介助のため整形外科に付き合ってくれた相棒が
朝のウォーキング中に転んで右手首を骨折した
もう半月になるが同じ整形でお世話になっている
"よくあるケースですよ"と先生に笑われたが
確かによりそうようにしながら通院してくる
爺婆カップルをよく見かける
歩けるようになると同伴通院はカッコウ悪い
相棒は早朝7時半にリハビリに行き
遅番の自分が9時にでかけている
タッチして行き違いしているようでね
この程度のことだから笑ってすんでいるが
一時のこととはいえまさか相棒の世話に
なろうとは思ってもいなかった
もし一人だったらあの動けなかった10日間は
どうしていたのやらと思うとぞっとする
いまさら好きとか嫌いとかじゃなくて
いてもらわないとお互いに困る歳なんだ
夫婦で病院通いをしている知人が言っていた
まさにその通りで今回しみじみとそう思った
元気な時は空気のような存在かもしれないが
歳とともにお互いが誰よりも必要な存在になる
厚労省13年度の調査で介護する人、される人が
65歳以上の「老老介護」の世帯が
初めて5割を超えて51.2%になったそうだ
今回のわが家はその練習をしたわけだが
いつ本番がくるかわからない
「老老介護」も相棒がいるから可能なこと
初めて自分たちのこととして実感したよ。