つるサマースノーの新苗が我が家にやってきたのは2020年の6月のことでした。
それからわずか3年で、フェンスを覆うほどに広がっての開花となりました。
つるサマースノーを選んだ理由に、この清楚なヒラヒラした花びらがとても気に入ったことがあります。
そして、黒星病やうどん粉病にも強いという情報もまた大きな理由のひとつでした。
ところが、我が家では黒星病にかなり弱い品種になっています。
毎年我が家では、殺菌剤の散布は6月の一番花の終わりころに最初の散布を行っていて、それまではほとんどのバラが罹患することなく過ごしてくれているのですが、昨年はアイスバーグがそれ以前に黒星病に悩まされました。
そして今年は、つるサマースノーが早い段階で黒星が下の方から出て落葉し始めてしまいました。
昨年も確か花後かなり落葉していたように記憶しています。
もう少し早い段階で対処するべきでしたが、黒星じゃないよね、と淡い期待を込めているうちに薬剤散布が遅くなってしまいました。
今は大きく広がる気配はないようです。
一季咲きは病気に強いという先入観を捨てて、よく観察していきたい。
側に植えていたポンポネッラの管理が狭い場所で大変になってしまったので昨年秋に撤去し、周りの宿根草もちょうど端境期になってしまっているので、ちょっと物足りない印象になってしまったかなぁ~と色々考えたりしますが、時間差の開花でそれぞれにじっくり向き合えてそれがいい、と思い直したりもしています。