梅の季節で お軸は菅公
京都から大宰府に左遷(流刑)されるときに
大切にしていた梅の木に語り掛けた歌で
その後 あとを追いかけて 大宰府まで梅が飛んできたというお話
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
飛梅伝説が有名な 菅原道真
大宰府で不遇の内
2年後に死を迎え
死んだのち 怨霊となり
そののち 学問の神様にまでなった人物です
安倍晴明の本では 怨霊で登場しましたけれど
東風ふかば の詩は有名ですけれど
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま もみじのにしき かみのまにまに
この歌も好きです
田向山は お茶杓の銘にもありますし 田向風炉というものもあります。
秋しか使えませんけれど
土佐光長
多分 襖か屏風の絵を外して お軸にしたのでしょうね。
本紙はかなり古いですけれど
表具は新しく いい表具がしてあり
とても良い裂地が使ってあります。
大柄で 何という裂かな ?
黒文字とカンザキアヤメと日の丸
花入れは安来の錦山窯の辰砂
寛次郎さんのおひざ元です。
何回も九州に行ったのに
太宰府天満宮はご縁がなくて 行かなかった 行けなかった。
何時か 行ってみたいと思います。
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