遅い紅葉を求めて京都の洛北を訪ねてきた
10時半、淀屋橋から京阪特急で京都出町柳へ
鉄道ファンにはどの電車を利用するかも楽しみ
特急の先頭車両、先頭座席に座って運転手気分

おっ特急がきた!

淀川を渡って京都へ、この堤防歩いたなあ・・

出町柳で叡電に乗り換え岩倉に着いたら12時が過ぎて
いた・・・もっと早く出たらよかったな

今日は全国的には知られていないかもしれないが関西で
は紅葉の名所として知られている洛北の実相院、蓮花寺、
赤山禅院を歩いて訪ねることにした
まず岩倉にある実相院から・・・
鞍馬や貴船に行く時には素通りばかりしてきた岩倉駅に
降りたのは何十年ぶりだろうか?
そして毎年秋になると紅葉を訪ねたいと思いながらは
後回しにしてきた実相院も何十年ぶりか?

駅から昔の面影はどこにもない道を歩いて20分
さすがの紅葉もかなり散っていたがそれはそれで美しく
て紅葉探訪客も大勢が訪ねていた
長くて緩やかな坂道を上りつめて石段を上がると古い
四脚門の向こうに鮮やかな紅葉が飛び込んできた、
あっ、まだ、紅葉が残っている!

白壁に残り紅葉が映える

実相院は「岩倉門跡」とも言われ天皇家とゆかりの深い
宮門跡寺院としてしられている天台宗寺院

拝観者の足が止まる、しーんとした静寂の中で何をみてる?

実相院は枯山水庭園と池泉回遊式庭園の二つがあり紅葉
の時期には特にその美しさを発揮する
こちら池泉回遊式庭園は散り紅葉になっていた

あざやかな紅葉と白砂の枯山水庭園

残念ながら時間帯のせいだったのか「床紅葉」はみられ
なかったのが残念だった

堂内にはふんだんに狩野派の襖絵があってそれも十分に
楽しむことができる
本尊の不動明王像もまじかで見ることができた

赤と黄色・・・紅葉も順番なのか

実相院を出てすぐ近くにある岩倉具視の幽棲宅跡に回り
道して表を通るだけだが場所は確認した
岩倉具視については学校の歴史でも学んでおり説明する
までもないが、幕末に公武合体をすすめ皇女和宮の徳川
家降嫁に尽力したが倒幕派に攻められこの地に蟄居した
しかし、この地でも維新の影となって活躍し後に明治新
政府の右大臣にまでなった
大河ドラマの篤姫では片岡鶴太郎さんが具視役を演じて
いたし、昨年の龍馬伝でも岩倉具視は何度か登場した

幽棲宅跡は大きな塀にかこまれて外から背伸びして写し
たら・・・ここに5年いたそうだ

いったん岩倉駅前通りにもどり遅い昼食はパン屋のオー
プンカフェ?ですませた
このBremenというパン屋さん、買ったパンを外のベンチ
で食べられるしポットに入ったコーヒーは無料、どうや
ら人気店らしい、奥さんが気配り満点の素敵な人だった!

ここから次の三宅八幡宮へ向けてウォーキング
左手に初冬の比叡山がくっきり、飛行機雲かな?

三宅八幡宮は子供の守り神、「虫八幡」とよばれ子供の
疳の虫よけで知られている

面白いのは狛犬に変わってここではハトが一対で狛犬の
代りをしている、ここの名物は「鳩餅」


三宅八幡宮から歩いて10分ほど、比叡山のふもとに
ある紅葉の名刹の蓮華寺へ向かった
ここも何十年振りか・・・

蓮華寺は天台宗のお寺、道路から奥まった住宅地の奥に
ひっそりとたたずんでいてひとり静かに過ごしたい人に
は最適な雰囲気をもっている
中学生の修学旅行生はお断りと書かれていたが納得!
池泉回遊式の庭園には鶴島と亀島が配置されている

門から一歩中へ入るとそこは散り紅葉の絨毯、人の顔まで
赤く染まってみえた!

縁に座りしばらく遅い紅葉に見とれた

じっと散りゆく紅葉を惜しむように庭を眺めている人の
姿が印象的だった


あー比叡山が燃えている!

次は紅葉の目的地の赤山禅院へ向かった
峠越えをして行くのに地図も持たず行けるだろうと思った
のが間違って開発された住宅地に迷い込み時間を無駄にした

道に迷いながらそれでも紅葉はしっかりと見届けて歩いた

途中で宝撞寺の前を通ったので休憩がてら寄ってみた

かわいいね、なでなで地蔵

峠越えの紅葉

予定時間より遅くなって丁度16時に赤山禅院へ着いた
すでに陽は西にに没し薄暗くなっていた

坂道をのぼり左の階段を上がると正面に拝殿があるが屋根
をよくみるとてっぺんに猿がかこいの中に入れられている
右手に御幣、左手に鈴をもっている、猿は鬼門を守る動物で
御所の鬼門が東北に当たるためにここで鬼門封じをしている
ということらしい・・・京都検定でした勉強から
屋根に猿がいる拝殿は「皇城表鬼門」と表示がしてある

屋根の上で鬼門封じの猿


修学院バス停まで戻りバスで市内へ出て、三条で空いたお腹に
補給をして夕闇の京の街をぶらぶら・・・
そこで楽しい?面白い?いや、とてもいい光景にあった!
ここは京都一の繁華街、河原町通り
去年は龍馬伝で人だかりが堪えなかった
「坂本龍馬 中岡慎太郎遭難の地」の前を通りかかったので
ついついクセで写真を撮っていたところ若い二人ずれのうち
女の子のほうが寄ってきて説明板を覗き込んだ

男性は少し行ったところで立ち止まって女の子を待っている
どうするやろうなあ・・・
興味津々とみていると女の子、いや、女性が小走りで男性の
ところへ行き、なんと碑の前に連れてきた!
おっ、すごい、そして説明を始めた
男性も熱心に説明板を見ている
たった、それだけ
でも、なんとも、ほのぼのとしたいいシーンだった!
阪急河原町から急行で戻ってきた
目的にした三つのお寺とも、すでに遅い紅葉だったが、その分
ゆっくりと心行くまでくつろげて2011年の紅葉の見納めに
はいい一日になった。
10時半、淀屋橋から京阪特急で京都出町柳へ
鉄道ファンにはどの電車を利用するかも楽しみ
特急の先頭車両、先頭座席に座って運転手気分

おっ特急がきた!

淀川を渡って京都へ、この堤防歩いたなあ・・

出町柳で叡電に乗り換え岩倉に着いたら12時が過ぎて
いた・・・もっと早く出たらよかったな

今日は全国的には知られていないかもしれないが関西で
は紅葉の名所として知られている洛北の実相院、蓮花寺、
赤山禅院を歩いて訪ねることにした
まず岩倉にある実相院から・・・
鞍馬や貴船に行く時には素通りばかりしてきた岩倉駅に
降りたのは何十年ぶりだろうか?
そして毎年秋になると紅葉を訪ねたいと思いながらは
後回しにしてきた実相院も何十年ぶりか?

駅から昔の面影はどこにもない道を歩いて20分
さすがの紅葉もかなり散っていたがそれはそれで美しく
て紅葉探訪客も大勢が訪ねていた
長くて緩やかな坂道を上りつめて石段を上がると古い
四脚門の向こうに鮮やかな紅葉が飛び込んできた、
あっ、まだ、紅葉が残っている!

白壁に残り紅葉が映える

実相院は「岩倉門跡」とも言われ天皇家とゆかりの深い
宮門跡寺院としてしられている天台宗寺院

拝観者の足が止まる、しーんとした静寂の中で何をみてる?

実相院は枯山水庭園と池泉回遊式庭園の二つがあり紅葉
の時期には特にその美しさを発揮する
こちら池泉回遊式庭園は散り紅葉になっていた

あざやかな紅葉と白砂の枯山水庭園

残念ながら時間帯のせいだったのか「床紅葉」はみられ
なかったのが残念だった

堂内にはふんだんに狩野派の襖絵があってそれも十分に
楽しむことができる
本尊の不動明王像もまじかで見ることができた

赤と黄色・・・紅葉も順番なのか

実相院を出てすぐ近くにある岩倉具視の幽棲宅跡に回り
道して表を通るだけだが場所は確認した
岩倉具視については学校の歴史でも学んでおり説明する
までもないが、幕末に公武合体をすすめ皇女和宮の徳川
家降嫁に尽力したが倒幕派に攻められこの地に蟄居した
しかし、この地でも維新の影となって活躍し後に明治新
政府の右大臣にまでなった
大河ドラマの篤姫では片岡鶴太郎さんが具視役を演じて
いたし、昨年の龍馬伝でも岩倉具視は何度か登場した

幽棲宅跡は大きな塀にかこまれて外から背伸びして写し
たら・・・ここに5年いたそうだ

いったん岩倉駅前通りにもどり遅い昼食はパン屋のオー
プンカフェ?ですませた
このBremenというパン屋さん、買ったパンを外のベンチ
で食べられるしポットに入ったコーヒーは無料、どうや
ら人気店らしい、奥さんが気配り満点の素敵な人だった!

ここから次の三宅八幡宮へ向けてウォーキング
左手に初冬の比叡山がくっきり、飛行機雲かな?

三宅八幡宮は子供の守り神、「虫八幡」とよばれ子供の
疳の虫よけで知られている

面白いのは狛犬に変わってここではハトが一対で狛犬の
代りをしている、ここの名物は「鳩餅」


三宅八幡宮から歩いて10分ほど、比叡山のふもとに
ある紅葉の名刹の蓮華寺へ向かった
ここも何十年振りか・・・

蓮華寺は天台宗のお寺、道路から奥まった住宅地の奥に
ひっそりとたたずんでいてひとり静かに過ごしたい人に
は最適な雰囲気をもっている
中学生の修学旅行生はお断りと書かれていたが納得!
池泉回遊式の庭園には鶴島と亀島が配置されている

門から一歩中へ入るとそこは散り紅葉の絨毯、人の顔まで
赤く染まってみえた!

縁に座りしばらく遅い紅葉に見とれた

じっと散りゆく紅葉を惜しむように庭を眺めている人の
姿が印象的だった


あー比叡山が燃えている!

次は紅葉の目的地の赤山禅院へ向かった
峠越えをして行くのに地図も持たず行けるだろうと思った
のが間違って開発された住宅地に迷い込み時間を無駄にした

道に迷いながらそれでも紅葉はしっかりと見届けて歩いた

途中で宝撞寺の前を通ったので休憩がてら寄ってみた

かわいいね、なでなで地蔵

峠越えの紅葉

予定時間より遅くなって丁度16時に赤山禅院へ着いた
すでに陽は西にに没し薄暗くなっていた

坂道をのぼり左の階段を上がると正面に拝殿があるが屋根
をよくみるとてっぺんに猿がかこいの中に入れられている
右手に御幣、左手に鈴をもっている、猿は鬼門を守る動物で
御所の鬼門が東北に当たるためにここで鬼門封じをしている
ということらしい・・・京都検定でした勉強から
屋根に猿がいる拝殿は「皇城表鬼門」と表示がしてある

屋根の上で鬼門封じの猿


修学院バス停まで戻りバスで市内へ出て、三条で空いたお腹に
補給をして夕闇の京の街をぶらぶら・・・
そこで楽しい?面白い?いや、とてもいい光景にあった!
ここは京都一の繁華街、河原町通り
去年は龍馬伝で人だかりが堪えなかった
「坂本龍馬 中岡慎太郎遭難の地」の前を通りかかったので
ついついクセで写真を撮っていたところ若い二人ずれのうち
女の子のほうが寄ってきて説明板を覗き込んだ

男性は少し行ったところで立ち止まって女の子を待っている
どうするやろうなあ・・・
興味津々とみていると女の子、いや、女性が小走りで男性の
ところへ行き、なんと碑の前に連れてきた!
おっ、すごい、そして説明を始めた
男性も熱心に説明板を見ている
たった、それだけ
でも、なんとも、ほのぼのとしたいいシーンだった!
阪急河原町から急行で戻ってきた
目的にした三つのお寺とも、すでに遅い紅葉だったが、その分
ゆっくりと心行くまでくつろげて2011年の紅葉の見納めに
はいい一日になった。
まったくもってうらやましい~~♪
京都旅行の思い出にしたりながら
ランさんのブログで京都の紅葉を楽しみます。
今日のブログ更新を楽しみにしています。
岩倉具視の幽棲宅跡は入れないんですか?
しかし色々ご存知なんですね。ブログを見るたびに
同じところに行きたくなります。
まねしせんといて、って言われそうやから
行っていませんが。(ウソです)
きれいやね、こんないいとこ
ちょっと一人で行くの淋しいな。
京都は何時以来だろう、大分前に大文字焼を立命館の屋上で見て、
その後も行ったのは夏でしたので、京都の紅葉は長い事見ていません、やはり良いですね。
でも、待ってくれていた紅葉もありましたからよかったです。なによりも人出もすくなくて静かにゆっくりと楽しめました。
赤山禅院は曼殊院から近いところにあるんですよ。ブログの更新は昨日のこのブログでしました、あしからず!
真似していいですよ。私の本意をご理解いただいていないのが残念ですが、もう、解説はうんざり、やめますわ。ここは、いろんな人に見てもらっていますのでね。
どこにでも紅葉の美しいところは京都に限らがいたるところにあると思います。
でも、そう言いながら京都へ出かけます。
どこかにブログで皆さんに紹介してあげたいという気持ちがあるんでしょうね。
興味をそそられるものばかり。
鳩餅は詩仙堂の入口で売っていました。
同じものかしら?
曼殊院や詩仙堂があったところをもっとゆっくり散策したかったです。
さすが検定試験合格者は目のつけどころが違いますね。
紅葉の洛北、十分に堪能させていただきました。
でも、自分の目で見てみたい・・・
散り紅葉の中で、まだ、見ごろの紅葉もあってよかったです。見ごろには大変な人で、今日のほうがゆっくり見られてよかったですよ!とあるお寺の人が話していました。