千葉で見た、初めての、ホントの『小麦色』
綺麗だったなぁ。
今回の旅の目的のひとつは、早起きして、『熊野古道』を歩くこと。
が、早速、途上で『天の岩戸』を見つけて「寄り道してこー!」
その後、名物、『めはり寿司』で腹拵えしたら
道の駅『海山』で情報収集して、熊野古道のコースのひとつ『馬越峠』へ。
美しく険しい、石畳が続く古道があるのは。
『屋久島に続き雨が多い地域』という尾鷲地区。
やはりそれは、太陽神・アマテラスが隠れた岩戸が近いから?
紀州藩が整備した石畳と、周囲に暮らす人々の祈りで出来た。
道が静かに続いてゆく。
息を潜めたギンレイソウ。
するする、緑に溶け込み、輝くミミズ。
賑やかなキノコと...
時代を映す祠を横切ったら。
水辺の小さな住民を、踏み潰さないように。
途中出会った『峠の茶屋』のご子孫に、「みんな見逃しがち」な滝や、
巨石の場所など教えて頂いたり。
(手前の三角形は剥がれた欠片で、本体は濃く葉が繁る上まで!)
滑る石畳と、降り続ける雨に、カッパはボロボロ、頭はビショビショでも。
歩いてよかった熊野古道。
マムシにも噛まれなかったし!(笑)
おまわりさんでいっぱいのお伊勢様を出発した一行が向かったのは。
夫婦岩で有名な『二見興玉神社』
(夫婦それぞれ、夫婦岩を再現してみました)
そして、サミット直前の、話題のあの島にも!
(出入りはまだ制限されていなかったけど、ナンバーは控えられた)
隅々までおまわりさんだらけの島を早々に抜け出し、温泉に浸かったら...
翌日に備え、前菜から、サラダ、パスタ、ピザ、デザートまで
お得なセットのあるイタリアンレストランで乾杯!
30年前には、こんなに日本全国。
普通に美味しいイタリアンが食べられるようになるとは想像もしなかったよね。
そんな意味でも、たくさん勉強になる旅でした。
横浜を出発して4時間半。
「今度の旅はどこですか?」
そう聞かれたら、大体の場所だけ、ざっくり言う。
(ほら、きっちり決めていっても結局、横道にそれたりするし・笑)
お店に立てば、世界各地日本全国、
様々な場所出身、または、
仕事や旅行で各地へ赴くお客様がいるから、
言うのが『大体の場所』でも、この場合驚くほど、
たくさんのアドバイスを貰えたりする。
お伊勢様のすぐ横で、さっそく朝ごはん@あそらの茶屋
「○○なら、あの神社が素晴らしい」
「景色を見るならココ!」
「あそこに行ったなら、コレを食べないと!」
大人で、知識経験豊富な皆さん、
ホントにたくさんの情報をお持ちで、
それに沿うなら、行きたい場所、見たいもの、食べたいアレコレ、
挙げ始めれば、キリがない。
お伊勢様はでっかい。
そして神聖。
サミットを控え、おまわりさんもいっぱい。
「帰ってきたら、土産話を聞かせて下さいね」
「美味しいものを見つけたら、教えて下さいね」
「今度はどんな料理が出るようになるのかな?」
そうして、情報と共に背負った指令を遂行すべく、
我々は、未知の土地へと旅立つ。
飲んだり食ったり、我々のミッションもいっぱい(笑)
なので、こんなカフェで作戦会議。
ツバメも横で会議中?
楽しく、美味しく、好奇心の渦へ。
ちょっびりハードで、愉快なオリエンテーリング。
ゴールがどこかはわからないから、
答えが何かもわからないけど。
見たもの、したこと、話のタネを小脇に抱えて、
ぐるぐる回って、またスタートへ!
ミッションその1
「伊勢に行ったら『豚捨』の牛丼を食え!」
ミッションその2
「『赤福本店』で出来たて赤福を食って来い!」(複数人より)
初日昼の時点ですでにハード(笑)
そもそも旅の始まりは。
「どこか旅に出たい!」という、一同の漠然とした欲求からでした。
「どこに行く?」
「どうやって行く?」
「今、半島が面白いと思うんだけど」
「...じゃあ紀伊半島は?」
「いいね!」
ホテルも決めず。
たとえ友人夫婦が一緒でも、相も変わらずざっくりの旅は...
こんな、一枚の貼り紙から、始まりました。
仕事を終えて、そのまま、深夜3時に「GO!」