今年の2月に芝を張り替えたとき、芝の下を10㎝ほど掘って土を入れ替えたので、去年まで芝の中で咲いたチリアヤメはもう見られないと思って
いました。ところがこの22日の朝、芝の中にチリアヤメが1輪咲いているのに気付きました。わー、咲いてる!と思い見に行くと、家の横の砂利
の中にも1輪咲いていました。あんなに深く掘ったのに、球根が残っていたのでしょうか。その上砂利の方にまで増えているなんて驚きました。
チリアヤメ(ハーベルティア)(アヤメ科 ハーベルティア属) チリ、アルゼンチン原産の球根植物
「チリアヤメは、芝生の中などに点々と可憐な花を咲かせ、小さいながらも鮮やかな濃いブルーの色がよく目立ちます。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花です。草姿が小さいわりに花は大きく、花径は3cmくらい、3枚の丸みのある花弁(外花被)が広がり、プロペラのように見えます。中心部には濃淡の模様が入り、3枚の小さな花弁(内花被)があります。夏の間は休眠していて、秋にひだのある針状の葉が四方に数枚出ます。球根は小さな紡錐形で下方に伸長肥大し、さらにけん引根で引っ張られて地中深くにもぐっていきます。
日本へは大正4~5年に入ったといわれ、関東地方以西の平野部では野生化している場所もあり、条件がよいとこぼれダネで自然にふえます。」
夕方には萎むと書いてありますが、昼過ぎにはもう萎んで来ます。
これは砂利の方に生えて来て咲いたものです。
数株生えていて、萎んだ花とその左下に蕾が見えます。これで来年も又見られるのが嬉しいです。
クジャクサボテン (サボテン科 エピフィルム属) 中南米原産の多肉植物 樹上に着生して育つ。
「植物体は平たい板のようになっていますが、これは茎が変形したもので茎節、葉状茎と呼ばれます。交配によって誕生したクジャクサボテンの殆どは、昼に咲きますが、原種には夜に咲くものが多くあります。夜に咲く妖艶な姿と強い香りが人気の月下美人も、クジャクサボテンの仲間です。」
丈夫で葉挿しで容易につきます。耐寒温度は5℃と書いてありますが、うちでは外に出しっぱなしで大丈夫です。
蕾が沢山あるので、暫くの間楽しめます。
ハナキリン (トウダイグサ科 トウダイグサ属) マダガスカル原産の低木
「茎が多肉で棘が密生しサボテンに似ており、花(花序を包む苞)が美しいので観賞用に栽培される。」
下枝の花です。葉が落ちた後はトゲになります。鉢が小さいので植え替えないといけないのですが、トゲが怖くて…。
ビヨウヤナギ(オトギリソウ科 オトギリソウ属)中国原産の半落葉低木
「花期は5-7月頃で、直径5センチ程度の黄色の5枚の花弁のある花を咲かせる。キンシバイにも似るが、特に雄蕊が長く多数あり、よく目立つ。雄蕊の基部は5つの束になっている。葉は十字対生する。
雄蕊ばかり目立ちますが、雌蕊の柱頭が5裂しているのが見えます。黄色の花は明るくていいですね。
ご覧下さって有難うございました。