本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

遅咲きのバラ、ボニカ‘82とポンポネッラ

2022-06-11 | バラ

いよいよバラの一番花は終盤へと向かっています。

鉢植えのバラはほとんど開花が終わり、静かな緑の時間を持っています。

そんな中、花持ちの良いあおいはもう少し愉しめそうです。

ひとつ、とてもショックな出来事がありました。

数日前から精彩を欠いていたグリーンアイス、一昨日辺り気付くと下の方の葉っぱが黄色くなっていて、たくさんの蕾にみずみずしさが見られません。

これは、以前カミキリムシ被害に遭って枯れてしまったあおいとまったく同じ症状。

昨日、意を決して鉢から抜いてみると、根元に穴が開いていて明らかにテッポウムシの仕業でした。

5月末にはまだ葉も青々していたのにとても残念です。

まだ枯れていない上部を切り取って挿し木苗を作って、親株は処分しました。

 

さて、遅咲きのボニカ‘82が満開に近づきつつあります。

ボニカ‘82の1輪1輪の香りはそんなに強くはないけれど、若々しい青い香りが集約されて放たれると、花色もさることながら辺りに優しい雰囲気が漂います。

隣で柏葉アジサイが、次の主役の座をねらってスタンバイ(笑)

 

我が家の庭で最も遅咲きのバラ、ポンポネッラの開花もようやく始まりました。

昨年誘引した際に枝もだいぶ減らしたし、春にも新芽をすいたり、また開花が始まってから切り花用にしたりと、込み合うのを防ぐようにしました。

 

挿し木から育てたポンポネッラ。

つるサマースノーがまだ咲いてくれているので、コラボを愉しむことが出来ています。

つるバラは花数が多いので、花期が長くて嬉しい(✿◡‿◡)

でも、花数が多いと花柄の後始末にちょっと滅入ったりします。

バフ・ビューティの大きさくらいまでだったら、退色が進んだものをひとつひとつ切り取って花柄が散らかるのを防ぐことは出来ますが、ブルーランブラーくらい小花で多花性だとどうしたらいいのかなぁ、とちょっぴり思いあぐねていました。

ところが、ブルーランブラーの花びらは今のところ散らかっていなくて、枯れたまま枝に残っていました。

ブルーランブラーの何て!ずぼらな庭主にもってこいのバラ!!

 

バフ・ビューティもだいぶ花数が減ってきました。

またひとつ季節が過ぎゆくのだなぁ、と思うと無性に寂しい気分になります(;´Д`)

でもでも、次には期待を背負った宿根草たちが出番を今か今かと待ち構えてくれているのだから、そんなふうに思ってはいけませんね~~~


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