夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami VCRアダプタ VA-95Sと95SAについて

2019-05-24 16:36:53 | Weblog
超マニアックなブログですが様々な方が見て下さっているようで恐縮しています。
実はIkegami VCRアダプタVA-95Sと95SAについてコメントをいただきました。私は勝手に95SはベーカムSPに対応していないと思い込んでいましたが、リターンの配線が無いだけで性能は同じそうです。
「これは助かった!」。私は95SA2台の他に95Sも持っていて、これが使えればHL-57,59,95の3台がベーカム一体として使えます。(BVV-5は3台あります)
確かどこかに仕舞いこんであるはずです。で、探しました。ところがどうしても見つかりません。折を見て整理も兼ねて探します。捨てた記憶はないんですけど。

では本題のHL-79E。今日はあまりまとまった時間が取れなくてちょっとしか進みませんでしたが。
順序からいくとPREAMPですが、これは夕べCAL LEVELだけ済ませました。PROC-1AのTPでR,G,Bそれぞれブランキング期間を0VにしてGchのみ0.4Vp-pにするだけです。他にも調整項目がありますがそれは後回し。

今日はPREAMPの次、SHADEユニットの調整です。わかるとこだけにしときます。


SHADE基板を延長。


フィルターを3(CAP)にして画面を真っ暗にします。


BLK SETでR,G,Bをマニュアルの図を参考に調整します。

波形はほぼ平らでしたが一応VRを回してどう変わるか観察しました。

次はむずかしそうな調整です。

これが参りました。変だと思ったら基板のVR配置に対して図は90度右回転しているんです。マニュアルを右回転して取り掛かりました。間違えたら収拾がつかなくなるところでした。

こんなにVRがあるんです。ここは初めての作業。

間違えて違うVRを回さないように調整。これもVRを回すと波形がどう変化するか掴みながら作業。結果的に微妙に調整するだけで済みました。あんまりいじらない方がいいでしょう。

次の項目は波形の確認だけにしました。


SHADEユニットの他の項目はグレースケールチャートが必要ですが昼間の光では都合が悪いので(暗幕があるので使えばいいんですが)夜間に照明を当てて挑戦です。が、晩酌を欠かしたことがないので近日中に休肝日を設ける必要がありあすね。PREAMPの残りの項目も変調度パターンとウインドーパターンを使うのでそのときに一緒にやります。
コメント (1)
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