夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 7月13日(月)「川上弘美東京日記:活発な生物界。」

2020年07月13日 21時58分45秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
東京は今のところ線状降水帯やゲリラ雷雨も来ないで風は強めですが梅雨らしい雨が降っています。木々の緑も濃くなり植物は目を離すと生い茂ります。朝はオナガのうるさい声濃い緑の木々に響きます。
わが家にもイモリが出ました。
狭いベランダの花の中に隠れています。先日ゼラニウムに水をあげたらイモリがびっくりして隣の鉢へ逃げ込みました。
川上さんも活発な生物界に棲息して暗くなれば寝て夜明け前とは言っても3時だそうですが夜が明ければ動き出すようです。僕も5時には必ず目が覚めてしまうのですが、コーヒーなど飲んでいるとだんだんと道路に人が出はじめて散歩などをしています。車も数台行き来し始めます。6時という時間の面白さ。
人間も生物の仲間ですから自然の時の流れに身を任せなくてはね。
「どうか人間も生物界の一隅に住みつづけられますようにと祈りつつ、ヤモリが走りこんだあたりの雑草にふれてみる」(引用)
人間はコロナウィルスに翻弄されて右往左往しています。
人間は集団をなして生息する生物です。そんな人間が生き残るにはどうすればいいのか。
生物界の片隅に自然の姿で仲間に入れてもらうしかないのだが。それを忘れてしまっている。


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2020年 6月11日(木)「川上弘美東京日記:幸福物質。」

2020年06月11日 16時20分47秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
今回は「幸福物質。」
4月、川上弘美さんの生活の中にも新しい生活様式が入って来ていました。
仕事での電子署名、テレビ電話?の会議。そしてお取り寄せ。。。。。。
新しい生活様式に刺激を受けながらも脳内の幸福物質があふれる。
マグロの塊のお取り寄せで一生分のマグロを頬張る。。。。。
これも非日常なのでしょうね。新しい生活様式は非日常の繰り返しですが、いつの間にかこれが日常になっていきます。
川上弘美さんの作品に「神様」という熊の神様のお話があります。
熊の神様は華子に「お恵み」をくれる。それは日常のすばらしさ。
新しい生活様式も毎日繰り返せば日常になり熊の神様からの「お恵み」もあるでしょう。それが幸福物質を。。。。。
川上さんは2011年に「神様 2011年」を書きました。
それは福島原発事故で関係者が防護服を着て見回りなどをする日常でした。華子は防護服を着ませんでした。そして華子には日常の「お恵み」が。
「神様 2020年」が生まれるかもしれませんね。
マグロの塊を食いながら。。。。。
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2020年 5月18日(月)「川上弘美東京日記:遠くのちんどん屋さん。」

2020年05月18日 17時15分59秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
3月、東京もだんだんとコロナウイルスの感染拡大が心配されるようになりました。
そんな中での川上さんの日常は。。。。。
やはりうん?となる日常の世界に囲まれていますね。
わが家から遠くに富士山が見えるのですが、例年ですと3月の春になるとその富士山も霞んで見えなくなるのですが、今年はよく見えました。
経済活動が停滞すれば自動車の排気ガスも少なくなります。そういえばCO2も世界的に減少しているようですね。すると東京の空気も澄んできますから富士山も見えるのだと思います。
川上さんには遠くのチンドン屋さんの音がかすかに聞こえたらしいですが、いつもは喧騒に包まれる都内も人の外出が減れば静かになりますから遠くのチンドン屋さんの音も長閑に聞こえるのかもしれません。
長閑なうん?となる日常をコロナ君はくれたのでしょうか。
ありがた迷惑な話ですが。。。。。
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2020年 4月18日(土)「川上弘美東京日記 耳の中のゴマ。」

2020年04月18日 14時57分46秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
もう、何十年だろ。。。。。。
左耳の中がかゆくなる。
右耳の様に掃除をすれば治るかゆみではない。
僕の左耳にもゴマが入っているんだろうか。。。。。
何かの加減で発芽したら大変ですなぁ。。。。
でも、風が強い日に左耳がかゆくなり耳の中で何かが揺れいているようなくすぐったさも。
でも、胡麻が発芽して目が揺れているのではなくて、伸びた耳毛でした。
川上さんにもコロナウィルスが近づきつつあった。
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2020年 3月12日(木)「川上弘美東京日記 尾てい骨仲間。」

2020年03月12日 10時34分55秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
今回は「尾てい骨仲間」。。。
昼休みの新丸ビルの通路にあるふかふかソファーで寝入る「きぎょうせんし。。。」
象をペットにしたことがある「サウナ王」
そして尾てい骨が進化の過程で長く残ってしまった方々。。。。
クラッシュしてしまったパソコンデーターを処分する酢酸。。。。。
生けるものも物質も時間の流れの中に運動し続ける。
個々それぞれに運動をしているが、同じ時間の流れの中で自分を持つ。その自分がそれぞれの個に交わる。
交わりの中でいろいろな思いで眺めている。
尾てい骨仲間の女性も川上さんとの交わりの中で、心の中にしろ「東京日記」を書いている。。。。。
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2020年 2月12日(水)「川上弘美東京日記”倒れふす。”」

2020年02月12日 21時25分59秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記「倒れ伏す。」が更新されました。
諸行無常。。。。。。
形あるものはいつかは無くなる。
たしかにパソコンも5年から10年で壊れてしまいますね。
冷蔵庫もテレビも何もかも。。。。。
まぁ、壊れていくというのは時間の中で変化していくということですから、それが諸行無常なのでしょう。諸行無常がなければ壊れるとかという前に生まれてこない。無よりも諸行無常が楽しい。
しかし、人間というものは生まれてから80年以上も諸行無常を経験できるのですからすごいですなぁ。ずっと無事に心臓は動いて諸行無常の時間の流れに鼓動する。しかもその諸行無常の中に成長して発展していくというのがすごいですなぁ。
壊れてなくなっていくパソコンがそこにあるが、新しいパソコンのセッティングに倒れ伏しても人間は復活をする。
人間社会も同じように。。。。。。

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2020年 1月12日(日)「川上弘美 東京日記:サーモンの直行便。」

2020年01月12日 11時02分01秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記「サーモンの直行便。」が更新されました。
この世の中には共感が持てるうんちくと、どうでもいいかと思ってしまううんちくと、余計なお世話だといううんちくと、様々なうんちくがありますなぁ。。。。。
サーモンの直行便などは忘れない興味あるうんちくの一つになりますね。眼鏡ケースいっぱいのスライムの夢に出るほどに(笑)
去年家電店でエアコンを買おうと思い行ったら、店員さんがものすごく高いエアコンの便利さなどのうんちくを長々としゃべりはじめた。僕は安いエアコンを見つけたいので、せっかくの店員さんのうんちくも僕にとってはどうでもいい話になってしまいました。
やっとその長いうんちく話が終わりやすいエアコンの売り場に行ったら、そうはうんちく話も出ませんでした。
まぁ、店員さんは職業のうんちくですからなぁ。。。。。
また、うんちくも政治などの話になれば、そこには思想性なども入るわけで余計なうんちくにも興味あるうんちくにもなりますね。でも、うんちくはうんちくであり、求めているのは討論ですね。

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2019年12月17日(火)「川上弘美 東京日記:しゅっ。」

2019年12月17日 17時00分53秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
しゅっ!。。。。。
東京の空気がいきなり入ってくるとき、時には嫌な感覚。
「YOUは何しに日本へ?」。。。いやな感覚ですなぁ。
ポーランドの空気が東京の空気に入れ替わっていく。
旅の終わり。
若いとき、1週間ぐらい奈良や京都の旅行をして東京に帰った時のさみしさや東京の匂い。
思い出します。
晴れ女に、雨女。そして「暑さ女」?
たしか東京も10月ごろは暑いもありましたね。。。。。

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2019年11月 9日(土)「川上弘美 東京日記:アンニュイな四歳児。」

2019年11月09日 19時47分59秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
温故知新と無駄。。。。。
子供も含めて若い人は古いものを集めているのでしょう。ですから知識欲もあって次から次へと走っていく。アンニュイな四歳児も先に進みたいのかも。
年齢を重ねていくと古いものが蓄積していく。蓄積したものに拘泥していては先には進みませんなぁ。。。。。
しかし、若い人も年齢を重ねた人もその多くは無駄を重ねているのかもしれません。
無駄は時には気休めのものかもしれません。すぐに崩れる化粧。。。。あっハハハ・・・・
時は流れる。。。。。
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2019年10月15日(火)「川上弘美 東京日記:マグマ大使のサイン。」

2019年10月15日 11時58分38秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記 マグマ大使のサイン。が更新されました。
子供のころからずっと色紙に書かれたサインをもらったという記憶がない。
もちろん有名な人やヒーローに握手してもらった記憶もない。
それでもいくつかのサインはある。
すべて本の背表紙裏に書いていただいたいわゆるサイン本です。
一番大切にしているのは、詩人銀色夏生さんのサイン。
サイン本というとどこかで作家がサインしたものを本を売るときにサイン本として積まれているというのがほとんどですが、この銀色夏生さんのサインは目の前で書いていただいたもの。
たしか握手もしていただき感動しました。「なつを」の字は細くて可憐。
そして川上弘美さんのサインも欲しかったのですが、新刊の発売などのイベントに出かける機会もなくあきらめていたとき、もうだいぶ前ですが、ある季刊誌が廃刊になるというのでそのイベントに川上弘美さんがいらっしゃると。お顔をも見たことがなかったので出かけていきました。50代ぐらいになられていたか?おきれいでした。イベントが始まる直前に行ったので本の売り場も見ずに会場へ。なんか、「川上弘美サイン本」とか書かれた張り紙が?帰りに見ようとしたら、イベントも終わりいってみたらもう売り切れ。
この時は残念でした。。。。。
サインよりもお顔を見てお声を聴けたことは一生の思い出です。

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2019年 9月14日(土)「川上弘美東京日記:今にも何かが生まれそう。」

2019年09月14日 21時01分31秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記今にも何かが生まれている。が更新されました。
高校生の時、サッカーの試合中ボールが思いっきり顔面に当たってしまい退場したことがある。ベンチに帰ると仲間が「夕螺、鼻が曲がってるぞ!」と。びっくりしたが鏡もない。仕方ないのでどっちに曲がっているかを聞いて鼻を握ってまっすぐに直した。しかしそれ以来少しだけ鼻が曲がっていて、左の鼻の孔だけがよく詰まってしまう。
鼻の中に何かある?
鼻づまりぐらいです。
日本人はほとんどの人が曲がっているそうなので安心した。。。。。
まぁ。みんな何かしらのボールが当たっている?そんなことはないでしょうが。
川上さんも鼻が曲がっていて何かあると言われていたようですが、何もなくてよかったです。ダンスの先生からは暑さの中ドロ~ンとダンスをしていると何かが生まれる?と。。。。
「何かが生まれる」?
もしかして。。。。
男の僕にはわからない感覚の言葉かも?
次から次へと生まれる女性たちの言葉。。。。。。
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2019年 8月12日(月)「川上弘美 東京日記:横ぎるタヌキ。」

2019年08月12日 20時35分43秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記が更新されました。
川上さんが住む東京は6月ごろは長い雨続きで日照時間は短くて気温が上がりませんでしたね。わが家の花たちもどんよりとしていました。
池もどんよりと。。。。。。ボートを漕ぐにもどんよりと。。。。。
タヌキもどんよりと庭を横切る。。。。。
産後の体もどんよりと。。。。。。
6月はどんよりの一カ月でした。。。。
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2019年 7月14日(日)「川上弘美 東京日記:人間ではないかもしれない。」

2019年07月14日 10時02分28秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記 人間でないかもしれない。が更新されました。
「毀誉褒貶」なんか難しい言葉ですなぁ。
悪口を言ったりほめたり、世間の中には評判が広がっています。
たしかに100%悪人も善人もいないわけですし、同じ事柄の言動も人によって評判の中身は違ってくる。
評判というもののつかみどころのないものは実態があるわけではなくて、広がりつつ漂うようなものです。
口から出た言葉、書いた文字、行動など、一度発信をしてしまったらそれはもう自分のものではなくなって人の評判の中に漂うしかなくなります。
まぁ、この評判がでかく広く広まれば、神とも言われれば悪魔ともいわれる。そして人間ではないとも。。。。。。
ただ自分自身に真実を見つめてくれることができるのは母親からの評判なのかも。。。。。
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2019年 7月12日(金)「女性作家」

2019年07月12日 16時00分17秒 | 「本・文学」
gooお題「小説」
2003年にホームページを作りました。(ホームページビルダーが使えなくなって今は更新はありませんし少しぐちゃぐちゃになっています)
若いころから読書が好きでいろいろな小説を読んでいましたが、ホームページを作ってから「女性作家を読んでみよう!」と思い立って現在ご活躍をしている女性作家を約10年間読み続けました。
とは言っても昔から読むのが遅くて10年間でもそうは多くの本は読めませんでしたが。
ホームページには下手な感想文を書いてきました。
女性作家との出会いは楽しいものでした。そして何人かの作家(詩人)のファンになりほとんどの作品を読みました。
詩人銀色夏生さんと作家川上弘美さんについては、ホームページの中に一つのページを作ってまとめました。
江國さん、ばななさん、梨木さん、角田さん。。。。。。
女性作家の皆さんは独特な世界観がありますね。
2011年の原発事故以来小説が読めなくなりました。
若いころから政治経済の本は読み続けていますが、2011年からは今の日本と政治経済をさらに危惧しはじめました。

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2019年 6月14日(金)「川上弘美 東京日記:うなぎの行列。」

2019年06月14日 21時12分17秒 | 「本・文学」
川上弘美さんの東京日記うなぎの行列。」が更新されました。
うなぎの行列なんでしょねぇ?
まぁ、うなぎは長いですから狭いところに集まれば行列するしかないでなぁ。
ギラギラべとべとした親父が駅のホームにでも並んでいたのでしょうか。
「たいへんに及び腰」なんでしょうねぇ?
札束の封筒を挟んで男二人と中年女性一人が向き合う。
なんとなく見ていて心配になる風景ですが、それを見て川上さんがどきどきしたようなものかな?
戒名ハリネズミ?
うん。。。。名前もついていなかったのかも?
コメント (3)
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