猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

謝られる。

2013年08月31日 13時06分12秒 | ハ~プニング!

 

 

 

先日、とあるレストランで。

 先輩夫婦と食事をしようと予約をして出かけ、
「さて」と席につき、オーダーをしている途中、
店の人に止められる。
 
「コレとアレとソレとコレとアレ、それからコレとコレ、アレを下さい。
   それから...」
 
「ちょっ...頼みすぎじゃないですか?」
 
「いやいや」
 
「いや、でも、前菜だけで○品ですよ?そのあと他にも食べるんですよね?」
 
「大丈夫です!」
 
「でも...うちに来られたことあります?結構量ありますけど」
 
「何度も来てます。余裕です」
 
「本当ですか...?」
 
なおも食い下がる店の人に、
「大丈夫ですから」とさらに念を押し、
さて、運ばれてきた料理を次々と平らげ、
追加オーダーをする4人(笑)
 
加えて、ワインを3本、デザート、コーヒーまで何ひとつ残さず、
お腹におさめていれば...

あまりの食いっぷりに、途中、

「量について、アレコレ余計な口出しをして申し訳ありませんでした」と、
ついに謝りに来る店の人。
 
「いえいえ♪気にしないで下さい。我々が大食いなだけですから」
 
でも...
 
その後店を変え、さらにその4人が、
料理7品、ワイン3本を平らげたことを知ったら、
「やっぱ食い過ぎ!」
って言うんだろうな、あの店の人(笑)
 

アマルフィへ。

2013年08月25日 10時02分28秒 | イタリア見聞録。

 

ソレントを出て、海沿いを走り、向かった先は、次の目的地アマルフィ。
振り向けば美しいポジターノの町。

 

昔々。

アマルフィは、『海洋国家』だったのだという。

急峻な崖を削って...
というよりは、生かして、
天へ天へと造られた街。

ー もしくは海へ海へ。
 
 
 
道のりは、美しく、険しい。
 
 
場所によってはこんなでも、
バスはクラクションを鳴らし、軽快に飛ばす(笑)
 


ミニチュアを、集めて作ったようなその姿は、
陸から訪れても、海から訪れても美しい。

整ったような、
でもそうでないような、
不思議で迷う、不揃いな美しさ。
 
 
 
アマルフィ到着!
 
 
 


人は、あまりに広大だったり、
あまりに整いすぎたものには、かえって魅力を感じないものだというが。

だとするなら、この『ミニチュアの街』は、人を魅了してやまないだろう。

細かい路地や、入り組んだ階段、
坂に、通路に、奥まった商店。

...澄んだ湧き水、回廊がめぐる大きな寺院。
 
 
 
 
 
街の奥にはこんなミニチュアの街も。
 
 
アマルフィには中国から伝わった、手漉き紙の歴史もあるとか。
綺麗な湧き水が出る土地柄もあって。
 
 
 
西洋とイスラムと東洋が入り混じり、反射して輝く、
それが、アマルフィ。
(たぶん)

つきぬけた空と、それを写す影が、
なぜあのような、こまごまとした感性を生み出すのか...

寄せては返す、文化の波が、
モザイクのように、象嵌のように。
 
 
 
 
 
アラブ=シチリア様式、新ゴシック、バロック、ビザンチン、混ざり合い。
 
 
 
天国の回廊が美しい影を作る。
 
 
壮麗、というのがぴったりな。
 
 
道のりは、あくまで険しく、
けれど便利な今となっては、
『それすらリゾート』といえるなら。

足元の崖は同じでも、
曲がりくねった狭い道では、
すれ違うのもやっとなバスが、
路上駐車の列など「すっかりおなじみ」とばかりに、
平然とした顔でやり過ごし、
快調に飛ばしていた。
 
 
 
小さな魚屋。
 
 
メイン通りはあくまで細く。
 
 
自然は雄大。
 
 
一度目、ソレントからは陸路で。
翌日、二度目、サレルノからは海路で。
堪能しました。
 
 
 
 

畑だより。

2013年08月19日 08時24分01秒 | 

 

しばらく旅行記が続いていたので、ここらで畑だより。

 

山ほどのトマトに、きゅうり、ナス、ズッキーニ...

ルッコラ、大葉、バジル、ハラペーニョと、穫れています。

 

あとゴーヤ。

今年は新たな品種を。

丸くてでっかい!

 

でもそろそろ、夏野菜も終わりかな?

畑が教えてくれる季節は、とても正確です。