどなく、この種の歌をゆっくり聴いた記憶もあまりない頃だった。

「ドラエモン」や「異邦人」などが放送されたが、本稿では松坂慶子の「愛の水中花」を引用してみた。キュートでスレンダーで妖艶な彼女が甦るのである。小生にもやっとゆっくりしみじみと聞けるときが来たのである。

<!-- 愛の水中花 -->

 

 


迷惑電話対策

2010年03月07日 06時57分42秒 | Weblog

電話料金の領収書に同封して小さなパンフレットがNTTから送られてきた。「ナンバーディスプレイ」や「迷惑電話お断りサービス」などの有料サービスも当然掲載されているのだが、なんと言っても迷惑電話対策の筆頭に上げてあるのが「留守番電話設定」であった。

電話機が留守番電話機能を持っていれば利用できる方法である。数年前から、物売り電話のあまりの煩さにひょっと思いついて実行しているのである。ようやくここに至ってNTTに認知された方法となった。

本当に大切な用事のある人は、必ず留守録を始める、そうすれば相手が誰だか判別できるので、その時点で電話にでれば不必要な物売り電話を取ることはなくなるという理屈である。

ただ、よく電話をかけてくる人たちにあらかじめ留守電になっていることと、留守録状態になったら、名前を名乗ることを伝えておく必要がある。多少相手先に面倒をかけるかもしれないが、不愉快な物売り電話対策として採用しているのであるが、効果はてきめんである。ぜひお試し頂きたい。


アングラの女王

2010年03月06日 09時11分39秒 | Weblog

とてもユニークな歌手である浅川マキさんが1月急逝された。
先日、ラジオ深夜便で特集されたので久しぶりに彼女の曲を懐かしく聞いた。
同世代の方が亡くなると一段と寂しく感じるのである。彼女の曲を聴きながらご冥福を祈ろう。

<!-- 夜が明けたら -->

 

 


田村能里子の絵画

2010年03月05日 05時06分28秒 | Weblog

 NHKラジオ深夜便で紹介された画家・壁画作家である。全く知らない方だったので調べてみた。女性好みの優しい絵画が多いようである。

写真は「風河燦燦三三自在」と題する襖絵で京都嵐山天龍寺塔等宝厳院に納められたもの。油絵作家なので麻のキャンバス地に油絵で描かれたものと聞いた。 (展覧会での写真のようである)

全壁画作品の展示されている場所と作品名が判るサイトがあったのでご紹介する。機会のある方は一度鑑賞されてはいかがかと思うのである。地方に住むものにとってはなかなか鑑賞する機会がないのが残念である。

http://tamuranoriko.yukigesho.com/hekigareki.html

壁画のインデックスの一つ(1989から1999まで)をご紹介する。
http://tamuranoriko.yukigesho.com/wallindx.html

 他にもう一つ別(2000以降)のインデックスもある。
http://tamuranoriko.yukigesho.com/wallindx2.html


UPアップ

2010年03月04日 07時49分19秒 | Weblog

1.Updateは、しょっちゅう行われるWindowsのupdate(更新作業)で、たいていの皆さんが日常的に行っていることである。

2.Uploadは、YouTubeなどに自分のビデオ作品を送り込むことである、これも作品が出来ると嬉々として小生が行っている作業である。

3.Upgradeは、最新版のOSであるWindows7に格上げすることである。小生のXPマシンでは、機械的な性能不足からVistaにも Windows7にもUpgradeできない。さらに、新しい方のVistaマシンでは十分に高速なので当分の間Windows7にUpgradeする必要はなさそうである。

さて本論のUp convertに移るとしよう。これは何かといったらば、一例を上げると、ピンボケ写真をくっきりすっきりした仕上がりにするsoftだと思えば判りやすいだろう。

小生が最近特に関心を持っているのはこのsoftのビデオ版である。どんな性能を期待するかといえば、古いTVの映像(SD)をハイビジョン(HD)にしてくれることである。

市販のDVDをこのsoftを通すと少しきれいな映像になるようであるが、現時点では開発途上のようで満足する性能のものが出来ていないようである。

パソコンの性能もさらに向上することだろう、限りない技術の進歩がそのうちにSD画質はHD画質に近づき、HD画質はスーパーHD画質に近づくときが来ることを楽しみにしているのである。

物価がUpするのは願い下げであるが、こんなUPアップなら待ち遠しいのである。


チェアースキー

2010年03月03日 07時57分21秒 | Weblog

スポーツ音痴の小生は、バンクーバーオリンピックですら関心が低く女子フィギュアーを熱心に見た程度でしかない。

しかし、冬季オリンピックに引き続いて開催されるパラリンピックが次のスケジュールで開催される事を知って、より強い関心を持って観戦しようという気になったのである。

 その引き金となったのは、先日のNHKラジオ深夜便でチェアースキーの選手として出場する大日方邦子さんにインタビューがあったからである。(写真をご覧になるとどんな用具を用いて滑る競技かイメージが湧くだろうと思う)

どうしても扱いが健常者のそれと比べて小さくなるのはやむ追えないだろうが、来月にでもこの競技の特集番組が放映されることを期待している。

選手の方々の健闘を祈るものである。

期 間: 2010年3月12日~21日
開会式: バンクーバーのBCプレイス・スタジアム
閉会式: ウィスラーのセレブレーションサイトにて

冬季オリンピックについて詳しくは次のサイトから;http://whatsnew.hellobc.jp/2010olympicwintergames/paralympic_games.html

1.NHKの放送予定時間は次のサイトである。かなり遅い時間なので録画して見ることになさそうである。
http://www.jsad.or.jp/pdf/paralympic/2010vancouver/nhk.pdf

2.出場選手名簿
http://www.jsad.or.jp/pdf/paralympic/2010vancouver/VANC_meibo_athletes0212.pdf

 


ユル友論

2010年03月02日 06時34分51秒 | Weblog

同窓生は典型的なユル友だと思っているので同窓生論とつけるのが適切なようだと思うが、言葉のリズムで「ユル友論」と書いてしまった。上野千鶴子著 『男おひとりさま道』から小生が藪にらみで派生的に思いついたことである。

著者によると、「カネ持ちより人持ち」ということで、老後のおひとりさまを支えてくれるのは、「ユル友(ユルく、淡くつながっている)ネットワーク」だという。「ユル友ネットワーク」を築くように努力することには、小生も大いに賛成である。

同窓生は典型的な「ユル友」ではないかと思ったのである。ユル友を作るために役立ちそうなことが書いてあったので、同窓生関係に「男の七戒」を当てはめてみた。

1)自分と相手の前歴は言わない、聞かない・・・同窓生では聞く必要がない。
2)家族のことは言わない、聞かない・・・これは守ればよい。
3)自分と相手の学歴を言わない、聞かない・・・同窓生では判りきっている。

4)おカネの貸し借りはしない・・・普通はする必要がない。
5)お互いに「センセイ」や「役職名」で呼び合わない・・・同窓生ではおいお前ですむ。
6)上から目線でものを言わない、その場を仕切ろうとしない・・・同窓生では仕切ってもいいが、目線は同じである。
7)特技やノウハウは相手から要求があったときにだけ発揮する・・・同窓生ではこれも十分守られている。

こんな理由から同窓生は、理想的な「ユル友」になる可能性が高い、貴重な友人であるといえそうである。

現在、友人が開いている同窓会ブログなるものを楽しんでいるが、まさにこれこそ「ユル友」交歓の場となっていると思っているが、残念ながらパソコン端境期の世代では参加者が限定されてしまっていることである。もう少し若い世代となると、強力な同窓会ブログが出来るのだろうと思っている。


フォークの神様

2010年03月01日 08時10分54秒 | Weblog

<!-- 山谷ブルース -->

 先日、ラジオでこの懐かしい歌を聞いた。フォークの神様のことを少し知ろうと調べてみた。

岡林 信康(おかばやし のぶやす、1946年7月22日 - )は、滋賀県近江八幡市生まれのフォーク歌手。フォークの神様の愛称で知られる。

次の歌はまた一段と情感のこもったものとなっている。5分強だが聴き応えがある。

<!-- 八代亜紀 山谷ブルース -->

 

補足;Wikiより以下を引用。
1968年京都で行われた第3回フォークキャンプに参加。同年9月、山谷に住む日雇い労働者を題材とした「山谷ブルース」でビクターよりレコードデビュー。翌年までに、「友よ」「手紙」「チューリップのアップリケ」「くそくらえ節」「がいこつの歌」など、名作・問題作を発表。その内容から、多くの曲が放送禁止となる。

一世を風靡し、「フォークの神様」と言われたが、労音との軋轢や周囲が押しつけてくるイメージと本人の志向のギャップ(同時期、岡林はすでに直接的なプロテストソングに行き詰まりを感じており、ロックへの転向を模索していた)などにより、翌年5月に一時蒸発。