やって来ました、初プラハ@カレル橋
ミュシャとビールの生まれ故郷。
名物、豚の膝と共に、モラビアワインもやってやったぜ!
我が家の、遅い夏休みの始まりです。
やって来ました、初プラハ@カレル橋
ミュシャとビールの生まれ故郷。
名物、豚の膝と共に、モラビアワインもやってやったぜ!
我が家の、遅い夏休みの始まりです。
東日本大震災より少し後のこと。
気仙沼にボランティアに行った、『ボリビアカットの男』が、
一本の醤油を持ち帰ってきた。
「これ、向こうのスーパーで売ってるやつなんだけど、
美味しいから使ってみて」と。
確かに、試してみれば、料理全般、
下味つけから仕上げまで、
その醤油は万能で、
以来、取り寄せなどしては、使い続けていたのだ。
そして、そんなある日、
一人のお客様がカウンターへとやってきたのだが...
彼女は座るやいなや、
こう問いかけてきたのだ。
「店頭のメニュー看板に書いてある、
『○○醤油仕込み』の○○醤油は、
どこでお知りになられたんですか?」
さらに、
「実は私、その○○醤油の娘なんです!」と。
我々は驚愕し、
まずは、商品を知った経緯や、
どのようにそれを利用しているのかを話したが、
その後の反応を待つのももどかしく、
彼女になぜこの店に辿りついたのか尋ね、
それが正真正銘の『偶然』なのだと知って、
さらなる驚愕と混乱の中で、思わぬ出会いに喜んだのだった。
なんでも、そのお嬢さんは、今はお住まいがほど近くということで、
まさに『たまたま店の前を通りがかり』
ご当地モノである実家の商品名を見かけて、
『なぜこれがここで使われているのか!?』と気になって、
確かめにこられたのだそうだ。
「こんな偶然ってあるんですねぇ」
「人の縁って不思議ですねぇ」
興奮覚めやらぬまま、互いに呟き、
しみじみ、カウンターの向こうとこちらで、思いを巡らせ、
ひとしきり、話に花を咲かせたら、
「ではまた!」
「ありがとうございました!」
と、互いに言い合い、手をふり、別れる。
...あれから数年。
今でも、その醤油は店の仕込みに活躍。
我々の生活に溶け込んでいるけれど。
実は話はそれのみに留まらず、
今やさらなるご縁が拡がって。
あの日店に来て下さった彼女の妹さんが来店して下さったり、
(つまり彼女も○○醤油のお嬢さん、ね)
ついには復興キャンペーンの関係者にまで、
その輪は拡がっている。
...人の縁というのは、本当に不思議なものだが。
きっとそれはこうやって、繋がってゆくものなのだろう。
会談で、犬好きプーチンに、仔犬を贈った某国大統領だが。
愛情のカケラも感じられないその乱暴な扱いに、
きっと相手は怒っているぞ。
首根っこを摑まれ、
ブラブラとカメラの前で、
これみよがしにぶら下げられ続けた仔犬を見かねて、
小走りで抱き取りにいったプーチンに、
私ゃ、ホンモノを見たね。
その後のナデナデ「チュッ♪」にも、
愛情が籠っていました。
たぶん、耳元で、
『痛かったろ?あのヤロー、あとでボッコボコにしてやっから』
って囁いていたと思う。
ワンちゃんには優しくとも、人には。
増してや国には...
お、おそロシア...
我々が、年中房総半島をウロウロする理由は、
常に新しい発見に満ちているから。
『がんぞヒラメ』や、
『ヤツシロガイ』
『タカノハ鯛』に
『そげ』(ヒラメの幼魚)
スーパーでも入手出来る、豊かな食材、豊かな文化。
お気に入りの『房総まつり寿司』も忘れずに。
建物まんま文化財。
【宮醤油店】(たまさ醤油)の、『再仕込み醤油』もお気に入りです。
コイツは『アナジャコ』
シャコと似ているが、まったく別の生物。
茹でれば真っ赤になり、その殻は柔らかい。
揚げると香ばしくて美味いんだぜ!
初夏に九州へ行った際、熊本で見つけて持ち帰ったのが、コイツとの出会い。
日本国内にも、まだまだ知らない食材があるんだなぁと、しみじみした思い出。
今朝、市場で見かけたので、買って来ました。
選べる前菜3種盛りにも入れちゃうぜ!
命を頂くことの罪深さと有難さ。
噛み締めて感謝して、『いただきます』。