笑って泣けて美しい。
映画ってそういうもの。
素晴らしかった!
大きなスクリーンでぜひ。
シネマジャックアンドベティで、22日までやってますよー。
映画『ウイスキーと2人の花嫁』予告編
笑って泣けて美しい。
映画ってそういうもの。
素晴らしかった!
大きなスクリーンでぜひ。
シネマジャックアンドベティで、22日までやってますよー。
映画『ウイスキーと2人の花嫁』予告編
人生も半ばを過ぎて、今さらながら、『一人映画』デビュー。
『ヴィスコンティと美しき男たち』
先週は『ルードヴィヒ』、今週は『山猫』。
昨年見た舞台『黒蜥蜴』と、今年見た『毛皮のマリー』からの。
お耽美の、源流を求めて(笑)
(『毛皮のマリー』を見て、『地獄に堕ちた勇者ども』を思い出したもんで)
『MAD MAX 怒りのデス・ロード』
最高にかっこいい!
変なサブタイトルはいかがなものかと思うが、もう大興奮だったよ。
バカバカしいほどかっこええ。
内容なんてどうでもいいんだよ。
かっこよけりゃあさ!って爽快!
(ま、油と水を巡って争ってんのは現実世界も一緒だから、深いっちゃ深いわな)
ババァがかっけぇ!
ギターもかっけぇ!
何もかもが突き抜けてる世界だよ。
ヒャッハー!!
「かっけ~♪」って、笑いながら見るのが正解。
もちろん映画館でね!
ゴンザの17歳のガールフレンド(笑)が、
留学先から一時帰国中ということで、
ご家族からご招待いただき。
人には。
文化的背景だとか、育った場所だとかの違いで理解しにくい映画、
評価しにくい映画なんてものがあるものだが。
たとえば【奇跡の海】だなんてのは、
私にとっては明らかにそういうたぐいだった。
ディティールの素晴らしさだとか、脚本の良さだとか、
そういうものをぶっ飛ばしてオチをつけてしまうような.....
たとえば宗教を背景とする違いとか。
楽しい時間を過ごしてきました♪
それはネロとパトラッシュが死んで、
「ああ、なんてかわいそう」と思うのか、
それとも「神のもとに召されて幸せになったんだね」と思うのか。
例をあげてみれば、そんなものかとも思う。
で、思ったのだ。
世間で高評価なところの映画【クラッシュ】を見て。
「日本人には(少なくとも私には)『良さ』がわかりづらい!」
シャンパンベースでうまうま♪
なぜなら。
基本、人の根源にあるところの話なのはわかっていても。
ちょいと互いが譲り合えば、または思いやりを持てば済むことが、
そうでないからねじれてゆくのは.....
「空気を読む」ことを大事と考え、和をもって尊しとなす日本人にとっては、
「なんで最初からそうできないのよ?」と、
その思いが邪魔をして、
ちっとも作品に集中出来なかったというのが正直なところだ(笑)
脚本がうまく出来ているのはある程度は理解はしても。
やはり、背景の差は大きいのじゃないかと。
あっ、そうそう。
今年も七草の頃に食べたくなって、作りましたよ、松前漬。
もう毎年恒例(笑)
私にとってはこの作品は、
「あっちのせい、こっちのせい」
「お前がわかれ、いや、あんたこそ」と、
言っても仕方のないことをずっと言ってる人たちの映画だ(笑)
まあ、それでもこの作品の最後に、登場人物それぞれが、
または見ている人々それぞれが。
それは言っても仕方のないことだと、
自分が変われば世界は変わると、
気づいたのなら、何よりの話だけれど。
年末から、部屋中に溢れていた花は、
今日はリビング、明日は玄関と、
その咲き具合や茎の長さにより、飾られる場所を変えながら頑張り続け。
けれど残りもあとわずかになりました。
きれいな姿で楽しませてくれてありがとう。
言いたいことはわかりはしても、平和な日本で暮らす身には、
この作品は、いまひとつ訴えるものに欠けるなぁと。
そんな風に思う、一本だった。
あくまで個人的な感想として、ね。
ブリティッシュロックが全盛期を迎えていた1966年、イギリス。
BBCラジオがロックの放送を一日45分に制限する中、
北海上で、24時間、ロックを流し続ける海賊ラジオ局があった...
パイレーツ・ロック ← * 音注意!
「彼なら大丈夫」。
そう思える人がいる。
もしくは、「彼女なら大丈夫」。
映画を見るとき。
「この人の作品選びには信頼が置ける」と、
そう思える役者がいるとしたら、それは素敵なことだ。
先週。
妹に誘われ、突然映画を観に行くことになったとき。
私は、彼がその作品に出ているとはまったく知らなかったし、
実際作品が始まり、途中「もしかしたらこれは彼?」と、
そういう疑いを抱きつつも.....
他作品とはあまりに違うその風貌に、
いまひとつ確信を持てないままでいた。
しかしやはり、それは紛うことなき、フィリップ・シーモア・ホフマンで。
私はあらためて彼の実力に舌を巻く。
作品ごとに、まったく別人になるあの力。
作品自体を引っ張り、まとめてしまうあの力。
彼にあれほどDJ役がはまるなんて、思いもしなかったが。
終わってみれば、髭モジャのビールっ腹DJがこれ以上なくよかった。
そして、作品自体が、『良い映画の条件』(私にとっての)。
登場人物それぞれのキャラが際立ち、
音楽が素晴らしく、観たのちに幸せな気分になれること。
を十分満たしていたせいで、
突如の映画行きは、私にとっても、とても良い思い出になった。
ただひとつ。
惜しむらくは、良い作品に限って上映館が少ないという現状だが、
もし興味がある方は、【パイレーツ・ロック】。
見に行かれては。
なんと、ケネス・ブラナーも出てるのよ!