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「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

遠かった道のり。

2008-10-21 20:53:33 | ひとりごと
ご近所のAさんとやっとあいさつを交わした

いつの頃からか思い出すこともできないくらい
あいさつを交わしたことがなかった

別にケンカしたわけでもないのに
なぜ出会うとプイと向こうを向かれる

なにか失礼なことでもしたのかなあ・・・
なにもなければそんな態度をとられるはずがない
でも思い当たることがなかった

こちらも自然と無愛想になる

確かに笑顔のないとっつきにくい表情をしている
ので自分だけに対してとは思わないが
ずっと同じような状況が続いた

顔を合わせるのは月に一、二度くらいで
まあ、仕方のないことと思ってきたが

夏場過ぎAさんと顔合わせる機会が増えてきた
仕事をやめたのか家にいるのだろう

ご近所なんだからこんなことではいけないと思い
どういう反応をされようと頭だけは下げようと決心して

会うと頭だけは下げてみたが
相変わらずあっちを向かれた

それが今朝
正面からばったりと会った

なんとAさんが帽子をとって
頭を下げるではないか

びっくりしてこちらも大きな声で
おはようございます!と返した

とても気持ちがよかった

これで今度からお互いに気持ちのいい
あいさつができるだろう

きっとAさんもほっとしたに違いない

ずいぶんと遠まわりしてきたものだ

誰に対してもあいさつはきちんとしていると思うし
こちらからするように心がけているが

それが、なぜ、Aさんとできなかったのか
自分でもそのなぞは解けない

簡単なことだが
意外と難しいのもあいさつ
このことは誰にも話したことがない秘密だった。