猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

宿星(ほし)と世紀末。

2019年03月12日 06時40分18秒 | ハ~プニング!

 

 

 

 

 

今さらながら、【北斗の拳】(アニメ版)である。

 

アニマックスが観られる環境になったのと、

放送時間が仕事後にバッチリ、というのも相まって、

ハマりにハマって今最終章。

 

なんとなーく、の知識はありながら、

初回放送当時はすでに色々忙しいお年頃であったために、

ちゃんと観たのはこれが初めて。

 

大人ならでは(?)の視点、

 『リュウケンはなぜジャギなんかを弟子に!?』

とか、

『自分が育てたサウザーがああなってしまうのを、師匠は見抜けなかったのか!?』

とかの素朴な疑問をぶつけられる、

ゴンザやその友人たちには申し訳ない限りだが、

私が楽しみにそれを観ているのは確かなのである。

 

回によって、またはシーンによって、

作画がまったく違うのに、かなりの衝撃を受けながら。

(だってー、髪の長さまで変わるんだもん。

   話数も多いし、全部手作業の時代だから仕方ないんだろうけど)

 

ちなみに、私がぶつける疑問に答えてくれる、

(というか、答えざるを得ない)

【北斗の拳】世代のゴンザの回答は、

毎度二つ。

 

「世紀末ですから...

 

「そういう宿星(ほし)ですから...

 

こうして、朝方の我が家には、

私の南斗水鳥拳から逃げ惑うゴンザの悲鳴が響き渡るのである。

 

「シャーオ!!」




長い旅の途中。※リンク先、音出ます!

2019年03月07日 05時22分23秒 | つぶやき

 

私は今、長い旅の途中である。

興味を持ち、楽しんでいたものが何かで繋がったとき。

「おおっ!」っとなる脳内の喜びは、相当なもので...

それは強い中毒性を持つ。

始まりは...どこだったろうか?

この旅の始まりは。

 


元々ミュシャ好き、アールヌーヴォー好き

=チェコ、プラハに興味を持つ。

                    ↓

美輪明宏の舞台で『スラブ舞曲』を知り、

チェコ出身の作曲家ドヴォルザークに興味を持つ。

                    ↓

YouTubeを漁り、ヨーヨー・マとイツァーク・パールマンの『スラブ舞曲』を見つけ、

貪り聴くと同時に、パールマンの存在を初めて知る。

                    ↓

ミュシャ展のCMで流れていたチェコの作曲家スメタナの『我が祖国』に惹かれる。

                    ↓

結局プラハへ行き、スメタナホールでドヴォルザークを聴く。

同時に様々な建物群や装飾を見て、「ああ、ミュシャの絵もああなるわ」と納得する、

                    ↓

エミール・クストリッツァ監督の映画『オン・ザ・ミルキーロード』を観、

バルカンミュージックなるものの存在を知り、心惹かれる。

                    ↓

ヨーヨー・マがシルクロードを音楽で辿る映画を観て、

民族音楽や楽器の源流・変遷に興味を持つ。

                    ↓

エルミタージュ美術館を取り上げた映画を観る。

                    ↓

ネット上で見つけた『ロシアビヨンド』というページで、

ロマノフ王朝最後の仮装パーティーの写真を見、

まんまそれらの衣装がミュシャの描く絵のようで驚く。

                    ↓

ケーブルTVの導入で様々なドキュメンタリーを見るうちに、

ロシアおよびソ連を扱う際によく流れる、

哀愁に満ちた美しい曲に心掻き立てられる。

                    ↓

ソ連を扱ったいくつかのドキュメンタリーの中に、ショスタコーヴィチが登場。

                    ↓

そういえば、と、心掻き立てられた曲のタイトルを調べるうちに、

YouTubeにて、それこそがショスタコーヴィチによる

セカンドワルツ』という曲だと知る。

                    ↓

ショスタコーヴィチについて調べるうちに、彼が影響を受けた、

『クレズマー』なる、ユダヤ人たちが冠婚葬祭の際に奏でる民族音楽があるのを知る。

                    ↓

さらに調べるうちに、以前興味を持ったバルカンミュージックは、

ロマたちによってもたらされた『クレズマー』の流れを汲むものと知る。

                    ↓

『クレズマー』について調べるうちに、実はイツァーク・パールマンがユダヤ人で、

クレズマーの源流を訪ね、共演などもしていると知り、「おおっ!!」となる。

                    ↑

                 今ココ。


 

私はどこへ向かうのだろう?(笑) 

そして...

次は何に繋がるのかな♪