猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

不思議に嬉しい。

2015年02月28日 11時43分15秒 | 携帯から

 

 

 

そういえばもう一つ。

ミュンヘン空港では、
免税店のレジの女性が、
提示された私のパスポートを見て、
「あなた!私と同じ生年月日!」と。

「本当!?」と、互いに顔を見合わせ、ニコニコ、
なんだか、嬉しかった思い出。

言葉は通じなくても、共有する感覚ってあるんだね。



kawaii は共通語?

2015年02月26日 07時47分07秒 | 携帯から

 

 


イタリア旅行の帰り。

トランジットで利用した、ドイツ・ミュンヘン空港でのこと。

エレベーターに乗った際、
居合わせたベビーカーの赤ん坊が、あまりに可愛かったので、
ゴンザと目を合わせ、
「可愛いねぇ♪」と、思わず呟くと...

ベビーカーを押す母親と連れ立っていた、
十代と思しき少年が、少しはにかみながら、
「ジャパニーズ?」と。

驚いて、頷きながらも、身ぶりと表情と、その仕草が、
『どうして日本人とわかったの?』といった風に伝わったらしく、
彼は少し顔を赤らめながら、
「『Kawaii』って言ったでしょう?」

なるほど、『Kawaii』は、ホントに日本以外でも通じたりするんだなと、
感心した出来事。

アジア人は大半が中国の人ばかりだった空港内で、
たったひとことが、思わぬやりとりを生んだ、
印象的な旅の終わり。

 2013、夏のこと、でした。

 


複雑。

2015年02月22日 19時30分01秒 | 携帯から

 

近頃、ウォーキングに励んでいるゴンザ。

 今日も夕刻、歩きに出かけて行ったが、
その最中、某駅に差し掛かったところで、
閉まった踏切に立ち入った女性を見つけ、助けてきたらしい。
 
もう一人、目撃者がいて、
その人は、持っていた傘でその子を引き戻そうとしていたのだけれど、
女性は動くこともなく。
 
咄嗟にゴンザが踏切内に入って、
女性を抱きかかえて助けたと。
 
「安全な場所まで運んで、
その際に警察に電話してくれた人や、手伝ってくれた人が、
駅員さんに名前を聞かれ始めたから、
名乗らず黙って帰ってきちゃった」
 
って...
 
危険を顧みず人命救助をしたのは偉いけど、
私としては、すごい複雑。
 
もし自分まで巻き込まれたらどうするの?と。
 
とにかく、無事に帰ってきてくれてよかった。
 
自殺しようとしていたのであろう、
その若い女性が助かったことも。
 
 
『...生きる意味もまだわからないうちに死んじゃダメだよ』
 
 
もう少し頑張って生きて、
そしたらさらにまた頑張って生きて...
 
そうすればいつか、
「生きていてよかった」と、
そう思えるときが来るはずだから。
 
彼女には、
 
いつかわからないけど、
その時が来たら。
 
名も名乗らず、去っていった、
あなたを助けた、太ったおじさんのことを思い出してあげてね。
 
と、そう言いたい。
 
そのおじさんは、人生を楽しむ名人なんだよと。