龍体力学覚え書き

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「精神性馬券術・馬読み」再読

2020-10-08 12:48:16 | horse racing
1997年が初版の「精神性馬券術・田中健二郎の馬読み」(中村裕文著)を再読。

麻雀のプロ・名人で、競馬はパドック派であった人物に関しての「馬券本」であり、麻雀雑誌の編集長だった人物とともに行った「馬券勝負日記」がスリリングで実に面白い。

今読み返してみて、何か新たな着眼点を得られるか?と思いながら通読したが、「馬券勝負」が絶好調だった時に毒婦のようなゲストが現れた日と翌日に大負けしたエピソードは、悪運を撒き散らす人物の怖さをまざまざと見せつけられた感じ。

異様に博才(バクサイ)のある人物でさえ、そういうサゲマンの影響からは逃れられないという恐ろしい事実に、やはりツキってあるのね・・・と再認識させられた。

その毒婦さん(有名人)は、のちのちこれまた有名人の嫁の座に収まり、いまその旦那は病魔に冒され中らしい。旦那は旦那で金持ちの有名人。それほどパワフルな人物であっても、毒婦のパワーには負けるのか・・・と重ねて恐ろしい現実を突きつけられたりなんかして。

それはそうと、無観客競馬でグリーンチャンネルが観られるようになり、パドック映像をじっくり眺められる折角のチャンスのいま(いつまで継続されるかわからぬが)。

この機会に少しはパドックチェックの術を会得したいと思っているものの、惚れ惚れするように見える馬が平然と着外へと消えるし、これまでの競馬歴(かつては中央競馬と地方競馬、それぞれの競馬場を擁する自治体に住んでいたから)で何度かは腰を据えてパドックでの馬チェックをしようとしたことはあっても、結局うまくはいかなかったのを今更・・・なのだろうな・・・。

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