
今日も終日雨、明日の午後まで降り続くらしい
ふとHさんのことを思い出した
この雨の中を出勤したのだろうか?
松葉杖では傘もさせないはず
梅雨の真っただ中、困っているだろう
三日前にHさんからこんなメールがきた
”肉離れをして医者から6週間かかるかもしれないと
言われた、しっかり歩けるようになるまでにはかなり
時間がかかるかもしれない”
Hさんは世話をしているウォーキング倶楽部の一員で
10歳下なのだが率直にモノを言ってくれるので自分
にとってはありがたい存在なのだ
60歳までを入会条件にしている倶楽部だがHさんを
例外的に受け入れたのはそういう雰囲気が倶楽部にも
必要だと思った
そのHさんが入会して1年が過ぎたこの春頃から俄然
土日までも歩き出してその報告が倶楽部の掲示板を賑
わすようになった
多分、歩くことが楽しくなったのだろう・・・
それにしても無理をしているな(心配)
いつか本人に言っておかないと・・・
と先日も例会で話しておこうかと思ったが楽しそうに
歩いている姿をみるとついいいそびれてしまった
きっと歩くことが楽しくて仕方がないんだろうと思う
自分にも経験があるからよくわかる
10年前に同じ年齢だった自分も歩くことが楽しくて
時間さえあればウォーキングに出かけたものだ
その結果、膝を痛めて3ケ月、まったく歩けなかった
調子のいい時、面白くなった時が危ない、慎重に!
これがその時に得た教訓だ
Hさんの肉ばなれとウォーキングを無理やりに結びつ
けるつもりはないが足にかなり負担をかけてきたこと
には間違いないと思う

今の自分は距離は歩ける自信はまだあるが健脚の人達
と同じように歩くスピードはない
それに全力で無理までして歩く必要性はないし疲労が
回復するのにも若い時とは時間がかかる
”自分の歳を考えろ!”といつも言い聞かせている
だから女性より遅れても歳が違うからと気にしない
何かにつけて、あれ? こんなはずではなかった?
と感ずることがよくある
それはみんな老化を教えてくれるサインだと思うこと
むしろそれが当たり前のことと思ったほうがいい
どんなに頑張っても72歳は昔なら正おじいさんだ!
大事なことは「自分を知る」ということ
体力なのか、能力なのか、技術なのか、持続力なのか
いろいろあるだろうが、それを知っておれば対応も違う
こんなことを言うと
”ランドセルさんもランニングをしたり筋トレをして無理
してるんじやないでかすか”と言われるかもしれない
ごもっともなことで、それも自分に言い聞かせている
だから決して無理なことはしていない
むしろスポーツジムは心身をほぐしに行っている感覚だ
自分のトレーニングは、すべて几帳面に記録票に記入し
思いつきや調子にのってやったりはしない
もう少ししたいというときにやめることにしている
ジムもナイト・ラン&ウォークも週2回と仕組みにして
できるだけ守るようにしている
その分、休日は長いウォーキングは控えるようにして
休養日に充てるようにしている
朝、起きるのがしんどい
なんとなく身体がだるい
疲れがとれない・・・
こんなはずはない!
そんなとき、これが年齢的に限界なのか?
それとも、単なる疲れからくるものなのか?
それがだんだんとわからなくなってきた
一方で歳なんか関係ないよという自分と
いやいや歳を自覚して慎重に!という自分がけんかする
しかし、どちらも大事なんだ
この頃はそう思えるようになってきた

片足では何も出来ないものですね。
買い物さえ、荷物ももてない。雨だと傘もさせない。
ゴミも捨てにいけない。トイレに行くにも四苦八苦です。
Hさんはメールにそんなことを書いていた
奥さんに負担をかけることをすまなく思っているとも・・
時に憎まれ口をたたくHさんだが自分には彼が元気な顔を
見せてくれないと張り合う相手がいなくてさびしい
しばらくは松葉杖を相棒にしておとなしくしていることだ
まさか、その格好では遊びにはいけないだろう
ブログの肴にしてすまんHさん!