岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

ねぎ収穫機の検証

2016年08月05日 | 百姓
平成28年8月5日(晴れ)
今日も暑い。ただ、風があって涼しい時もある。
そこで今日は昨日の続きでネギ収穫機の検証をしてみました。自分は思い立ったら確認しなくてはならない性分なので、2機種を比較検証してみました。
先ずはヤンマー製のHL1です。



①開発の背景
・コバシのSOFYは定価が400万円以上するので一般農家が手を出せない。そこでネギの栽培規模1ha以下の農家をターゲットに開発されたということでした。
②価格
・価格はSOFYの半額で定価230万円で、農家さんも一寸頑張れば買える値段です。



③機能
・SOFYを真似て開発していますが、価格を抑えるために掘取の先端の角度調整や水平調整の機能はありません。
・圃場によっては回転が上手くいかず、止む得ず1畝置きに掘り取る必要がある場合がある。
 これは超マズイことです。掘り取ったネギを軽トラ等に積み込む場合に課題がある。
・重量が550kgで軽トラで運べるかと思ったら畳みこむ可動部分が無くて無理でした。
・掘り取り能力 50m 1時間位です。これでも十分な能力ですけどね。



次にコバシのSOFY(HG100MA)です。先輩農家さんのところに行って実際収穫作業を見させていただきました。自分でもちょっとだけ操作してみました。操作は超簡単です。



①開発の経緯
・ネギ農家さんと農機メーカーが共同開発したので農家の希望する機能が搭載されています。
②価格
・自走式なのでメーカー希望小売価格が430万円程。超高いですね。自分規模では考えられない程の高価です。手が出ません。
③機能
・水平維持装置が付いているので車体が傾いてのも掘り取る角度は維持されます。この機能が無いとネギが途中で切れたりする場合があります。掘り取る先端も油圧でコントロールできるので、畝に入る角度を畝の状態に合わせて調節できます。
・いろんな部分を畳んだりすると重さが700kgですが軽トラに積みこんで運べます。バックから積み込みます。
・掘り取る速度は100m1時間です。HL1より2倍の速度です。



ヤンマーの営業マンとも暫し、話したんですが、機能面や処理能力からSOFYが良いと言ってましたね。

そこで自分的な結論ですが、HL1は直ぐにも導入しやすいですがあとで後悔するよりSOFYかなと言う結論です。
費用も県や市の助成制度を使うとHL1は130万円程で入手出来ます。SOFYは185万円程で入手出来ます。差額が55万円なのでやはりSOFYに軍配です。

自分が何故、急にネギ収穫機を検討し始めたかと言うと、今年のネギの栽培を見ると栽培スキルが上がってきてもう少し栽培規模を増やせると思ったためです。しかし、出荷に課題があって雪降るまでに畑にネギを残してしまうんでこの課題を解消するには収穫稼動を減らして出荷調整に稼働を振り向けたほうが良いと判断したんですね。
日量,300kg出荷が自分の目標です。究極的には日量500kgまで行きたいとの思いからです。

二人作業なら収穫作業が凄く捗ります。



先輩農家さんに実演していただきました。コバタケさんからの指摘のようにひとり作業ではチョクチョク機器を停止しなくてはなりません。ただ、小1時間程で1日の出荷量が収穫できましたね。やはり、この機器は導入したいと思いましたね。費用は来年以降、20a増反して4年で回収出来ます。自分規模としては1haは栽培したいと思いますし、バイトを3人に増やしても経営的に出来るような気がします。その他に体力です。年々、体力が落ちてきて屈んでの作業は辛くなってきているので体力の補てんにもなりますからね。



今年、市に申請して予算化して頂き、来年、助成金を頂き購入したいと思います。
来年になります。

今から20aの畑を確保しないとね。

今日の勉強成果でした。明日は何するかな?



頑張っているんで、プチットお願います。
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2 コメント

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残暑見舞い申し上げます (実家は元農家)
2016-08-06 00:50:51
連日猛暑が続いていますが農作業に山登りと充実された生活をされている様で何よりです。
肥料会社の営業マン時代に担当していた東北有数のねぎ産地であるJA十和田おいらせ(青森県十和田市)では農協が補助事業でSOFYと皮むき調整機(ベストロボ)をセットで導入することで作付規模拡大に繋げたと話を聞いたことがあります。やはり機械が高額なことから個人で導入するのは大規模農家中心ですが十和田市は集落営農が進んでいる地域でもあり組合で共同購入するというケースも多いそうです。

メリットは実感された通り葉折れが無く作業姿勢が楽ということです。10aあたりの作業時間は平均38.4時間で慣行の掘り取り機に比べると1.2倍ほど多いですが軽労化評価の疲労度は逆に3分の1に軽減されますのでやはり省力化というよりは軽労化の為の機械ですね。

>栽培スキルが上がってきてもう少し栽培規模を増やせる

農家として栽培スキルの向上は嬉しいですよね。そうなると早生や中生など品種の組み合わせによる長期出荷が重要かと思います。JA十和田おいらせでは早生種(2月播種のトンネル被覆を用いて四月定植。収穫は8月中旬から9月)、中生種(3月播種の4月中旬定植。収穫は9月中旬から10月)、晩生種(4月播種の6月上旬定植。収穫は11月)の3タイプを農家が選択して栽培する形になっています。早生は夏扇4号・夏扇パワー(サカタ)、森の奏で(トキタ)。中晩生が夏扇2号(サカタ)、森の奏で、関羽一本太(トーホク)ですね。ご参考までに。
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現地にいってきました (岳仁)
2016-08-06 20:00:16
実家は元農家さん こんばんわです。いつもありがとうございます。今朝、実家は元農家さんのコメントを見ていても立っても居られず、十和田市に行ってきました。もう自分ところとは規模の大きさが雲泥の差で溜め息の出まくりで、精神的にかなり疲れて帰ってきました。自分の地域との差があり過ぎて、一寸、ショックで寝込むところまでは行きませんが、ビール飲んでブログ書いてます。
本当に、何時も良い情報をありがとうございます。また、いろいろとアドバイスいただけると嬉しいです。
後は本編で観てください。ありがとうございました。
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