岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

超ロングラン 平ヶ岳

2010年08月19日 | 岳と登山
8月5日(晴れのち曇りのちゲリラ豪雨)

日帰り登山の山で最長の平ヶ岳に登ったよ。
最後にゲリラ豪雨にやられたので最初に記録を記載します。

鷹巣登山口⇒下台倉山⇒台倉山⇒台倉清水⇒池ノ岳⇒平ヶ岳頂上
4:32   ⇒6:24  ⇒7:20 ⇒7:40  ⇒9:40 ⇒10:17 (5時間45分 19,184歩)

下り
平ヶ岳頂上 ⇒鷹巣登山口
11:00   ⇒ 14:50 (3時間50分 42,056歩)

ガイドブックによれば、登りは6時間と書いてあります。登山地図は7時間です。
どっちが本当かな?いずれ遠いとみて早立ちしました。

まだ、薄暗いですが、最初は林道を1Km程歩きますと登山口に着きます。
暗いので写真は帰りに撮る事にして登り始めます。頂上までは10.5kmと書いてありました。

最初から急登です。痩せ尾根を台倉山まで歩かなければなりません。




今日は1日、1昨日昇った燧ケ岳を見ながら歩きます。新潟方面は別尾根があって見えません。




痩せ尾根が延々続きます。




漸く、下台倉山(1604m)に到着。朝なのに汗がすごい。靴の中まで汗でびしょびしょ。
スパッツを充てていたのが拙かったのかなと思い、脱ぎましたが、時既に遅し!
靴下を脱いで絞ると汗がダー!と絞れる。足の豆も破れて痛いし。もう、最悪!




あの奥の山が平ヶ岳なんだけど見るからに遠いな!




さらに1時間ほど歩いて台倉山(1625m)に到着。また、靴下を絞ってダー!
しばし、休憩していたら先ほど追い越したオジサン(埼玉 69歳)に追い越されてしまった。
元気だねー!




台倉山の標識ですが、どなたかの手書き!それも小さい!
寂しいね!




台倉清水に到着したら、先ほどのオジサンに追いついた。水はたっぷり持って登ったので
汲むつもりは無かったが、オジサンが冷たくて美味しいからと言うので汲んで飲んだら冷たくて美味しかった。




オジサンが食事を始めたのでお先に失礼と言うことでスタート!
この後、パワー全開で急登に挑む。笹の刈り取った道なので歩き難い。





池ノ岳にはもう直ぐ。展望が開けてきましたが雲も出てきました。風があって涼しい。




平ヶ岳が綺麗に見えます。
あと1時間弱だ。頑張ろう!




なぜか、平ヶ岳の頂上付近に20名ほどの人が見える。何処から登ったんだろう。
こちらの登山口からは居なかったはず。自分より前に居るのは追い越していった若者一人のはず。




池ノ岳(2080m)に到着。頂上に広い湿原と池がある。岩手山の頂上より高いのにね?




高くはないが、広い展望台です。テントを張るなと書いてあると言うことは張っている奴が居るってこと?
でも、雷が着たら一発、アウトでしょ!
テン場は平ヶ岳との間の谷の水場の近くになりましたが、トイレが無いのでビバーク用かな?




突然ですが、平ヶ岳頂上(2141m)です。池ノ岳から20分くらいですが、水場やテン場を見に迂回したので
40分かかりました。
卵石は往復、1時間かかると言うことなので止めました。




頂上の三角点です。前の写真の右側に入った所です。
樹木に囲まれていて展望はありません。
さっきの場所が展望場所です。





オジサン、おばさん達が20人ほどいて五月蝿いので帰るの待ってから行動します。
この奥が最高点だよと教えてもらって行ったのですが、何処にも目印はなし。
一番高そうなところだと勝手に判断してタッチ!





平ヶ岳は頂上が本当に平らで広い。ピークが判らない山です。
やはり、湿原や短い草丈の原が綺麗です。花は終わった感ですね。




埼玉のオジサン、40分遅れで到着。
しばらく話をしてみました。
平ヶ岳は百名山 94座目だそうで残り6座と言っていました。凄いね!
70歳までには100名山を達成したいと言っておりました。来週、北アの薬師岳に行くそうです。
食事もして、大分、長居をしてしまった。雲行きも怪しいので下山することに!




下台倉山を過ぎた辺りで雨が降り出した。
まだ、1時間半は歩かないといけないし、痩せ尾根が濡れて滑ると危険!
雷が鳴り出した。燧ケ岳を見ると強烈な雨のようで、雷の稲妻が凄い。
燧ケ岳に登っている人たちは生きた心地がしないんじゃないかな?
その内、トレランの人が2人降りてきた。やばいぞ!と言って駆け下りていった。
山の天気は怖いのを知っているので、自分も走ります。



雨でカメラが壊れるといけないので防水の袋に入れます。なのでこの後の写真はありません。

駐車場は奥の白い点のところ。痩せ尾根は雷を避けるところがない。
降りるか、どっかでやり過ごすか思案!雷の中に入るのは嫌なので降りることに!
雷がきつくなったらどっかに潜り込む事にして駆け足で下山。

漸く、雷がきつくなる前に樹林帯に入ることに成功。雷はとりあえず回避!
ところが雨がものすごい、バケツの水をひっくり返したようなスコール!
後で気象データを見たら1時間に38mmの豪雨。レインコートを着ると走れなくなるので
着なかったのでザックから、パンツまでびしょ濡れ!
足が痛い。豆が破れたところが沁みる。だんだん、歩くのが辛くなってきた

車までたどり着けば着替えられるので我慢!  到着!!!  凄い4時間切ってる!

ちなみに山であった集団とあとから湧いてきたトレランの人たちは、近くの民宿に
宿泊すると、別ルート(一般の人は通してくれない)の登山口まで民宿の人が送ってくれるそうです。
どうりであまり汗もかいていないようで!
皇太子様もこの山を登られていて、そっちのルートであがったそうです。

自分は一般人なので苦労して登ったほうが良い思い出になるので、まあ、いっか!

と言うことで平ヶ岳登山終了。「☆☆」ですね。




頑張っています。プチットお願いします。
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コメント
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