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   猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

今さらデビュー。

2016年08月10日 02時04分52秒 | 映画

 

人生も半ばを過ぎて、今さらながら、『一人映画』デビュー。

 

『ヴィスコンティと美しき男たち』

先週は『ルードヴィヒ』、今週は『山猫』。

昨年見た舞台『黒蜥蜴』と、今年見た『毛皮のマリー』からの。

お耽美の、源流を求めて(笑)

(『毛皮のマリー』を見て、『地獄に堕ちた勇者ども』を思い出したもんで)

 

 

 


私的久々大ヒット 『MAD MAX 怒りのデス・ロード』

2015年06月24日 17時09分28秒 | 映画

 

『MAD MAX  怒りのデス・ロード』

最高にかっこいい!

変なサブタイトルはいかがなものかと思うが、もう大興奮だったよ。

バカバカしいほどかっこええ。

内容なんてどうでもいいんだよ。

かっこよけりゃあさ!って爽快!

(ま、油と水を巡って争ってんのは現実世界も一緒だから、深いっちゃ深いわな)

ババァがかっけぇ!

ギターもかっけぇ!

何もかもが突き抜けてる世界だよ。

ヒャッハー!!

「かっけ~♪」って、笑いながら見るのが正解。

もちろん映画館でね!

 

 


クラッシュ

2010年01月14日 18時02分50秒 | 映画

 

ゴンザの17歳のガールフレンド(笑)が、
留学先から一時帰国中ということで、
ご家族からご招待いただき。

 

人には。 

文化的背景だとか、育った場所だとかの違いで理解しにくい映画、
評価しにくい映画なんてものがあるものだが。

たとえば【奇跡の海】だなんてのは、
私にとっては明らかにそういうたぐいだった。

ディティールの素晴らしさだとか、脚本の良さだとか、
そういうものをぶっ飛ばしてオチをつけてしまうような.....
たとえば宗教を背景とする違いとか。

 

楽しい時間を過ごしてきました♪

 

それはネロとパトラッシュが死んで、
「ああ、なんてかわいそう」と思うのか、
それとも「神のもとに召されて幸せになったんだね」と思うのか。

例をあげてみれば、そんなものかとも思う。

で、思ったのだ。

世間で高評価なところの映画クラッシュ】を見て。

 「日本人には(少なくとも私には)『良さ』がわかりづらい!」

 

シャンパンベースでうまうま♪

 

なぜなら。

基本、人の根源にあるところの話なのはわかっていても。

ちょいと互いが譲り合えば、または思いやりを持てば済むことが、
そうでないからねじれてゆくのは.....

「空気を読む」ことを大事と考え、和をもって尊しとなす日本人にとっては、
「なんで最初からそうできないのよ?」と、
その思いが邪魔をして、
ちっとも作品に集中出来なかったというのが正直なところだ(笑)

脚本がうまく出来ているのはある程度は理解はしても。

やはり、背景の差は大きいのじゃないかと。

 

あっ、そうそう。
今年も七草の頃に食べたくなって、作りましたよ、松前漬。
もう毎年恒例(笑)

 

私にとってはこの作品は、
「あっちのせい、こっちのせい」
「お前がわかれ、いや、あんたこそ」と、
言っても仕方のないことをずっと言ってる人たちの映画だ(笑)

まあ、それでもこの作品の最後に、登場人物それぞれが、
または見ている人々それぞれが。

それは言っても仕方のないことだと、
自分が変われば世界は変わると、
気づいたのなら、何よりの話だけれど。

 

年末から、部屋中に溢れていた花は、
今日はリビング、明日は玄関と、
その咲き具合や茎の長さにより、飾られる場所を変えながら頑張り続け。
けれど残りもあとわずかになりました。
きれいな姿で楽しませてくれてありがとう。

 

言いたいことはわかりはしても、平和な日本で暮らす身には、
この作品は、いまひとつ訴えるものに欠けるなぁと。

そんな風に思う、一本だった。

あくまで個人的な感想として、ね。

 


【パイレーツ・ロック】

2009年11月09日 10時58分49秒 | 映画

 

   ブリティッシュロックが全盛期を迎えていた1966年、イギリス。
   BBCラジオがロックの放送を一日45分に制限する中、
   北海上で、24時間、ロックを流し続ける海賊ラジオ局があった...

 パイレーツ・ロック  ← * 音注意!

 

「彼なら大丈夫」。

そう思える人がいる。

もしくは、「彼女なら大丈夫」。

映画を見るとき。

「この人の作品選びには信頼が置ける」と、
そう思える役者がいるとしたら、それは素敵なことだ。

先週。

妹に誘われ、突然映画を観に行くことになったとき。

私は、彼がその作品に出ているとはまったく知らなかったし、
実際作品が始まり、途中「もしかしたらこれは彼?」と、
そういう疑いを抱きつつも.....

他作品とはあまりに違うその風貌に、
いまひとつ確信を持てないままでいた。

しかしやはり、それは紛うことなき、フィリップ・シーモア・ホフマンで。

私はあらためて彼の実力に舌を巻く。

作品ごとに、まったく別人になるあの力。

作品自体を引っ張り、まとめてしまうあの力。

彼にあれほどDJ役がはまるなんて、思いもしなかったが。

終わってみれば、髭モジャのビールっ腹DJがこれ以上なくよかった。

そして、作品自体が、『良い映画の条件』(私にとっての)。

   登場人物それぞれのキャラが際立ち、
   音楽が素晴らしく、観たのちに幸せな気分になれること。

を十分満たしていたせいで、
突如の映画行きは、私にとっても、とても良い思い出になった。

ただひとつ。

惜しむらくは、良い作品に限って上映館が少ないという現状だが、
もし興味がある方は、【パイレーツ・ロック】。

見に行かれては。

なんと、ケネス・ブラナーも出てるのよ!