本日のスポーツニッポンにセレッソU23について記事が掲載されています。
セレッソの場合は育成を目的としたU23なので、今シーズンのJ3はオーバーエイジはできるだけ使わずにU23と下のカテゴリーの選手で戦うようです。
参考までに記事を転載します。
〈J2C大阪の新たな挑戦は成功するのか。今季から「SAKURA NEXT」という愛称のU―23チームを創設し、J3に参入することになった。2つのリーグで戦うため、選手は総勢39人の大所帯。すでにチームは始動しており、トップチームはタイで1次キャンプを張り、若手がそろうU―23は高知で合宿を行った。
これまで柿谷曜一朗や山口蛍、扇原貴宏、南野拓ら日本代表に名を連ねる選手を育成組織から輩出してきたC大阪。「育成型クラブ」という理念を掲げ、選手の海外移籍にも寛容な姿勢を示してきた。ただ、個人的な見解を言えば、育成を重要視しすぎるあまりに「トップチームのJ1優勝」という本来あるべき最大目標が見えにくくなっているように感じていた。U―15やU―18が世代の頂点に立つなどアカデミーが充実する一方で、トップは14年にJ2降格の憂き目に遭い、昨季は1年でのJ1復帰に失敗した。
今回、U―23を立ち上げた理由が「若手の育成」であり、さらに「トップとアカデミーの接続」にある。近年では、C大阪U―15から育ってきた南野拓実が19歳でザルツブルク移籍を決断。大熊清監督が「セレッソのサイクルが早すぎる感がある」と話していたように、人材の流出が早まる中、それを補う選手の台頭が追いつかなくなっていた。U―23でJ3を戦うことで、次世代を担う選手を真剣勝負の場で成長させ、トップの強化へと速やかにつなげていく狙いがある。
1月17日に開かれた新体制発表会見。C大阪スポーツクラブ代表理事をつとめ、チーム統括部部長を兼務する宮本功氏は、トップチームでのJ1優勝を目指す方針をあらためて明確にした。「我々が育成型として成功し続けるためには、世界基準のプロサッカー選手を輩出し続けることが必要。NEXTという組織はすべて、トップチームが優勝するためにある。最終的には、J1で優勝争いをし続ける。ACLに絶えず出続ける。そのための体制」。基本的にU―23はオーバーエージ枠を使わず、23歳以下と2種登録するU―18の選手で戦っていく予定。C大阪の新たな試みの行く末を見守っていきたい。(西海 康平)〉
セレッソの場合は育成を目的としたU23なので、今シーズンのJ3はオーバーエイジはできるだけ使わずにU23と下のカテゴリーの選手で戦うようです。
参考までに記事を転載します。
〈J2C大阪の新たな挑戦は成功するのか。今季から「SAKURA NEXT」という愛称のU―23チームを創設し、J3に参入することになった。2つのリーグで戦うため、選手は総勢39人の大所帯。すでにチームは始動しており、トップチームはタイで1次キャンプを張り、若手がそろうU―23は高知で合宿を行った。
これまで柿谷曜一朗や山口蛍、扇原貴宏、南野拓ら日本代表に名を連ねる選手を育成組織から輩出してきたC大阪。「育成型クラブ」という理念を掲げ、選手の海外移籍にも寛容な姿勢を示してきた。ただ、個人的な見解を言えば、育成を重要視しすぎるあまりに「トップチームのJ1優勝」という本来あるべき最大目標が見えにくくなっているように感じていた。U―15やU―18が世代の頂点に立つなどアカデミーが充実する一方で、トップは14年にJ2降格の憂き目に遭い、昨季は1年でのJ1復帰に失敗した。
今回、U―23を立ち上げた理由が「若手の育成」であり、さらに「トップとアカデミーの接続」にある。近年では、C大阪U―15から育ってきた南野拓実が19歳でザルツブルク移籍を決断。大熊清監督が「セレッソのサイクルが早すぎる感がある」と話していたように、人材の流出が早まる中、それを補う選手の台頭が追いつかなくなっていた。U―23でJ3を戦うことで、次世代を担う選手を真剣勝負の場で成長させ、トップの強化へと速やかにつなげていく狙いがある。
1月17日に開かれた新体制発表会見。C大阪スポーツクラブ代表理事をつとめ、チーム統括部部長を兼務する宮本功氏は、トップチームでのJ1優勝を目指す方針をあらためて明確にした。「我々が育成型として成功し続けるためには、世界基準のプロサッカー選手を輩出し続けることが必要。NEXTという組織はすべて、トップチームが優勝するためにある。最終的には、J1で優勝争いをし続ける。ACLに絶えず出続ける。そのための体制」。基本的にU―23はオーバーエージ枠を使わず、23歳以下と2種登録するU―18の選手で戦っていく予定。C大阪の新たな試みの行く末を見守っていきたい。(西海 康平)〉