猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

日本の夏、美味しい夏。

2009年06月29日 23時16分23秒 | 

 

日本列島、未だ、梅雨まっただ中、ながら.....
暑さも本格的になってきて。

 

トマトも真っ赤に。
今年は例年以上に、いろいろ、種類があるので.....

 

シンプルに塩で、食べ比べてみました。
左上から時計周りに、ジュレピンク、バンビ、ボンリッシュ、
黒トマト、ロッソロッソ、ルンゴ。
ジュレピンクはジューシーで薫り高く、バンビもさくさく美味しい。
ボンリッシュは味がちょい薄め、黒トマトに至っては、「ん~?」(笑)
ロッソロッソは固く締まった果肉が旨く、
ルンゴはもともと加熱用なので、やはり生はいまひとつ。
まあ、それにしてもこんなに多彩なトマトが家で食べれるなんて贅沢!

 

あっ、そうそう!
暑さといったらコレですね。

 

馬車道、福源楼で『冷やし中華』
ぴりりと、じ~んわりあとを引く辛さがおいしい。
あとは、もうちっときりりと冷えていればいいんだけど。

 

 

暑いときに熱いのもまたよし。
こちらはゴンザ注文の『とりねぎそば』
しかし土曜日は暑かった~!


私は変態。

2009年06月28日 21時31分38秒 | お出かけ

 

雨が降る

 

お台場に.....

 

ガンダム立つ。

 

特に詳しくはなくとも、雨の中見に行き

 

執拗に、結合部(関節?)を写し、萌える私は、たぶん変態。

 

手もすげえ!
おまけに夜はあちこち光るらしいし.....

 

かっちょええええええ~~~~!!
っちゅーか、これを作ろうと思った日本人がド変態(笑)
どっこもちゃちいところが見つからない、すごい出来!
ちなみにあの雨でも、周囲は私同様見学に来た変態でいっぱいでした♪
みんな、好きねぇ。


『ぴかぴかおじさん』の死。

2009年06月27日 21時30分00秒 | つぶやき

 

ベストヒットUSAを貪るように見た世代なら、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』のPVを初めて見たときの衝撃を、
はっきりと覚えているだろう。

洋楽のPVを見る機会もまだ少なくて、
TVもまだ、一家に一台くらいの時代。

まるで映画のようなそれに、色々な意味で、「すげえ!」と思ったのは、
私だけではないはずだ。

 

 

 

 『アメリカには、世界中の才能が集まるんだ』

音楽的なもの、
マイケル本人の声やダンスはもとより、
周囲で踊る人々を見つめ、そう思ったのは、
きっとホントにそうだったのだろうし、
また、それが、今よりずっと良い時代であったというのもあるだろう。

曲と、合わせて踏まれるステップの音が混ざりあい、
自然に体が動いてしまいそうなそれは、
見ている者をも引き込む力を持っていた。

あのPVを撮ったのは、
『ブルースブラザース』を撮ったジョン・ランディスだが、
その後も彼らが同様に組み、
素晴らしい出来の『Black or white』を作り上げたことを考えると、
やはりそれは、マイケルという天才の元に才能が集結して、
起こすべくして奇跡を起こしたのだと、そんな風に思えてくる。

.....あの頃のまま、止まっていたら、
彼はこれほど早死にせずに済んだのかもしれない。

 

 

いつかどこかで、彼が、
『自分は子供の頃から、他の子のように遊ぶことも許されなかった』
と、そんな風に語っていたのを聞いたような気がする。

その生涯のほとんどをスターとして生き、
唯一無二の才能を持ち、一時は巨万の富も得て。

でも、私の中の彼は、何も手に入れられなかった人というイメージだ。

 

 

あまりにすべてが手に入ると、何が欲しいのかを人は判断出来ず、
何かを買ってもすぐ忘れ、
周囲に集まるのは、何かを売りたい人たち。
または与えて欲しい人たちなのだろう、と。

子供の頃から、
本人はそう望まなくとも、多くの金を稼ぎだした時点で、きっと、
周りにはうさん臭いオトナが集まり、たかっただろうし、
通常の成長過程を経られず、子供のまま、大人になってしまったとしたら.....

内面と、それを置いて、老いてゆく外面との乖離に、
苦しまずにはいられなかったのではないか。

 

 

死因は明らかにされないそうだが、
おそらく薬の過剰摂取。

私はこの、オーバードーズというものを、
『本人も気づいていない中の消極的な自殺』と捉えているが、
伝説となったスターは、みんなこれで往ってしまうのが哀しい。

 

かつて。

まだ幼かった妹が、『ビリージーン』のPVを見て言った。

「ぴかぴかおじさんだ~」と。

彼女は、マイケルがステップを踏むたび、
合わせて光ってゆく地面を見て、そう思ったのだろうが。

あの、PV同様、
ステップを踏むたび、世界に光を与え、衝撃を与えた人は、
輝かしい時代の崩壊と共に、往ってしまった。

マイケル・ジャクソンのご冥福を祈る。

 


ちんどん屋さんと靴みがき。

2009年06月26日 20時45分12秒 | つぶやき

 

今日のメニューは『じゃことキムチのパスタ』。
(オリーブオイル・にんにく・白ワイン・醤油・ポン酢を使用)
アスパラと玉ねぎを仕上げ前にさっと和えて、海苔をた~っぷり乗っけて。
つけあわせは『erima風リヨネーズポテト』
こては通常のレシピの、バターをマヨネーズに代えたもの。

 

そういえば『靴みがきのおじさん』を見ないなぁと、ふと思った。

懐かしいCM集を見ていたら、ふいに登場したその姿に、
「ああ、そうだ」と。

私が子供の頃には、大きな駅前などには必ず、
数人の靴みがきの姿が見えたものだったが、
彼らはいったいどこへ、なぜ、消えてしまったのだろう?

 

ためし掘りをしたので、日々、じゃがいも責めです(笑)
こちらは『変わりジャーマンポテト』
ベーコンは入れずに、茹でたじゃがいもを炒めながら、
塩・コショウ・ウスターソースで味つけしただけ。

 

街が新しくキレイになって、
彼らの使う、靴墨の染みついた、薄黒い布がそこには似合わぬと、
疎まれたのだろうか。

または、合皮の靴や、黒以外の靴、
スニーカーを履く人が増えたから.....?

ともかく、靴みがきの姿は消えてしまった。

街に溶け込んだ、あの独特の、
哀愁を帯びた背中を低く丸めた姿は、
もうどこにも見られない。

 

洗濯物を干しながら、ふと空を見上げると、こんな雲。
通り過ぎる鳥さんたちも忙しそうだね、この時期は。

 

.....いや。

そもそもあれは、子供が見た白昼夢ではなかったか。

ぽっかりと、そこだけ浮き上がるような、あの存在感は、
あまりに強烈に、子供心に何かを残した。

立ったまま、どこか偉そうに、
磨き台に片足を載せたスーツのおじさんと、
小さく縮こまり、それを磨く人の姿は、今も忘れられない。

 

チャリで走れば、もうノウゼンカズラが。
なぜか私はこの花を見るたび、♪花も嵐も~ 踏み越えて~♪ 
と、口ずさんでしまうのですが....そりゃ『愛染かつら』だって!
っちゅーか、私はいったいいくつだ!?

 

私たちはいつも、白昼夢を見て、
そこから何かを感じ取った。

小さく背中を丸めた靴みがきに、
街角に流れる、ちんどん屋さんの郷愁溢れるあのメロディー。

白く塗った顔と、手に手に楽器を持った、
可笑しくて哀しい、あの姿。

 

懐かしいおしろいばなも、咲いていました。
誰も、振り返る人もなく。
昔はこの花の周りには、子供の姿がたくさんあったものでしたね。
花の蜜を吸ったり、「落下傘」を作って遊んだり、
種を潰して「おしろい~」と言ったり。
子供用の化粧品もある現代では、そんなの誰も興味がないかな。

 

今の子に、『靴みがき』や『ちんどん屋さん』の話をしても、
きっと通じないだろうが。

豊かな時代に育つ彼らは、
いったいどこで、白昼夢を見るのだろうか。

靴墨の黒と、厚く塗られたおしろいの白。

.....あの、胸に迫る、どこかあったかく、哀しい情景を。


自分目線の勘違い。

2009年06月25日 19時06分33秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

いきなり茶色い画面ですみません(笑)
がんもときのこ(えのき・ブナピー・舞茸)、煮てみました。
おだしがじ~んわり優しい♪

 

昨日TVを見ていたら。

ある番組で、地域の祭りについて取り上げていた。

それは、ローカルなケーブル局の放送のため、
我々にも、とても馴染みのある話ではあったのだが.....。

あいにくの雨の中、勇壮に神輿を担ぐ人々の映像のあとに、
キャスターの放った一言に、私はポカンとなった。

 

季節ごとの恒例となっております、『ラズベリーソーダ』

 

 「雨ということもあって、撮影スタッフも大変だったんですけども」

......って。
......はあ!?

普通、取材に行って、何らかの話題を取り上げる場合、
司会者が触れるべきなのは、取材対象そのもの、
または、そこに関わる人々に関してであるべきなのに、
なぜ自分たち目線!?

 

本文ではぶーぶー言っとりますが、美味しいものの画像が続きます。
ゴンザがいただいてきた『ねぎからし』と、畑の野菜・お酢を合わせて、
『ねぎからしと野菜のさっぱり和え』(きゅうり・茄子・トマト・大葉)

 

そもそも、雨で大変だったというなら、
「あいにくの雨の中、お神輿を担ぐ方々も大変だったでしょうが」というような
コメントが最初にくるべきなのに、
それを、どう勘違いしたのか.....

取材スタッフが主役、
自分たち目線の話ってどうよ?

 

今日のメインはポークチャップ。
第三京浜港北インターそばにぽつんとある、
なぜかいつも行列がついてるお肉屋さん。
聞けば、某有名店使用のものと同じ肉が、
格安で買えるから混んでいたのだそうで.....
我々はあまりブランド肉などには興味がないものの、
この豚さんは先日のBBQでも好評だったので。

 

まあ、昨今のTVでは、
すでにニュースも単なるバラエティ番組と化しているし、
その他の番組にしたって、「内輪受けが気持ち悪い」と、
視聴者離れが進んでいるくらいだから、
一ケーブル局じゃ、認識もそれに準ずるものなのかもしれないが.....

それにしたって、
「お前らが大変だったかどうかなんて、誰も興味がねーよ」
っちゅー話である。

 

『本日のデカ盛り比較』
で、このポークチャップの大きさがどれぐらいかというと、ご覧の通り(笑)
例の牡蠣といい勝負だね。
しかし、およそ日本人の食卓とは思えないほどのダイナミックな盛り付け(爆)
お味のほうは最高だったんだけどね~♪
(クックパッドのレシピを参考に調理)

 

そういや、さっき映っていた民放では、
プロゴルファーのショットに対し、
「さすが上手い。自分もあんなショットが打てたらな~と思いますよね」
なんてレポーターが言っていたが。

素人がプロに「上手い」と言うなど、本当に失礼だと私は思うし、
みんながみんな、「あんなショットが打てたら」、
そもそもプロの意味がなくなると思う。

っちゅーか、「お前こそ、プロならもっとうまいこと言え」と。