夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ホームページ作成の過程で見つけたネガフィルム

2021-03-05 16:30:08 | Weblog
ホームページ全面リニューアルの過程で「古いアルバム」のページに使う写真を探したら次々に使える写真が出てきます。
今日は飯山市の千曲川に掛かる中央橋です。

これは架け替えられ2014年に供用開始された現在の中央橋です。先程コンデジで撮ってきました。


1968年 昭和43年に私が撮った架け替える前の中央橋が写っているネガがあります。


以前保管してあったネガフィルムから思い出のある467枚をスキャンしたことがあり、保存したフォルダの中にそのコマもありましたが前回スキャンした画像はかなりいい加減だったので再スキャン。
ネガのファイルに書いたメモ書きが正確なら昭和43年の旧盆に中央橋の下で開催されたモトクロスの様子です。
当時私はチームを作ってモトクロスに参加していましたがこの日は出場せず仲間の応援に回って写真を撮っていました。

当時の、歩道橋が設置される前の中央橋が写っています。
この写真を見ていたらギャラリーの中に昨年72歳で亡くなった友人が写っていて感無量。

改めてこのネガを全部チェックしたら他にも中央橋が写っているコマがありました。






いやあ、写真は撮っておくものです。ネガも捨てちゃいけません。

中央橋は1956年、それまでの木橋に替わって「永久橋」として架けられました。
時代が移り、交通事情が変わって幅の狭い橋は不便となり、平成20年に架け替え計画が立てられ、平成26年旧中央橋の南に新橋が完成、暮れに供用開始となりました。
架け替えの計画を知って大好きだった旧中央橋の現役最後の姿は何枚も写真を撮ってあります。
(廃止された長野電鉄木島線に関連して映像も架け替えの計画以前に撮影)
DATE:2009/05/29














旧中央橋はランガー橋という構造だそうですが、マゼンタに塗られた優雅な鉄橋は自己主張しているのに北信濃の風景に溶け込んでいました。
今は右岸に形ばかりのモニュメントが残るのみで橋脚も含めて完全撤去されましたが個人的に何度も渡った思い出深い橋です。

架け替えられた新中央橋(これも「永久橋」?)は幅が格段に広くなり利便性は抜群です。
しかし、形も色も元の橋とは違って味も素っ気もないつまらない姿で個人的に割り切れない思いがあります。
コメント
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