梅雨が異常に早く明けて夏の空がやってきました。
このところ Youtube の複数サイトで主に透明水彩画を学んでいますがどなたの絵も共通する不満が何点かあります。
一番気になるのが空の表現です。
定番の手法は青空(色の混合は複雑)をグラデーションで塗って、乾く前にティッシュで一部を吸い取って曇を表現します。
これは簡単ですが有効で見事に青空に浮いた雲になります。
でも皐月の空のはぐれ雲ならともかく実際の雲は複雑怪奇、そんな手法で表現するのは無理です。
これは昨日の夕方撮った東の空の雲です。望遠で思い切り引っ張りました。

実際の曇の全体像はこうです。

これじゃあ絵画的には形が決まらなくて絵になりませんがこれが現実。
日が暮れたので西の空を撮ってみました。

複雑な色合いとグラデーションです。デジタルが一番苦手な分野。
夜になって東の空の雲がこんな色彩になりました。

これは今日の朝。
絵画的に申し分ないところに真っ白な曇です。

でもこれじゃあ万事都合が良過ぎます。
ウォーキングの後の帰り道で気まぐれに

FinePix S2Pro が昔のカメラだからでしょうか、そのまま撮ると空が明るすぎて主題が暗くなるのでそこは調整。
想像を超える明暗差です。
こんなのはカメラ任せで楽チン。

黒姫から曇が湧いています。
可もなし不可もなしの無難な写真です。

でも雪景色と並べると不思議な感覚です。

露出が雪の白さでアンダーになって青空がコバルトブルーですが、感覚的にはこう見えました。
なんでもない通りのなんでもない、誰も何とも思わない風景が大好きなので。

昼前、工房の窓から入道雲になりそうな曇が見えたので近くの住宅の無い畑に行ってみました。

モクモクした入道雲には発達しそうもありません。
入道雲はあきらめて前にうまく撮れなかったあそこへ。

こんなイメージが欲しかったんです。
これは写真じゃなく水彩画向きだと思いませんか。
午後は東の空に現れた雲を撮ろうと自宅の南の高台へ。

絵のような曇です。
移動して東の空を広角で。

越後から上州に続く三国山脈の一帯は毎日のようにこんな曇が現れます。
曇の詳細を見たくて望遠で引っ張ってみました。

どうですか、曇ってこんなに複雑な形をしているんです。
この記事を書いていて窓から南東の空を見ると先ほどの曇がすごい入道雲に発達中です!
即高台へ歩きました。
木の枝で画像の隙間を埋める手法は嫌いですが敢えて。
絵を描く人はどうしてもこんな枝を入れたがります。枝が左側じゃないのが救い。

曇は更に上空に発達しています。
北の空は形の違う曇です。

南は

ギラギラと照りつける西日も撮っておきましょう。

振り返ってもう一枚。

雨雲レーダーで確認したら白根山付近で強い雨が降っているようです。
入道雲の位置と一致します。
結果論ですが、あの高台に HL-59 を据えっぱなしにして空を撮れば面白い映像が手に入ったのに!
このところ Youtube の複数サイトで主に透明水彩画を学んでいますがどなたの絵も共通する不満が何点かあります。
一番気になるのが空の表現です。
定番の手法は青空(色の混合は複雑)をグラデーションで塗って、乾く前にティッシュで一部を吸い取って曇を表現します。
これは簡単ですが有効で見事に青空に浮いた雲になります。
でも皐月の空のはぐれ雲ならともかく実際の雲は複雑怪奇、そんな手法で表現するのは無理です。
これは昨日の夕方撮った東の空の雲です。望遠で思い切り引っ張りました。

実際の曇の全体像はこうです。

これじゃあ絵画的には形が決まらなくて絵になりませんがこれが現実。
日が暮れたので西の空を撮ってみました。

複雑な色合いとグラデーションです。デジタルが一番苦手な分野。
夜になって東の空の雲がこんな色彩になりました。

これは今日の朝。
絵画的に申し分ないところに真っ白な曇です。

でもこれじゃあ万事都合が良過ぎます。
ウォーキングの後の帰り道で気まぐれに

FinePix S2Pro が昔のカメラだからでしょうか、そのまま撮ると空が明るすぎて主題が暗くなるのでそこは調整。
想像を超える明暗差です。
こんなのはカメラ任せで楽チン。

黒姫から曇が湧いています。
可もなし不可もなしの無難な写真です。

でも雪景色と並べると不思議な感覚です。

露出が雪の白さでアンダーになって青空がコバルトブルーですが、感覚的にはこう見えました。
なんでもない通りのなんでもない、誰も何とも思わない風景が大好きなので。

昼前、工房の窓から入道雲になりそうな曇が見えたので近くの住宅の無い畑に行ってみました。

モクモクした入道雲には発達しそうもありません。
入道雲はあきらめて前にうまく撮れなかったあそこへ。

こんなイメージが欲しかったんです。
これは写真じゃなく水彩画向きだと思いませんか。
午後は東の空に現れた雲を撮ろうと自宅の南の高台へ。

絵のような曇です。
移動して東の空を広角で。

越後から上州に続く三国山脈の一帯は毎日のようにこんな曇が現れます。
曇の詳細を見たくて望遠で引っ張ってみました。

どうですか、曇ってこんなに複雑な形をしているんです。
この記事を書いていて窓から南東の空を見ると先ほどの曇がすごい入道雲に発達中です!
即高台へ歩きました。
木の枝で画像の隙間を埋める手法は嫌いですが敢えて。
絵を描く人はどうしてもこんな枝を入れたがります。枝が左側じゃないのが救い。

曇は更に上空に発達しています。
北の空は形の違う曇です。

南は

ギラギラと照りつける西日も撮っておきましょう。

振り返ってもう一枚。

雨雲レーダーで確認したら白根山付近で強い雨が降っているようです。
入道雲の位置と一致します。
結果論ですが、あの高台に HL-59 を据えっぱなしにして空を撮れば面白い映像が手に入ったのに!
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