岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

12年目突入

2020年02月23日 | 百姓

令和2年2月23日(吹雪)

当ブログ開設から本日、4018日でとうとう12年目に突入しました。11年間、皆さま、何時も応援していただきありがとうございました。これからも気力体力が続く限り記事を揚げていきますので応援方、お願いいたします。ただ、高齢なため、ある日突然に病気で倒れたり、無謀な一人登山しているので事故死したり、車で全国に遠征しているので事故死したりで、突然、この世からいなくなる可能性が高まりましたので予告なく閉鎖される場合がありますのでご容赦願います。

さて、農作業ですが、今日は昨日の土砂降りの雨から一転、朝から寒いし、吹雪でこれが本来の季節なんだけど、風が物凄く強くて、ハウスも吹き飛ばされそうな春一番か?みたいなのが、ゴーー!という音と共に吹いてきて、ハウスの中にいても怖い感じです。今朝の周辺の画像で昨日の土砂降りにより雪がかなり消えました。田んぼはほとんど消えましたね。

今日は販売用の野菜苗の播種をしてみました。例年ならば3月に入ってからやるんですが、今年は一寸、早いかもしれませんが、1週間程度早いだけなので特に違いはないでしょう。出来れば2月15日頃に播種しようと思っていたのですが体調不良のため、実施できませんでした。年取ると何時体調不良が出るのか予測付きませんね。

先ずは128穴のプラグトレイに培土を詰めます。世間では色んなやり方があって、ポリポットに培土を詰めてそこに播種するやり方、発砲スチロール箱に培土を入れてそこに播種して、発芽して小苗が出来たらポリポットを使用しないで畑に直接、定植するやり方等が有りますが、自分のやり方は野菜苗をポリポットで販売するので、最初、プラグトレイで小苗を作ってから、ポリポットに鉢上げして育苗して定植に適正な大きな苗になったら販売していくやり方です。

今日の野菜は茄子、ピーマン、春播き玉ねぎなどにしました。これらの野菜は最初の成長にスタートダッシュの効かない野菜なので早く播種しなくてはならないものです。今までこの特性が解っていなくて、農家さんの定植したい時期に苗が小さくてニーズに応えられなくて迷惑を掛けていたし、漸く、この特性に気が付いたので早めの播種です。

先ずは、ナスから始めます。茄子は発芽して鉢上げしてからも暫くは成長が停滞しますが、ある時期を過ぎると、急激に成長が始まります。自分にはそこのメカニズムの知識が無いんで、今までの経験や個人的な考えで日常の気温が上がっても成長が著しくなるわけではなく発芽してからの積算温度がある一定温度になると急激に成長が始まると推理しています。気候が暖かくなってからの4月の上旬に発芽させて育苗しても急激には成長しないんですよ。ある程度、時間を与えないと成長が活性化しないのです。此れは、自分の個人的な見解です。この積算温度は計測していないので判っていませんが!

次はピーマンですが、こちらも成長は緩慢ですが、ナスはある時期から急激に成長するカーブを描きますが、ピーマンはカーブは茄子より緩やかです。

次に春播き玉ねぎを播種したんですが、写真を撮るのを忘れました。玉ねぎなので1粒播きになります。基本、ねぎと同じ性質を持っているので特別な育苗法はありませんが、圃場には十分な肥料が投入されていないと球が大きくなりませんし、マルチ栽培するので追肥をどうするか検討しなくてはなりません。元肥は十分に入れる必要もあります。

※ここで一寸、注意事項です。

自分の失敗談でもあるんですが、野菜苗の販売では、産直やホームセンターで販売するのですが、売り切るまでに長い日数を要します。なので肥切れを起こさないように培土に肥料を追加する場合がありますが、肥料を多く与えてはいけません。肥料を多く与えると苗が枯れます。理由は人間でいえば赤ん坊に高濃度ミルクを与えるようなものなので体調が悪くなるし、死ぬ場合があります。体に一度入ったものは抜くことが出来ないのです。野菜苗でも同じことです。野菜も養分を吸うときに濃度調節が出来ないのです。「過ぎたるは及ばざる」です。では、追肥はどうするかですが、鉢上げした時に粒肥料を苗に触らないように培土の表面にほんの一寸だけ散布します。冠水した時、肥料が溶けて苗が吸えるようになるのでこれがベターです。苗に対する養分は超薄くです。

今日はハウス内も寒くて、午前中だけの作業にしましたが、明日は葉物中心で播種したいと思います。

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コメント (4)
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