三千家の流祖 宗旦
なくなられたのが 1658年 12月19日
お家元さんでは (万治元年11月19日)の旧暦で
毎年11月に行われています
我が家は クリスマス茶会に合わせて 12月
ちゃんと草取りをして
筧も青竹 湯桶も出しました
床は 流祖宗旦
こんなお顔だったのかな ?
本来 遠忌茶会だと 三つ具足がよいかもしれませんが
宗旦狐 ?
いえいえ 白蔵主です
同じ狐という事で 12月は宗旦狐に化けていただきました
宗旦狐は 黄狐
白蔵主は 白狐
お着物着てるから 分りませんね
お話しは色々あるのですが ・・・
永徳元年に、和泉にある耕雲庵の住侶に白蔵主という僧がいた。
白蔵主は稲荷大明神を常に信仰して、毎日法施を怠らなかった。
ある時、竹林にて片足を失った三本足の白狐に出会い、連れて帰って慈育した。この狐には霊性があり、
吉凶を告げたり、盗難を防いだりした。
その狐の子孫も三本足であり、寺内に住んでいたという。
白蔵主には狩猟が好きな甥がいたが、白狐はこの甥を恐れ、
白蔵主に化けてその甥の家に行き、殺生の罪について語り、戒めた。
しかし、この甥は、狐が白蔵主に化けていることに気付き、
鼠の天ぷらで引き寄せ猟してしまうが、狐は最後はなんとか罠を外して逃げる。
狂言にもなっているようですが
花入れは 丹場市野雅彦さんの線紋
棚は尚歌棚
棚板が 短冊・色紙・筆になっています
天板が色紙で
棗は 歌棗
漆壺齊さんの 松風棗
不昧公は 松の字を上下に分けて書かれましたので
すむひとも とうひともなど かたおかの
山松風と誰のときくらむ
と歌が描かれています
歴代 漆壺齊さんが作られますので
形は何種類かありますけれど
サイズは中棗
私のは 蓋が面取りしてあります
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