本日もメダカのお世話。
大小5個あるメダカの容器。それぞれに網でゴミを取り除き、スポイトで気長に油膜のギラギラを吸い取り、エサを与え、多すぎる水草を間引きし、アオミドロを割りばしにクルクル巻き付けて除去し、水の入れ替えを少しだけ行い、見つけた針子は別容器に保護した。
これは楊貴妃のダルマ。アオミドロが絡みついた水草の迷路にはまってる。
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そして先日、我が家にとってユスリカは益虫であることが判明。ボウフラでもサナギでもアカムシでも、ユスリカは全ての形態でメダカの餌になる。
針子のバケツにはユスリカのボウフラが居る。しかし、針子は小さすぎてそれが餌にはならず、反対にボウフラに食べられてしまう危険がある。なので成魚に与えることにする。
目の細かい金属網でボウフラをすくい、水の入った別の容器に移す。ある程度の数になったら成魚を複数匹投入。成魚たちはボウフラを見つけると半狂乱で追いかけ回し、ひと口で食べてしまう。一匹のボウフラを2匹の成魚が引っ張り合うこともあった。大きなボウフラを持て余し、口の前に半分ぶら下げている成魚もいる。ようやく飲み込んだものの喉につかえて、ボウフラのこげ茶色が外から透けて見える。メダカって実は凶暴なんだね。
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なにしろスゴイ食欲で、ボウフラは瞬時にいなくなった。市販のエサではこんなに食いつかないのに・・・。ボウフラの威力、恐るべし。そして腸がボウフラに押されたのか、食べた直後にお腹に溜まっていたものを出す、出す。水底にブツが写ってます。
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これってさ、実はボウフラを間接的に殺してるんだけど、ユスリカや蚊になったところで殺虫剤をかけて結局は殺しちゃうんだなぁ。それならメダカに食べてもらった方が「食物連鎖、自然界のおきて」ってことでまだ納得できるわ。
生きていくだけで大変な野生動物は、悲しくて美しい。全ての動物に畏敬の念を抱くワタシです。