本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

2024年の庭は幕を閉じました

2024-11-29 | 庭日記

11月に入って4日のバラ・ポンポネッラの剪定誘引を皮切りに、今年も昨年同様早々に庭の冬支度に取り掛かりました。

以前は厚いコートを着て寒い中作業を行っていましたが、年々冬支度に取り掛かるのが早くなっています。

遅かれ早かれ11月に一度は雪が降ることはお決まりだし、天気と他の用事の兼ね合いを見ての作業となると時間が限られてくるし、何より寒い中の作業が億劫になってきているので。

 

今年購入のジュールヴェルヌ、だいぶ伸びてきました

最後のジュールヴェルヌ、可愛い~

 

バラの剪定誘引とカイガラムシの除去、宿根草の切り戻し。

畑は、残った1本のピーマンを収穫して撤去。

鉢バラの植え替えは、イントゥリーグとギィ・ドゥ・モーパッサンの2鉢だけ行って、他は表面を耕して堆肥と赤玉土を混ぜたものを追加しました。

地植えのバラも堆肥を混ぜ込んで中耕。

小さなアイアンのトレリスやスタンドなどを小屋に片付けて、トレニア3品種の水挿し用の苗を切り戻し、雪囲いまでの作業を16日に終了しました。

 

根の張るキンギョソウ2品種も整理し、今年は風除室に入れた植物はゼラニウムのみ。

鉢植えも他にいくつか整理して、作業もだいぶ楽になったかなと思ったのですが、バラが増えたことと、カイガラムシの除去にかなり時間を要してしまって、1日あたり3時間ほどの作業で10日掛かりました。

お天気に恵まれたことは幸いでしたが、腰痛がひどくなってしまって、更に省力化出来るところを考えていかなければいけません。

 

残っていたミセバヤの切り戻しと大根を掘り上げて、散水ホースリールを片付けて26日が今年最後の庭仕事となりました。

 

ミセバヤは例年だともっと紅葉するのだけれど、気温が高かったせいでしょうかあまり赤く色付かず、そのままにしておくと落葉して散らかるので撮影して切り戻しました。

 

まだ活き活きしているのは、ツワブキ。

ツワブキは、冬期間も葉が枯れません。

 

10月に購入して定植したビオラたちが、気温が高くお天気に恵まれたこともあってスクスク育っています。

花柄摘みの手間を減らすために数を絞って6品種、1鉢に1株植えとしました。

この辺りではネットで賑わっているようなブランドビオラはあまり出回っておらず、更に数年前よりビオラや他の10月から11月にかけて植物の売り場が狭くなってきているような気がします。

それでも、じゅうぶん可愛い~♡

 

 

 

 

 

みんな、南側軒下で冬を耐え春を待ちます。

 

我が家の毎年冬を告げるスノードロップの草丈が、もうすでに伸び出してきています。

昨日は日中も雪が舞い散り、いよいよ冬本番を迎えることになりそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新苗から育てたバラ・サボンの秋色

2024-11-06 | バラ

今年4月26日に新苗バラ・サボン(Savon 2021年 ローズドゥメルスリー 河本麻記子氏作出 シュラブローズ)が我が家にやってきました。

 

その香りを河本麻記子さんがTVやネットで絶賛されているのを見て、心惹かれたのが迎えた理由でした。

 

7月に1輪だけ我慢できずその姿を拝見(笑)し、後はひたすらピンチ。

大きく育って、秋バラに向けて8月20日に剪定を行いました。

が、他のバラ同様虫の被害が酷く、1年目だし株を育てるつもりで諦めて蕾をひたすら摘みました。

ようやく、10月中旬になって虫も少なくなっての開花。

もう、見惚れました。

かわいい~♪の連呼。

可愛いだけじゃない、その透明感。

そして、良い香り過ぎます。

この香り、何か懐かしい、、、

思い返してみると、今はもう手元にないので比べようがありませんが、花持ちが悪くて迷いに迷って手放したヘリテージの香りにどこか似ているように思います。

来年の春は、たくさん咲いてくれるでしょうか~

気に入り過ぎて、今から待ち遠しくてたまりません~♡


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋バラの様子~2024年10月と今年のバラの振り返り

2024-11-02 | バラ

8月中旬から下旬にかけて行ったバラの夏剪定。

とにかく9月から10月上旬まで虫の被害が多すぎて閉口しました。

ヨトウムシ、ホソオビアシブトクチバ、オオタバコガ、スリップス、そして毎年超厄介なクダマキモドキ。

やはり温暖化の影響でしょうか、バラには直接影響がない(と思いたい)緑色のカメムシが大量発生!

バラは9月下旬から咲き始めたものの、虫の被害で見るに堪えられなかったのですが、ようやく10月中旬になって落ち着いてきました。

 

2年目のオデュッセイア、二番花までとても綺麗に咲いてくれましたが、8月になって葉が黄変し次々に落葉していきました。

一番よく育っていた枝が所々黒くなっていて、調べてみると枝枯れ病の状態にとても似ていました。

枯れるのかなぁ~、と半ば諦めてその枝は切り取って様子を見ることに、、、

その後は、予想外に落葉もなく開花してくれました。

 

マチルダは花付き良く次々に蕾が膨らんできましたが、咲く花はまだどれも夏顔。

蕾がたくさん付いているので、日に日に気温が下がってきているけれど、期待を込めて見守っています。

黒星とカイガラムシ多し。

 

イントゥリーグは黒星病で下葉を落としながらも開花してくれています。

バラの家さんの説明ではタイプ4の気難しそうなグループに入っていますが、育てている分にはさほど苦労はしていません。

南側軒下、と言っても2階部分の軒下に置いているイントゥリーグとギィドゥモーパッサンの2品種は、他の1階部分の軒下に置いているバラよりも黒星病被害が大きいので、来年は置き場所を少し変えてみようと思っています。

 

3番花の8月まで状態が良かったアイスバーグですが、その後はやはり黒星病に罹患してしまいました。

ブラシや水圧で何度も取っているのですがカイガラムシもビッシリ付いて、蕾ももうあまり付いていないので、今シーズンはこれでお終いかもしれません。

 

新苗からの2年目カインダーブルー、昨年地植えした場所が日当たり悪く花付きが悪かったので、しばらく鉢上げして養生して10月にこちらに地植えしました。

今まで何度か開花していましたが、花の大きさが小さくて思い描いていたイメージと違っていたのですが、今回咲いたのは少し立派に咲きました^^

今後に期待です。

 

その手前に同時期地植えしたあおい、秋色は深みのある赤茶色というか味わい深い色味です。

南側軒下に置いていた時は黒星病と無縁でしたが、地植えした途端罹患してしまいました(;Д;)

 

蕾がたくさん付いているブルーフォーユーは、全部咲き切るかちょっと不安です。

見返してみたら、昨年も同じようなことを書いていたので、剪定をもう少し早目に行った方がよさそうです(今年は8月20日)

 

寂しい開花は、お隣との境に植えているポンポネッラが2輪だけ。

昨年まで空き家で今年整地されたので、新しいお家が建つかと思い、一番花の後に枝を短く切り詰め枝数も絞りました。

冬剪定をどうするか、思案中。

 

安心していつも見ていられる、期待を裏切らないニューウェーブ。

花付き良く、香りよく、病気にも強い(南側1階軒下に置いています)

優雅な花姿、大好きです。

 

今年大苗で迎えたジュールヴェルヌ。

たくさん枝葉が茂り、病気知らずの来年以降期待大のバラです。

初夏は思いのほか香らなかったけれど、秋バラ優しく香っています~

 

黒星病で下葉がない2年目のレイニーブルーは、それでも花付きが凄く良いバラ。

花色も大きさも控えめだけれど、一生懸命咲こうとするその姿がいじらしいです。

年を重ねていく毎に、丈夫さが備わってくれることを願いつつ育てていきたい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の注目宿根草

2024-10-30 | 庭日記

10月も残すところ今日明日のみとなり、冬支度が目の前まで差し迫ってきています。

10日過ぎ頃から秋晴れの過ごしやすい日々が続き、植え替え作業など励みました~

1日から撮りためていた、開花した宿根草の一部をまとめておきます。

 

以前の記事にも載せましたが、昨年までと違ってヤブランの葉が虫の被害にほとんどあっていなくて、とても綺麗に咲きそろってくれました。

2024.10.01

後方に何年もの間ルリタマアザミを植えていたのですが、花後何だか調子が悪く毎年見られる新芽も出てこず、考えるところもあって、思い切ってルリタマアザミを4株中1株だけ残して(これももしかしたら枯れているかもしれませんが、来春まで様子を見ることにしました)植栽を替えました。

その跡地に植えたのが、1日にはまだこちらに植えていたアゲラティナアルティッシマ・チョコレート(ユーパトリウム・チョコレート)。

よくよく観察してみると、この場所午前中からとても日当たりが良いことに気付きました(気付くの遅過ぎ!)

増えたバラの置き場所や植栽を色々考えて、この場所にあおいとカインダーブルーを植えました。

 

昨年秋に購入したカリオプテリス・スターリングシルバーは、耐寒性が少し心配だったので鉢植えのまま冬を越しました。

無事春に芽吹きを確認したので、地植えして開花を待ちました。

2024.10.01

カリオプテリスは、ダンギク(草本)とモンゴリカ(低木)の交配種とのことで、スターリングシルバーは葉色も魅力的です。

こちらの花壇にバラ・プロローグを植えることにしたので、色々配置を考えてこのカリオプテリスも先日移動しました。

花はもう終わっていたので、短く切り詰めて掘り上げたところ、思いのほか根が長くはびこっていてビックリしました。

上手く根付いてくれるといいのだけれど、、、

 

我が家ではシュウメイギクを以前より、白い八重と一重のものピンクの3品種植えていましたが、一昨年八重のものを整理し、前述したプロローグを植えるために、一重のものも今回整理しました。

残ったのはピンクのシュウメイギクだけになりました。

2024.10.01

シュウメイギクは、秋を彩ってくれる貴重な植物なのですが、地下茎であちこちから芽が出てきて、他の植物に割り込んできて収拾がつかなくなるという事があります。

薄い花びらが散らかるという事も、それを風流と捉えられない庭主には負担になります。

実はピンクのシュウメイギク も1株減らし、空いた場所に他のところに植えていて調子が悪かったため鉢上げして養生しているバラ・トリニティを来年定植するつもりです。

 

花後剪定した黄金シモツケレインボーが、素敵な葉色を展開しています。

2024.10.04

花もほんの少しだけど、返り咲いていました~

 

斑入り葉のヨメナ(カリメリス インシサ バリエガータ)は地下茎で増えるので、仕切られた細長い花壇のポンポネッラの足元に植えていますが、時々間引くことが必要になります。

2024.10.17

葉の斑は花が咲く頃にはすっかり抜けてしまいますが、9月下旬から咲き始めて花期も長く、葉と花で春から長い間観賞価値のある宿根草です。

 

こちらも春から晩秋まで葉と花で長い間愉しめる、ミセバヤ。

2024.10.19

3鉢育てていましたが、鉢植えの植物を減らすためにこの春1鉢整理しました。

 

移植して昨年から伸び伸び育っているツワブキ・テンボシ。

2024.10.27

葉はこの辺りでも冬も枯れず常緑ですが、一度だけ数年前雪がかなり多かった時全部融けたことがありました(春には芽吹きました)。

例年だとヤブランなどと同様で、春に越冬した傷んだ葉を切り戻し、新しく芽吹いた葉で繋いでいきます。

 

20日前後にフロックスやアナベルなどの花茎を切り戻しました。

花が終わっていても切り戻さずまだ残しているものは、ペンステモン・ジギタリスの一部、アガパンサス。

そして、ホスタ・フランシー。

2024.10.29

他のホスタの花茎は花後すぐに切り戻すのですが、フランシーの花茎の立ち姿はとても美しく、毎年秋まで残しています。

後方の白い小花は、カラミンサ・ネペトイデス。

7月から咲き始めて、一度切り戻してまだ咲いています。

 

10月の作業として、バラの地植え確保のため大きく育ちすぎたホスタ・サガエ、成長が早く根張りが強すぎて今後の手入れの事を考えて斑入り葉のフウチソウ(お気に入りの植物で苦渋の決断でした)、年3回ほどつるを切り戻さなければいけないオカメヅタを抜きました。

また鉢植えの植物も、植え替えが毎年必要な根がはびこるものなど数品種を処分しました。

どの植物も熟慮して、あるいは気に入って取り入れたものですが、育てやすいバラが増えたこと、気候変動、自分の体力に見合った作業など、いろんな要因で手狭な庭の制約がある中での取捨選択の必要性が出てきています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋が少しずつ近づいています

2024-09-13 | 庭日記

日中はまだまだ暑いですが、庭は少しずつ秋の風情が漂ってきました。

秋の植物は目新しいものをここ数年植えていないけれど、変わらない開花が、ガーデニングシーズンの終わりが近いことを静かに語っています。

 

ホスタの中で一番最後に開花したハニーベルズ。

昨年まで、その葉にあまり特長を見いだせず花壇の奥に植えていたのですが、清々しい開花がフロックスに埋もれて鑑賞できずにいたので、昨秋思い切ってこちらに植え替えてみました。

大きく伸び伸び育って、花もたくさん咲きました。

 

クレマチスの二番花が咲いています。

昨秋前花壇を作り直した際に植え替えしたダッチェスオブアルバニー、一番花はあまり咲かなかったけれど、切り戻して二番花が良く咲いてくれています。

一番花の時は葉がかなり傷んでいて、やはり西日が当たるせいかとも思ったのですが、暑い夏に伸びた葉は綺麗な状態で不思議。

 

昨年挿し芽しておいたプリンセスダイアナ、根付いてくれてもう一年鉢で育てるべきだったけれど、この春勢いで地植えしてしまいました。

全然成長せず、やはり地植えしたことを後悔しましたが、8月になってつるが伸び出し何と開花してくれました。

 

アフロディーテエレガフミナの紫が美しく、いつも立ち止まって見惚れています。

 

ヤブランの開花もそろそろです。

斑入りヤブラン、毎年葉が虫食いだらけなのですが、今年はどういう訳か綺麗です。

 

白花のリリオペ・モンローホワイト。

 

リコリス・スプレンゲリー、一昨年6本、昨年2本、今年は花茎が1本だけ。

リコリス・アルビピンクは4年前にたくさん咲き誇ったのを最後にその開花を見ていません。

葉だけはどちらもたくさん出てくるのですが、、、

毎年ワクワクよりドキドキさせるリコリスです。

 

涼しくなったらカシワバアジサイ・スノークィーンを抜く予定だったので、それまでこのあたりを放置していたのですが、コノクリニウム・コエレスティナム(ユーパトリウム・セレスチナム)がテリトリー拡げていました。

カシワバアジサイを抜いた後の植栽を色々考え中です。

 

バラの夏剪定は8月下旬に済ませましたが、早くも蕾が膨らんできたものもあります。

ミニバラのグリーンアイスは夏剪定という事にこだわっていなかったのですが、ちょうど花後剪定と時期が重なって同様に8月末に剪定しました。

剪定前の様子。

クリーム色がかった花色がとても可愛かったです。

 

シュウメイギクが咲き始めました。

どうか、少し長い、穏やかな秋を願っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする