毎年年末に 今年のいろんなことを掃いてもらおうかと このお軸
森寛斎さんのお軸
表具は新しいけれど 本体が ・・・
修理するのも お金がかかるし 裏から アイロンでもしてみようかと思ってます
表具の裂地も 松くい鶴で 色も深い緑
先日の若宗匠の格式披露の内祝いが
象彦の干菓子盆で 松くい鶴でした
おめでたい 図柄です
羽箒の上に鼠
万葉集の大伴家持の歌で
初春の初ねの今日の玉箒 手に取るからに 揺らぐ玉の緒 というのがあります
初ね というのは 正月最初の子の日のこと
玉箒 ( たまばはき )というのは 玉を飾りつけた箒のこと
揺らぐ玉の緒というのは 箒につけた 玉が揺れることで
邪気が払われる と
初め 何で箒の上に鼠? と思いましたけれど 初子 ということで
お正月にかけるほうが良いお軸かもしれませんね
でも 沢山箒で掃いてもらいたいものもあるので
1年 最後の月に登場です
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