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「人生の灯りとなる本」

2014-01-30 23:33:54 | 本・読書・音楽

昨日、寄った書店で松浦弥太郎さんの本が目に

ついたので中身も見ないまま買ってきて読んだ

「暮しの手帖」編集長の松浦さんのエッセイ集は

かなり買って読んでいるが飽きないんだ

 

”さよならは小さい声で”

・・・なになに?

小学校時代の初恋の先生との秘密のやりとりが

書かれていたがそれを大事にしてきたんだ!

 

”年齢を重ねるとは、美しくなるということ”

・・・うんうん、そうありたいけど・・・

 

そして「人生の灯りとなる本」には興味を惹かれた

10歳の時に百貨店の高村光太郎展で目にした

光太郎の「最低にして最高の道」という書に心を

動かされ買ったのが「高村光太郎詩集」

それをいまなお折に触れ読んでいるんだそうだ

これも秘密の宝だとか

「最低にして最高の道」とは・・・

人は誰も、最高と最低という、

その両方があってこそ愛すべき存在であり、

人生とはそのふたつが灯りとなって

道を照らしてくれると教えられたという

 

松浦さんの本は、心に染み透るやさしさと美しさが

平易なことばで語られていて好きなんだ

 

一昨年に自宅を改装した時に処分した本の中に

古い「高村光太郎詩集」があったが「最低と・・・」

という詩は記憶にないから若い頃に読んだままで

忘れてしまったのだろう

 

カラオケで「智恵子抄」はよく歌ったんだけどなあ

あんまり関係ないな

 

自分にとって松浦さんの本も「人生の灯り」となって

いるのかもしれない。 



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