10月10日(曇りのち雨)
先週末は子どもの学校の文化祭だったので、百姓はなし。
刈り取りが終われば、お天気は関係ないのでのんびりやります。
籾摺りスタートです。空っぽですよ!
2階から自動的に籾摺り機に籾が降りますので、人手は要らないんです。
その前に糠の排出の工夫を見てください。
トラクターの荷台にネットで糠受けを設置してあります。
満杯になったらトラクターでそのまま運んで田んぼに捨てます。糠の処理がとても簡単です。
40アール分入ります。今年は2回の搬出で終了です。
籾摺りを始めました。玄米のパックメイトまで自動なので袋の装着と規定容量になったらはずして
口を縛るだけです。後積んで一連の作業は終わりです。
籾摺りがどんどん進んでいきます。これは出荷用の分です。
着々です。まったく疲れません。ここで軽く運動なんかしたりして!
こちらの左の4袋は親戚に送ります。右の14袋は加工米用です。減反のところに植えたので強制出荷になります。
内容は自主流通米と同じなんですが、値段は半額以下です。これが農家を苦しめているんです。
出荷用がそろいました。この量を出荷しますが、今年は予定数量に達しません。
奥にあるのが、自分家用の飯米です。子どもが良く食べるので月1袋 30kgは消費します。
突然、レトロになります。「トミ」といいます。くず米のごみを飛ばし、くずを選別します。
こんな感じでくず米のくずをさらに選別します。くず米も等級があるんですよ。
加工米よりもくず米が高いときがあります。加工米制度って、不思議な制度です。
今年は収穫が少なかった分、くず米が多かったです。毎年、くず米は30kg袋 2袋が今年は3袋です。
今年はそれだけ未熟米が多かったてことです。倒伏ししなくてもう1週間後に刈っていると成熟米が多くなって収穫も上がるんですけどね。
自分的には10アール当たり600kg(あきたこまち)を標準にしているんですが、今年は570kgでした。
悪いなりには収穫がありましたね。周りの人たちよりは十分、獲れています。
今年は天候不順で、残念な結果になってしまいました。来年は良い気候になって欲しいものです。
国の農業政策に一言!
今年の米の価格が暴落しました。
それは、米余りと戸別保障制度でそれを見越した買い入れ業者が買い叩いたことによるものです。
つまり、戸別保障制度は逆に農家を苦しめる制度になってしまいました。
大農家ほどその影響は大きいのです。今年は不作な上に、価格暴落で倒産する農家が増えますね。
私の持論ですが、
農業は国の政策に翻弄されています。というか国は農業政策に関して無能です。
米余りは減反政策で米の作付けを減らしているんですが、減反の田んぼにも米は植えられるんですね。
その米は加工米として、正規米より半額以下で買い付けられます。つまり、米の生産量は減らないんですね。その上、価格が安い米が出回ることで米全体の価格帯が下がってしまうんです。
減反政策です。減反政策が止む得ない政策だとすれば、減反の土地をどう活用するかを考えねばなりません。
減反の田んぼに別の作物を植えるためには農機具が必要なんですね。農家は米のための農機具はそろえてありますが、別の作物用の農機具はあまり持っていません。農家は労働力が不足していますので、農機具が必要なんです。
国は戸別補償する前に、米以外の作物用の農機具を農家に貸与すればいいんですよ。
農機具が高いので、農家はそう簡単には米から他の作物に転換できないんです。
農家のほとんどは高い農機具のローンで苦しんでいます。自分が農業をしている地域では専業農家は4人です。
それ以外は、サラリーマンと兼業です。農業だけでは生活が成り立たないのでサラリーマンして生計を立てないと農業は出来ないんです。
つまり、今は農家は、ボランティアになっています。自分も趣味でやっているようなもので赤字を出さないことが必須で収益があるわけではありません。稼動費を算入すると赤字になります。
土日、テレビの前でごろごろしているよりは、体力維持やストレス解消に良いのでやっていますが、生計にはまったく貢献していません。
自分の作った低農薬の美味しいあきたこまちを食べれることが成果でしょうかね!
今年の百姓はこれで終わりです。
後は、田んぼの整備をして来年に備えます。
次はまた、山に戻りますかね?
頑張っています。プチットお願いします。
↓↓↓
先週末は子どもの学校の文化祭だったので、百姓はなし。
刈り取りが終われば、お天気は関係ないのでのんびりやります。
籾摺りスタートです。空っぽですよ!
2階から自動的に籾摺り機に籾が降りますので、人手は要らないんです。
その前に糠の排出の工夫を見てください。
トラクターの荷台にネットで糠受けを設置してあります。
満杯になったらトラクターでそのまま運んで田んぼに捨てます。糠の処理がとても簡単です。
40アール分入ります。今年は2回の搬出で終了です。
籾摺りを始めました。玄米のパックメイトまで自動なので袋の装着と規定容量になったらはずして
口を縛るだけです。後積んで一連の作業は終わりです。
籾摺りがどんどん進んでいきます。これは出荷用の分です。
着々です。まったく疲れません。ここで軽く運動なんかしたりして!
こちらの左の4袋は親戚に送ります。右の14袋は加工米用です。減反のところに植えたので強制出荷になります。
内容は自主流通米と同じなんですが、値段は半額以下です。これが農家を苦しめているんです。
出荷用がそろいました。この量を出荷しますが、今年は予定数量に達しません。
奥にあるのが、自分家用の飯米です。子どもが良く食べるので月1袋 30kgは消費します。
突然、レトロになります。「トミ」といいます。くず米のごみを飛ばし、くずを選別します。
こんな感じでくず米のくずをさらに選別します。くず米も等級があるんですよ。
加工米よりもくず米が高いときがあります。加工米制度って、不思議な制度です。
今年は収穫が少なかった分、くず米が多かったです。毎年、くず米は30kg袋 2袋が今年は3袋です。
今年はそれだけ未熟米が多かったてことです。倒伏ししなくてもう1週間後に刈っていると成熟米が多くなって収穫も上がるんですけどね。
自分的には10アール当たり600kg(あきたこまち)を標準にしているんですが、今年は570kgでした。
悪いなりには収穫がありましたね。周りの人たちよりは十分、獲れています。
今年は天候不順で、残念な結果になってしまいました。来年は良い気候になって欲しいものです。
国の農業政策に一言!
今年の米の価格が暴落しました。
それは、米余りと戸別保障制度でそれを見越した買い入れ業者が買い叩いたことによるものです。
つまり、戸別保障制度は逆に農家を苦しめる制度になってしまいました。
大農家ほどその影響は大きいのです。今年は不作な上に、価格暴落で倒産する農家が増えますね。
私の持論ですが、
農業は国の政策に翻弄されています。というか国は農業政策に関して無能です。
米余りは減反政策で米の作付けを減らしているんですが、減反の田んぼにも米は植えられるんですね。
その米は加工米として、正規米より半額以下で買い付けられます。つまり、米の生産量は減らないんですね。その上、価格が安い米が出回ることで米全体の価格帯が下がってしまうんです。
減反政策です。減反政策が止む得ない政策だとすれば、減反の土地をどう活用するかを考えねばなりません。
減反の田んぼに別の作物を植えるためには農機具が必要なんですね。農家は米のための農機具はそろえてありますが、別の作物用の農機具はあまり持っていません。農家は労働力が不足していますので、農機具が必要なんです。
国は戸別補償する前に、米以外の作物用の農機具を農家に貸与すればいいんですよ。
農機具が高いので、農家はそう簡単には米から他の作物に転換できないんです。
農家のほとんどは高い農機具のローンで苦しんでいます。自分が農業をしている地域では専業農家は4人です。
それ以外は、サラリーマンと兼業です。農業だけでは生活が成り立たないのでサラリーマンして生計を立てないと農業は出来ないんです。
つまり、今は農家は、ボランティアになっています。自分も趣味でやっているようなもので赤字を出さないことが必須で収益があるわけではありません。稼動費を算入すると赤字になります。
土日、テレビの前でごろごろしているよりは、体力維持やストレス解消に良いのでやっていますが、生計にはまったく貢献していません。
自分の作った低農薬の美味しいあきたこまちを食べれることが成果でしょうかね!
今年の百姓はこれで終わりです。
後は、田んぼの整備をして来年に備えます。
次はまた、山に戻りますかね?
頑張っています。プチットお願いします。
↓↓↓