本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

待ち焦がれてアガパンサス

2019-07-15 | 宿根草ア行
ようやく、この日がやってきました。
憧れのアガパンサスの華麗なる開花!



出会いは20年程前。
梅雨の時季の通勤途中、目に飛び込んできた青紫の堂々たる花姿。
それが、アガパンサスだったのです。

嬉々として通販で注文してその開花を待ちました。
が、咲いた花色は白で、葉っぱも繊細な雰囲気はなく冬を越した様子は枯れたというよりは溶けたという表現があっていて回復までに時間がかかり美しくない状態が長く、思い描いていたアガパンサスとは程遠いものでした。
それは、注文した花色とは違ったものが届いたのと、常緑種と落葉種があって、寒冷地向きは落葉種であることを知らずに常緑種を注文してしまったことが原因だったのです。

数年はそんな状態で育ててきましたが、植物の種類を増やしすぎてまとまりを失った庭を再構築すべく植物の取捨選択をする中であのアガパンサスとは別れを告げました。
そして、アガパンサスを育てることも半ば諦めかけていました。
ところが、2016年初夏に出会ってしまったのです。
憧れの薄紫色の間違いなく落葉種であろうアガパンサスに、、、
つるバラのニュードーンを処分して跡地に植えるものを思案していたところだったので、タイミングも良かったのです。



一昨年は花茎は上がってこず、昨年は数本上がってきたにもかかわらず、気付いた時には花芽がすっかりなくなっていました。
今年もきっと咲かないだろうなぁ、と半ば諦めモードで見守っていたのですが、何と、次々に上がってくる花茎!
開花したものを数えてみると、50本もありました。



嬉しくて、嬉しくて、アガパンサス~♪


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