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「体技心」

2012-07-05 23:57:52 | 本・読書・音楽
昨年末頃から静かなブームになっている本がある
前の中日ドラゴンズ監督の落合博満さんが書いた
「采配」という本だ



いつか日経新聞でも取り上げられていたがこの本
が企業の管理職やビジネスマン、指導者によく読
まれているそうだ

落合さんといえば、現役監督時代はぶっきらぼう
な受け答えがマスコミ泣かせといわれてもっとも
嫌われている監督といわれ続けてきた

しかし落合さんが監督として残した実績を見れば
文句のつけようがないほど素晴らしいもので引退
したとたんその手腕が注目され本になったのだと
思う

その著書「采配」には、常勝球団にした落合さん
の指導者としてのあり方がわかりやすく書かれて
いて野球ファンならずとも一気に読める本で人を
使う立場の人にはよく紹介している

前置きが長くなったがその采配の中には注目する
内容がたくさんあるが、ひとつだけ紹介したい

日本人が好んで使うことばに「心技体」があるが
落合さんはこれを「体技心」の順だと言っている

スポーツでもビジネスでもまずそれをやるための
「体」をつくることが先決だという

確かにドラゴンズの練習では選手の至近距離から
撃つ落合監督の猛ノックはすさまじかった

技術云々よりシーズンを通して野球ができる体を
つくることが先で体ができれば技術は後からつい
てくるというのだろう

そうして「技」を磨いていけば、困難に直面しても
簡単に負けない「心」が育成されるというのだ

ここに”なるほど”と注目したのは、自分にも思
い当たることがあるからだ

それは20代から30代の前半に散々体を壊して
最後は働くことよりも、もしかして仕事ができる
体ではないのかもしれないと自信を失くした時代
があった

その後も常に健康との戦いで体には自信が持てず
それが仕事にもマイナスに働くことが多々あった

還暦からウォーキングを始めたのも老後の健康上
のことを意識したからこそ

そして今、スポーツジムに通って筋トレをしたり
ランニングをして体を鍛えているのも人生終盤を
明るく過ごしていくためには健康な体がすべてだ
という強い気持ちがある

健康な体さえあれば、生きていく技術はあるだろ
うし、人生に迷うこともないだろうと思う

おかげで還暦を過ぎてから嘘のように元気になり
自分でも驚いている

落合さんには、現役選手をやめ中日の監督になる
前に書いた著書「コーチング」がある
この本は仕事でよく活用させてもらった
自宅改装で多くの本を処分したがこの本は残して
ある



この本も最近、復活して書店で見受けられる

次のWBCの監督に落合さんの名前があがってる
そうだ
このまま巨人が優勝すれば前回監督に引き続いて
原さんが当然だと思うが1憶円問題がここにきて
大きな障害になるのだろう

しっかり母ちゃんのいる落合さんなら安心かな。


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