月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

2/17 文化芸術推進サポーター 養成WS VOL. 14 活動をデザインしよう ~一人ひとりの思いを形にするための戦略とは?~

2020-02-20 15:52:07 | 参加★舞台 映画 WS等




丸亀市文化振興講演会
文化芸術推進サポーター
養成ワークショップ VOL. 14

2/17
活動をデザインしよう
~一人ひとりの思いを
形にするための戦略とは?~

コーディネーター:井上優さん
(NPO法人 i さいと代表理事)

私たちの思いやアイデアを形にし、
活動するためのデザインとして
具体的に何ができるか考える
ワークショップでした。
………………………

デザインするとは?

例えば何かを話し合う時、
どんな人が集まる?
どんなことを話し合う?
どんなことを達成する?
それによって、場の選び方も変わる。
それができやすいような
場づくりが必要。

机の置き方だったり
気持ちが和むような
(飲食含む)ものを置く 等々

なるほど。そこから始まっているのか。

……ということで
井上さんの活動の中で
作ったものを見せてくれた。

かがみ?銅鏡!チョコでできてる!
意外と細かいつくりになってる(笑)。
銅の緑っぽいところは、
お茶のパウダーがかけられていて
それっぽい感じになっている。
割って、皆で分けて食べた!
盛り上がった(笑)。いい雰囲気。

銅鏡についても興味が沸いてくる。
バレンタイン時期でもあったし、
身近なものを介して伝えたり
注目してもらうことも
効果的だなと思った。

そして本題に……

ワークショップのねらいとして

自分のやりたいことを成功させるため
誰かと協力していく。
でも、課題がある。
その課題解決が社会活動になる。

市民参加について、
すべてを市民がすることではない。
何かの決定に際して
分担・加担すること。

…………………

▼ワークシート

・自分がやりたいと思っていること
・実現させるために障壁になるものは?
・障壁を取り除くには?

個人で各項目を書く。
グループ内で見せ合い、1つ選ぶ。
それについて皆でブラッシュアップ
意見を出し合う。

*課題が何か明確にする
*核になるものは何か?
*書くことで整理できる→可視化
*うまくまとめなくていい
的外れでもいい。外の意見も聞こう。

解決策を考えていたら新たな課題も。
それは違う視点で見たから。
視点を変えることも必要。

自分の考えたことを他人の目で検証。
違う人の意見を聞くと
見えてくるものもある。

私たちのグループでは
ひきこもり支援ということで
フリースペースのような場所の
数を増やしたいという内容だった。
(東に比べて少ないので)

障壁として…
必要だという意識を持つ人が少ない?
話せる場が少ない?

障壁を取り除くには…
まず同じような悩みを持つ人同士
話せる場を。
そのコミュニティー作り、
そこから周囲へ…という意見が。
それも必要だけど
当事者じゃない人にも伝える場は必要
という意見も。

時間切れではあったが、
個人的にはどちらも必要かなと思った。

話しやすい場も大切。
まず吐き出せる場がないと。
でも一部の人の問題として
周囲の目に触れないままだと
理解や共感が得られにくいとも思う。

実は、娘と同じクラスに
発達障害の友だちがいて、
幼稚園から小学校もずっと
同じクラスだった。
その子には、びっくりするような
得意なことがあると、
娘はよく話していた。
苦手なこともあるけれど、
スムーズにやり取りできる
コツがあり、それも教えてくれた。
先生の工夫ややり方を見て
学ぶこともあったようだ。
そんな幼稚園の頃。

しかし学年が上がるにつれ
周囲の理解が進まない場もあり、
そのために起こるいざこざが
辛いと言っていた。
残念ながらその子は小学校途中で
引っ越しで転校したのだけど。

娘にとってその子は
ある種の身内的感覚もあったと思う。
そういう感覚は、小さい頃から
幼稚園や学校生活を共にして
きたからこそ、かもしれない。
頭で理解するだけでなく、
一緒に活動したり
楽しく接する経験は
やはり大切なのかもしれない。

…………………………

▼すずめの学校 VS めだかの学校

童謡の歌詞、
改めて見るとその違いに驚く。

すずめ:ムチをふりふりチイパッパ~

めだか:だれが生徒か先生か~

リーダーとして考えてみると……

独裁型
融和・協調型

参加型の場での
リーダーに必要なのは…?

参加者の声を聴き、吸い上げ
参加者の思いを形にするデザインができ
社会の仕組みをネットワークで構築する

…ことではないか。

…………………………

▼市民活動団体の活動

組織の中には……
リーダー、会計、広報、渉外、
あるが
リーダーが立場的に上ではない。
あくまでもリーダーという
まとめる役割のひとつ。

継続していくには…
振り返りが大切。
ベクトルを揃えるために。

▼コミュニケーション能力を高める

これからの活動の中で
市民一人でできること
グループでできること
よりよい「対話」を重ねていく。
その手法のひとつとして可視化がある。

…………………………

▼ワークショップ
伝える・伝わる・何が・何を?

① シンキングタイム(5分)
② 自己アピール(2分)
③ 話し手:何を伝えたかったか箇条書き (1分)
聞き手:話し手の印象、感じたこと、
心に残ったことを箇条書き
(1~2分)
④ ②と③を繰り返し、終了後、
書いたメモを話し手に渡す
⑤ 各自メモを見てシンキングタイム
(3分)
⑥ ワークの振り返り(10分)

5人のグループ内で順に行った。

時間内にうまく要点を伝えるのは
難しいかったが
少しは伝わったかなと思う。
(何よりコメントに励まされました)
聞く方としては
内容以外にも伝わるものあった。
お互い違う分野の話もあったが
繋がる部分も感じられた。

何より皆さんが
温かい視線を向け
頷いてくれる場だったので
話しやすく、聞くのも楽しかった。

そういう場をつくる、
そういう状況をつくるのも
大事なことだなと思った。
(現実の中で難しい点・笑)

…………………

▼参加のデザイン
人々の参加と そのつぶやきを
形にするためのデザイン

① 参加構成のデザイン
② 参加プロセスのデザイン
③ 参加プログラムのデザイン

*市民参加は目的ではなく手段

▼参加構成のデザイン

以下…
(全部書き取れなかったが💦)

① 参加者の選択 選定
(目的を明確に→参加者は誰がよいか?)

② スタッフの構成と選定

③ 適切な専門家(ジャンル含む)の選定
(どの時期に入ってもらうか?
早すぎると専門家目線に引っ張られる)

などなど、
あと2つほどあった。

……………………

最後に、
自己アピールについて

自分の話(ストーリー)をすることで
他の人が
自分もそうだな…と共感する、
そういうのが大事だと。

このワークショップに
井上さんと共に
よく来られている古賀さんが、
ご自分の話をしてくれた!

短い時間で引き込まれる…
やっぱり、一般論ではなく
その人の目を通して見たこと
体験したことを
その人の言葉できくと
心が動くものだな、と。

伝えたいこと、
なかなか伝わらない現実。
それが日常であればあるほど
難しいこともある。
けれど、
妙な精神論ではなく(笑)
やり方をデザイン…
設計として見直すことで
できる可能性はありそうだ。

そんなことを思った
ワークショップだった!

…………………

今年度、
講演会やワークショップを通して
色々なことを学ぶ機会がありました。

来年度も何か考えられてるとのこと。
楽しみです!

まだまだな自分だけど
やみくもじゃない、
少し何か見えてきそうです。
一歩一歩を大事にしていきたいです。

皆さま、また
よろしくお願い致します!


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