S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

第19回松江市豪農屋敷茶会 無事 終了 茶席の写真です

2024-10-22 16:59:16 | 茶事 茶会


待合
 

 

 

お軸は小林太玄師の心月輪 円相
 
心がすんでいないと 一筆で完璧な円は掛けないそうです
 
心は月の様にまあるく 清らかに という事だそうです
 
智積院さんで 月輪観に参加させていただきましたけれど
円相の書を前にして瞑想します
 
人によって 意識が宇宙まで飛ぶそうですが
私は何処へも行けませんでした
でも 静かな 良い時間が持てました
たまに こういうのも良いかな と ・・・
 

 
花は残花 籠もりです
 
本席
 

 
大宗匠
無一物中無尽蔵
お軸でよくある言葉ですが
大宗匠の字は筆が踊って 勢いがあります
 
無一物はこだわり 色々な欲
無尽蔵は際限ない 果てしない
 
人はこだわりをなくせば、可能性に際限はないという意味だそうです
 

 
下の葉は外しましたよ 不細工ですね
 
真の花 白のシュウメイギク1本
花入れは 真葛さんの赤絵
敷板は矢筈
 

表吉さんの釜敷き
坐忘斎好みの銀杏重ね
 
香合は仏手柑
乾漆ですので 紙と漆です
乾漆は
和紙を漆で張り重ねたり 、漆と木粉を練り合わせたものだそうです
 

 
以前植えておりましたけれど 枯れてしまいました
高野山に行くと 仏手柑入り羊羹とか 煮たものが売ってありました
中はすべて綿なので種がありません
とても良い香りがします
 

 
今年は机の配列を変えてみました
 

 
火箸の場所がちがってましたね
本番はちゃんと手前に直しました
 
とにかく お茶会の時間は写真を写す時間がなくて
 
船底型煙草盆
寄神宗白さんの火入れ
表吉の煙草入れ
織部のキセル
哨月さんの火箸
 
お点前道具は この次に
今から コインランドリーいいきま~~~~す


出雲大社大祭礼茶会 表千家・裏千家

2024-05-21 21:11:13 | 茶事 茶会
雨でした

早起きして 表千家・裏千家
担当は両千家

平日で9号線は渋滞するので
行きは高速で 
最近 朝空港へ行くことがるので混雑具合が予想できます
最初は 何でこんなに混むのかと ?
朝の通勤時間は 線路をまたぐ点滅信号がみんなボタンを押すので
軒並み 赤に 

高速だと時間がよめて 1時間かかりません



表千家さんのお道具 会記





花は大山れんげ



煙草盆 灰がきれいです
炭は右に傾いています



裏千家 会記








破れ傘 大根草 コエビソウ あとは?



裏千家は炭は左に傾きます
灰は水屋火箸でザックリと 筋は荒いです

前半のお茶行事は これで終了
この次は10月から始まり
境港・城山・忌部・一畑薬師
研究会もありますし

しばらく 休憩して
お稽古場は6月に久しぶりの正午の茶事を予定
基本ですからね
最近は 朝茶 夜咄 茶飯釜 真の茶事
基本の正午をしていないようですから

茶事の準備 水屋の仕事 

2024-04-10 08:35:05 | 茶事 茶会


金曜日に お弟子さんたちが来てくださって 大掃除
 

 
露地の草取り
春は 元気がよすぎて
抜いても 抜いても 出てきます
 
蹲はたわしは厳禁
苔を落としてしまうので ごみを取って雑巾でふくだけ
半東さんは 打ち水用のホースや関守石の確認
 
お水屋の人は 

 
 

 


倉庫からのお道具だしと湯通し
 

 
コンロは普通は安全装置がついていて火が起こせないので
一口コンロで火を起こしてから ホースの付け替えをします
普段のお稽古は このままで支障ないですけれど
お茶事の台所は 温め物が多いですから
 
狭いけれど 茶室の横にこの場所ができて
ずいぶん便利になりました
今までは 納屋を抜けて母屋の台所へ駆け足
茶室の簀の子のところで洗いもの
 
楽になったはずなのに
なんとなく 怠けて 今年は写真も写せませんでした
 

 
 

 
水屋の方は頑張られました
この次のお茶事は お客様ですね
 
亭主・半東は 手前の準備
炭も組んでおいて 火入れにも灰を入れておきます
 
お料理は持ち寄りで
 
私は土曜日に山へ
餌も上げてないのに メダカは元気でした
 

 

 
竹藪へ 竹を切りに
 

 

 
ご飯のしゃもじ用に水を張る竹
 
あと 灰吹き2本
 
竹はもみ殻か紙で磨いて油を取ります
磨いておかないと 竹は白いままです
 
ついでに キブシと木蓮を切って
またまたついでに 山の中うろうろして
竹を切ったときに
鋸のカバーを置き忘れて 自分ちの山2週しました
 
カタクリが咲いているかと 上まで上がりましたけれど
まだ 芽も出ていませんでした
 
山シャクヤクもこれからです


茶飯釜の床 待合 本席

2024-04-08 17:55:42 | 茶事 茶会




 
前日 巨大なお雛様を片付けて
こちらは4月3日がお節句で 1か月遅れです
 
花は 本席で 路地にも咲いているので こちらはやめました
 

 
大久保橙青
 
大久保武夫 俳号は大久保橙青
 
海上保安庁を設立
初代長官に ・・・
田中内閣の労働大臣 など
 
とても 立派な方のようで
本も沢山 書いていらっしゃいます
 

 
優しい字です
 
この花の
咲くにつけ また 散るにつけ    橙青 
 
表具の裂地も桜色です
 

 
お稽古茶事ですので すべて生徒さんがされます
 
本席は
 

 
一花五葉春
 
一つの花から5枚の花びらが開く
一は自分のことのようですので
一から始まり 境地を開いてゆくことなのかな ?
五で 完成
一花五葉開
これも 季節は春のお軸です
 
目黒絶海老師
和歌山県由良町にある興国寺の方です
 
禅語では 花は春かもしれませんね
 
中立のあとの花 後入
 

 
亭主担当の方が入れられました
 
 
今回 写真を撮る時間がなくて
 
前回の記事ですが
アメーバのほうに
細かく 手順を出してあります
何かの参考になればよろしいかと思います

 
茶飯釜の茶事 路地 | S2000と茶の湯 日々是好日 (ameblo.jp)

出雲伝承館のお茶会 裏千家と不昧流

2024-03-24 23:11:26 | 茶事 茶会



朝から かなりの雨でしたけれど
生徒さんたちと お茶会
 
昔は大人数で1席の時間も30分くらいの
せわしないお席でしたけれど
最近は お茶人口も少なくなったのか
1席がゆったりと 待合もざわざわせず
とても良いお席でした
 
お道具もそれぞれに季節感があり
裏はやはりお家元様の書付が多かったですけれど
不昧流さんは地元の出雲焼が多くて
それぞれに 桜の絵付け 春草等 
素敵でした
 
不昧流さんは武家茶道ですから 帛紗は右につけますし
かなり千家のお茶とは手前が違います
見ていて とても新鮮です
 
お茶もお菓子もおいしくて
この春最初のお茶会
この次は5月の大社さんの大祭礼ですね
 
 

 
 

 

 

 

 
独楽庵の庭
 
お茶席は伝承館の広間でした
 
 
美術展示のほうは
松栄堂さんから源氏物語の絵が来ていて
古い香道具とか 
お香の販売もあり
 
オーナーさんの講演もあったようです
 
社中大人数での参加でしたので
講演は残念ながら失礼しました