昨年の今頃ブログにアップしようと思っていたバーバスカム・ビオレッタの記事、写真だけ貼り付けてそのまま放置していました。
今年の分も加わって写真が多くなってしまいましたが、2020年から今年にかけての記録をまとめてみました。
バーバスカム・ビオレッタを始めて庭に植えたのは2006年の秋のことでした。
翌年の写真は残っていましたが、その後長い間その存在を忘れていたというか、ほとんど開花の記録もなく記憶も定かではありませんでした。
ところが、2020年の5月に思いがけず美しく咲くその姿がありました。
前年に、見覚えのある葉っぱが他の植物に紛れて地面にはいつくばっているのを発見して、見える場所に移植しておいたのでした。
2020.05.15
やっぱりバーバスカム・ビオレッタで間違いありませんでした!
庭主の記憶の中で存在がおぼろげだったにもかかわらず、人知れず長い年月をしっかり過ごしていたことに感激して、もう一度しっかり育ててみたくなり2020年の秋にもう1苗購入して定植しました。
以下はその後の様子。
2021.05.16
新たに植えた苗の脇芽がたくさん出て、豪華に咲いてくれました。
前年に咲いたものも無事開花しました。
2021.05.18
明るい花色はとても目を引き、更に蕾の可愛さと言ったらありません~♡
ぐんぐん上へ上へと咲き進みます。
2021.06.17
花が終わった頃、葉はかなり傷んでいます。
2021.06.28
(タネを採って辺りにまいておいたのですが、発芽は見られませんでした)
タネが付いた頃、葉はほとんどなくなりました。
バーバスカムの葉って、ロゼット状に地面を覆うように葉が広がりほぼ茎だけがぐんぐん伸びて開花する、他ではあまり見掛けないような育ち方をしています。
そして、一度姿が全く無くなってしまってから、新しい葉が展開してくるのです。
2021.07.22
2021.07.31
2021.08.16
冬を越して、翌年も無事に咲いてくれました。
2022.05.12
2022.05.13
2022.05.21
前年に冬を越した様子を記録していなかったので、今年の3月の様子を撮っておきました。
2023.03.28
春を迎えた姿は少し傷みがありますが、常緑で冬越ししていました。
真ん中に小さな芽が前年より出ていて、1苗増えたかなぁ~と期待していました。
更にこの春追加で3苗購入して定植しました。
植え場所をより後方にかえています。
2023.04.21
わかりづらいですが、花芽があがってきました。
持ち越しの2苗と新たに購入したうちの1苗だけが開花しました。
2023.05.05
その後遅れてこの春定植したもう1苗も花茎があがってきて、6苗中4苗開花しました。
小さな持ち越しの1苗はどうやら枯れたようですが、もう少し様子を見たいと思います。
2023.06.01
他の宿根草の開花がまだほとんど始まっていない中で早い段階でインパクトのある花色を見せてくれて、下から順に咲き進んで更に脇芽が伸びてまた開花してと花期も長く、今では我が家の春の庭にとって大きな存在となっています。
ただ草丈があり花付きが良いので、雨が降ると支えきれずに倒れ込んでしまうので支柱が必要となります。
1本1本丁寧に支柱を添えてあげれば良かったなぁ~と感じています。
これからも大事に育てていきたいお気に入りの宿根草、バーバスカム・ビオレッタです。