日々の想い・・・

ちょっと楽しいこと、ちょっと話したいこと。

「嘘をもうひとつだけ」

2006年04月22日 | Weblog
読破、え!短編集かと思ったら、一人の刑事の事件簿。
5編あり。練馬警察署の刑事、加賀恭一郎・・どんな事件も彼にかかると、解決。
もう、彼が解決できるように、すべて結末から書いているような、そんな気にさせる。最初の、真犯人との会話、そこで犯人である、彼、彼女の、言葉なり、気持ちで、読者に真犯人ということを暗に、教えている、、そこから、いかに、会話の中で、その証明をしていくのがほとんどのパターンだ。彼が、解決する事件簿だ。
でも面白い。最後の殺されそうになった友人の謎を解く話も、いい終わりか方だと思った。