かつては細身でロン毛だった少年たちも...(笑)
『人間本来の寿命はおよそ56年』
そんな、どこかのレポートを見て、
今回の京都行きを決めた。
かねてより、
「行かなきゃ...」
「行かなきゃ!」と思っていた、
友人の店に、「開店おめでとう!」を言うために。
すでに、水炊き屋とおばんざい屋を経営するDちゃんは、
恰幅はやや良過ぎながらも、フットワークの軽い男だが、
その交遊の広さから、日頃世界中を駆け回っており、
度々、我が店にも立ち寄ってくれていたのだ。
遡れば、ゴンザが10代の頃に新宿で知り合ったという、不思議なご縁。
だが、それは長く続く、有り難いご縁でもある。
さらに、今度の店舗は、Dちゃん自身がカウンターに立っている。
忙しさにかまけて不義理を重ねていては、
あまりに申し訳ない。
『人間本来の寿命が56年』なら、
私にとってはあと数年で終わりが来ることになるではないか!
今度の旅行をどこにするか?とゴンザに尋ねられた際に、
Dちゃんのところへ行こう!と提案したのには、
そういうワケがあったのである。
遅くなりましたが、おめでとう!
「おめでとう!」
「おおきに♪」
10代で知り合い、紆余曲折経た少年たちは、
片や60キロ太り、もう一方も40キロ増。
重ねた脂肪と共に色々身につけ、
もはや立派なおっさんになった(笑)
人の出会いは沢山あれど、長く続くものはなかなかに貴重である。
歩んで来た道のりほどには、もう進む道のりは長くないということに、
気づいた以上は即行動せねば!
Dちゃん始め、京都で幾人かの友人知人に会って目的を果たした我々は、
必然から生じる『ついで』により(?)
蟹を食ったり遊覧船に乗ったり火サスごっこをしたりして(笑)
横浜へと戻ったのである。
ここで再会したのはミラノでご縁を頂いたSさん。
Sさん、ご馳走さまでした!