龍体力学覚え書き

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ランスマと青学体幹トレとT字バランス

2020-05-22 23:35:08 | tv
NHKのBSで「ランスマ」の再放送をやっていたのでチラ見。

本放送のときに録画していて、サーッと眺めて消去しちゃっており、また手を止めて観るほどでもないか・・・と思っていたのだが、青学がやっているという体幹トレーニングのいくつかを、今年の正月に箱根駅伝を走ったメンバーと、ランスマでお馴染みのリサっちともうひとりの速いハーフタレントさんとの「対決形式」で番組が進んでいく中、走力は一番下のリサっちが完勝したT字バランスに考えさせられた(録画チェックしたときは、そこまで観ずに消しちゃっていたっぽい)。

体幹トレーニングがすべからく万能ならば、当然鍛え方の違う青学の現役駅伝ランナーが次元の違う耐久力を示せたはずだし、タレント同士に限ってみても平坦高速のつくばのコースで4時間5分前後のリサっちよりも、サブ3を狙っているレベルのもうひとりのハーフタレントさんの方に軍配が上がるはず。

だが結果は違った。

体型的にみて、下半身安定型のリサっちがスラリとしたランナー体型で走力も練習量もおそらくかなり上の二人に余裕で勝てたという意味で、こういうもっともらしい「体幹トレーニング」も、所詮は個人差個体差、向き不向きがあってしかるべきなのだな・・・と思い知らされて有益だった。

何やら専門家がリサっち勝利の原因を、クラシックバレー経験による安定性云々だとコメントしていたけれど、あれは彼女の超安産型の体型と適度なマラソントレーニングによる相乗効果でしょうに。

要は、小学生の頃から走りまくって速くて体型もスラリとした連中ばかりだと、こういう体幹トレーニングでの強化でちょっとした差がつけられるのかも知れないが、体型も千差万別、能力も特性も好みもみんな異なる中にあっては、もって生まれた体型を活かした対策が大事になってくるのだろうな。

自分も一緒にやってみて、T字バランスは片足だけ余裕でこなせた。利き足?なのか、単にバランスを取りやすい足だったのかわからんけれど、体型的にもむかしの価値観の「野球のピッチャー向き」のケツをしているので(最近増えている足腰ほっそりスリムなピッチャーのそれではなく)、足腰で踏ん張る感じのT字バランスは、たまたまツボに来た可能性はある。

まあジョギングを始めて、ある程度練習をしてマラソンの完走が出来るようになった今では、一日中立って歩いていても夕方に腰に疲労がたまって疲れることはなくなった(つい5年ほど前までは、10代の頃からずっと夕方以降の疲労性の腰痛があった)。

ジョギングにより、足腰+さりげなく腹筋背筋も多少なりとも強化しているものと推察。

そういう感じで、自分は上下を比べた場合に下がどっしり気味のバネや瞬発力には乏しいタイプ(たぶん)。こういうタイプには、もしかするとほっそり脚のアフリカランナーをイメージするフォアフットにこだわるよりも、地道にせいぜいミッドフットを意識して、スタミナ養成系のトレーニングで「フルマラソンあと5分短縮」を狙うべきなのかも。

速い人の視点で書かれた数多(あまた)のマラソン本は適度に参考にはしても・・・。

あとは決定的に、3万なんぼのアルファフライですな。あのシューズの前目のクッション超厚構造の履き心地が、ズームフラフライニットからの約5分短縮に繋がってくれるのではないか?と思えてしょうがないもんで。

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