
昨日は本当に衝撃でした。あの素晴らしい棚田が無残な姿になっているとは。
あそこは何回も訪れて写真を撮った記憶があります。昨日見つけた以外にもあるはず。外付けのHDDの中を探しました。
季節と時間帯を変えて撮ったスナップ写真が出てきました。その中から4枚を選んで並べてみます。
1 2014年7月2日

2 2014年11月24日

3 2015年7月20日

4 2015年9月28日

こうして並べて見ているとなんだか切なくなってきます。隣接する他の棚田もほとんどが放棄されてススキが茂り残っているのはわずかです。
あの素晴らしい棚田は、やがて元の山の姿に還っていくのでしょう。
気をとりなおしてHL-79Dの続きです。
テスターで比較するのに便利なようにRchとBchのPRE AMPを連結しました。

これで各ポイントの抵抗値を比べるのが楽になりました。撮像管からの入力回路から調べます。改めてFETを比べましたが似たような値でした。

次は入力端子に噛んでいる抵抗とアース間を測定すると、Bchはこんな値です。

Rchは、あれ、変です。レンジがMΩに切り替わって1が点滅します。

しかも値が不安定でこんな指示も。

パターンを見ると右、左、右とカーブしてVrに繋がっています。途中の半田付け部は表のパターンで寄り道してR24(1KΩ)へ。R24は異常なし。大電流が流れる回路じゃないからRが壊れる可能性は無いでしょう。

これがVrです。これ自体も調べましたが1KΩでスレイダーと両端の抵抗値を見る限り正常です。もしかしてスライダーの接触不良があるかもしれないのでほんのわずか回してみるつもりでマーキングしましたが不要です。

表は1MΩが2本直列になっていて抵抗値は正常。エナメル線が絡めてあるのはどんな意味?

という状態で、わかってきたようなますますわからなくなったような。
それにしてもデスクワークでこんな作業をしている自分に違和感があります。絶対似合わないよなあ。