( 若竹屋「渓」 和酒ばる田村本店 )
九州陸の玄関口・小倉で若竹屋「渓」が呑めるようになったことをまだこのブログには紹介してなかった。小倉のもうひとつの楽しみ、「和酒ばる田村本店」に寄れば さすがに角打ち発祥の地と言われるだけある。
▼店の前で、お酒片手に角打ちを楽しんでいる女性もいる
昨年の開店以来 私が店に行くたびに 若女将の桃ちゃんに「渓」を入れてくれるように頼んでいた。 無濾過生原酒と聞いて私が真っ先に頭に呑みたいと浮かぶ銘柄が、この「渓」の金文字
▼若女将ももちゃん
「関門海峡を渡ったこの九州の玄関口に、若竹屋「渓」を置いて 「若波」と「若竹屋」の筑後の若・若の酒を提供してほしいな」 と話していたら、「渓」を店舗に置くことをオーナーに交渉してくれて、年明けした今年1月、とうとうその日がやって来た。最初の開封は私だった。
「嬉しい 1月10日だから 110番したい気分だ! 」と店のページにコメントした。 ( 1月10日)
▼「渓」開封直後、しの姐が「どうですか?」という表情
もちろん 言うことなし!
■「渓」(金文字黒ラベル) 無濾過生原酒
若竹屋酒造場は、1699年 元禄時代創業の筑後・田主丸(久留米市に統合) にある老舗蔵、あの灘の剣菱が500年を迎える際、元禄の酒の作り方の教えを乞いに来たことで日本酒通の間では知られる。
「渓」とは谷川を意味するが、この黒ラベルは、流れのまだ遅い山の奥深い色濃い源流のイメージ 男性的なコクとキレが素晴らしい、他に「渓」白ラベルがあるが、これは、下流の早い流れのようなイメージ。飲みやすいタイプだがすすめは、この黒ラベル。今もFY酵母を使っているのだろうか
女性におすすめの若竹屋の酒は「坐」 その膨らみがたまらなくいい。(昨年、田主丸の若竹屋蔵開きに行った際、女性の蔵人3人に何を飲んでいるか尋ねたら 皆「渓」も好きなんですけど普段飲みしているのは「坐」という答えが返って来た。私もそのコメントを聞いた後 「坐」を飲んで納得)
( 「若竹屋」横尾杜氏と記念写真 )
▼「和酒ばる田村本店」店内壁面
▼「これ美味しいわ」「どれ?」 オープンで明るい店の雰囲気が女性に人気
▼ひね鶏をアテに頂く「渓」も美味い!
その味わい渓流のごとく
お店に立ち寄る楽しみを自分で創るというのも悪くない。
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(寅)