猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

夏の名残と秋の気配

2006年08月31日 23時42分30秒 | 美味しいもの
今朝。
畑に行ったら朝露がいっぱいで、ジーンズの裾がびしょ濡れになった。

日中は暑くても朝夕に吹き抜ける風は秋の気配を帯びて、盛んに活動する虫たちの鳴き声も種類が変わって。

今.....。
確実に移り変わってゆく季節の便りはそこここにあり、だけどまだまだ頑張る畑の夏野菜もあり。
太陽の陽ざしを余さずその身に受けようと、枝やら蔓やらをぐんぐん伸ばしている。


   赤青(緑)黄色の信号みたい。トマトと並んだゴーヤの花。


しかし一方では秋の足音を告げる使者も。
秋の風と朝露がもたらしたいたずら。 

                          
                        朝露のせいで傘が割け、まるでお花みたいなきのこ。


まさかこれは、食べられないだろうど(笑)


持ち帰ったトマトは、オリーブオイルと塩だけで、シンプルに。


太陽の色と輝きをそのまま口に放り込む。 

隣には、いつもはわさび醤油で食べるマグロの赤身を、酸味と辛さがたまらないポキにして並べて......と。


     タバスコ・塩・にんにくおろし、ごま油で和えるだけ。
     「ポキ」は小さく切るの意だとか。


でも、我が家の場合は季節の移ろいに変わりなく、いつもいつも食欲の秋。

〆は昨日、ふわり様のblogで拝見した、お手軽ホワイトソースの作り方を真似させていただいて.....。

秋色がこんがりと眩しい、グラタンで決まり!っと。

                         
       (ふわり様~、真似しちゃいました~♪)                              

ゴンザ、危うし!

2006年08月30日 23時14分52秒 | ハ~プニング!
ええ~。
日曜日のこと。
格闘技・パンクラスを観戦しに行った私とゴンザ。

午前中から午後までは畑で汗を流し、その後、買い物をしつつ一旦帰宅。
その途上、こんなものを目にしました。

  ハロウィンかぼちゃ

大きなかぼちゃがごろごろと。
よ~く見れば、それぞれにタグがついていてすでに売約済みらしい。

道ゆく子供達は足をとめ、嬉しそうにおばけかぼちゃに触ったり眺めたり.....。

負けじと私もゴンザに車を停めてもらい、写真を撮ってみました(笑)

オレンジ色が一足早い秋を感じさせてくれて可愛い

で。
その後、シャワーを浴びて出かけてゆきましたよ。
目指すは横浜文化体育館。

本当はね。
試合開始に間に合わないからと思って、シャワーは我慢しようかと思ったんだけど、ゴンザの
「別に第一試合から見なくてもいいよ」
との言葉で、少し遅れて行く事に決定。

だ~け~ど~!!!!!
第三試合あたりに入場し、しばらく観戦をしていたら、ゴンザがこう言うじゃあ~りませんか。

「しまった!大変なことを忘れていた~っ。第一試合はerimaちゃんの大好きな戦闘竜戦だった~!!!」
(「戦闘竜」とは選手の名前よん)

なっ!ぬわんだ~とぉ~

それを聞いた途端。
拳を握り締め、鬼の形相になる私。

そんな私に恐れをなして、ひたすら謝り続けるゴンザ。

「ムムム~、ゆ~る~さ~ん~!」

がっ。
神が差し伸べた手か、ちょうどそのとき、怒る私の目の前に、試合を終えて着替えた戦闘竜が現れて!

「きゃあっ♪」

ふっ.....
命拾いしたな、ゴンザ。
もしここに戦闘竜が現れなければ、この私がお前をあのリングに引きずり上げ、大技をしかけてやるところだった。

と。
そんな私の心の呟きを察したのか、
「戦闘竜と一緒に写真撮ってもらう?」
と魅力的な提案をするゴンザ。

うう、どうしよう.....。
今まで仕事上たくさんの芸能人を見ても、嬉しいとか、写真を一緒に撮って欲しいとか思わなかったけど、戦闘竜とは撮ってみたい.....。
でも恥ずかしい.....。

生まれて初めて恥じらいという感情を持った私に代わって(笑)、会場を後にしようとする彼に声をかけてくれたゴンザ。

見事、戦闘竜にOKをもらいツーショットで撮影成功♪

いや~ん、可愛い
お肌がぷりぷり~♪
目が優し~い

私のツボを刺激しまくる彼とのツーショットに超ご機嫌。

ららら~、ゴンザ。
戦闘竜に救われたわね(爆)

それにね。
ここではこんな面白いものも目に出来ました。
はいっ、右端の人物(?)にご注目下さい。 

                                   
デスノートを持ってさっそうと現れたのち、セコンドとしてせっせと選手の世話を焼くリューク


シュールだなぁ。

と、まあ、そんなわけで。

どんな選手よりも危ういピンチに陥り、一時は完全なる負け試合を繰り広げそうになったゴンザでしたが。
丸っちくて筋肉隆々の王子様の出現により、辛うじて私のパンチによる顔面ボコボコだけは免れたのでした(笑)

あ~、面白かった♪

ついでに横浜案内

2006年08月29日 23時09分27秒 | アルバム
ハイハイ。
やってまいりました、週末日記の続き。

いや、続きといいましても、なんとな~く
『ついで』
という感じなんですが。

日曜のこと。
昨日のログにも書きましたように、我々は格闘技・パンクラス観戦ののち、そこから車でホワイトコーンを受け取りに、リアルジャイアンの家まで伺ったわけで.....。

ついでにその途上。
珍しく横浜の夜を少しカメラにおさめてみました。

ハイ。
まずはね。
ホワイトコーンを頂くのに手ぶらもなんだってことで、ジャイアン宅へお土産を買おうと目論むものの、時間はすでに夜の9時過ぎ。
あんまり遅くなっても申し訳ないし、近場で何か買おうと......。
中華街へ行きました。 
                            善隣門

中華街の一本裏手のバーで長年働いたゴンザと、ある時期。
酔っ払ってこの辺を年中ウロウロしていた私。
この時間の中華街はある意味新鮮です。
写真を撮ったのも初めてです(笑)

最近はね。
残念なことに、写真左の部分にあたる角には大きなスクリーンが出来、右角にあたる部分に変な洋風カフェが出来て、著しく中華街の雰囲気を壊していて。
これの設置にあたっては、中華街の住民から大きな反対があったとかって話しなんですが、今はまだそのまま。
あの門をくぐれば、そこは満艦飾のネオンきらめく中華街が延々と続きます。

私とゴンザはこの後。
大珍楼(たいちんろう)でマンゴープリンやココナッツプリンの手土産を買ったんですが、この通りをず~っと抜けて一本裏手の暗い路地に入ると、ゴンザと私が出会った、ゴンザの旧職場に辿り着きます。
今はもう、そのお店も場所を移してしまい、周辺にある暗かった駐車場や廃墟となったホテルもマンションになってしまったけど。

で、再び車に乗り込み、今度は山手を抜けて、リアルジャイアンの家へ。
港の見える丘公園を横目に見ながら、住宅街を抜ければ.....
外国人の多い居住区ならではの、こんな看板もあります。 

そして.....
その先には、本来は静かなこのあたりの住民を悩ませている、夜景を眺める車の群れ。
皆さんのお目当ては、この夜景です。
 
かなりぼやけちゃったけど、本当はベイブリッジが一望できるの。

そしてさらに、暗くて細いワシン坂を下り。


本牧へ抜けると.....。 

かつて。
『おかサーファー』なんて人種が現れるほどサーファーが一世を風靡した時代。
人々が押しかけた『アロハカフェ』
ここは近年一旦閉店したのだけど、ファンからの熱い要望で復活したバー。
私と同年代、もしくは少し年上の方には、「懐かしい~」と目頭を熱くする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここは私にとっても思い出深い場所。

今から23年前。
家出中の私は、当時色々なことを私に教えてくれた、とても素敵な大学生とここへ来たのでした。
私にとっての、生まれて初めての花束を贈ってくれたのもこの人だったなぁ。

......っと。
ああ、いかんいかん。
思い出に浸っている場合ではない。

この後。
ホワイトコーンを頂いた我々は、家路を辿るわけですが.....。

これだけじゃなんだか写真が寂しいので、ちょっと蔵出し。 開港記念会館

 開港記念会館にあるジャックの塔
                           

                           
      そして、税関にあるクイーンの塔

今までも書いたかもしれないけど、この開港記念会館も私にとっては思い出深い建物。
いったいいくつの夜を、ここを通って、酔った足どりで山下町から関内へと、もしくは関内から山下町へと気分よく歩いたことか(笑)
何度見ても美しい建物です。

とまあ。
そんなわけで。
blogを始めたことで、あらためて写真に撮ってみようと思った地元の写真。

いかがでしたか?

でもね.....
本当の横浜の魅力は、こんな..... 

貨物の線路やうらぶれた倉庫。
怪しい通りにあると私は思っているの。

最近じゃそういった場所もどんどんなくなっていっているけど。

寂しいなぁ。               

衝撃のお味!

2006年08月28日 22時56分07秒 | 美味しいもの
ハイ。
ここのところ恒例になっております、週末日記。

今週もまた盛りだくさんで参ります。

しかし、あまりに盛りだくさんすぎて一日ではおさまりそうにないので、数日に渡ってお届けするつもりの一大プロジェクト(笑)

まずはおなじみ、食いしん坊夫婦の食欲日記とまいります。

ええ~っと。
今朝のことですが、私はキッチンから漂う良い香りで目覚めました。

そこで、狭い我が家を見渡せば、ゴンザがまな板の前で何やら甲斐甲斐しい姿を見せている.....。

その香ばしくも魅惑的な匂いの正体はこれでした。

 
サツマイモの蔓とかえり干しのきんぴら


先日。
省様より、「サツマイモの蔓は、芽先の柔らかいところをおひたしにして食べます」と教えて頂き、さっそく我が家でも畑のサツマイモから蔓を摘んできたのですが、ゴンザはそれをこんな風にアレンジした模様。
一旦茹でてアクを抜き、固いところは皮をむいたそうです。

サツマイモの蔓がシャキシャキして、かえり干しの香ばしさと合って、とっても美味しい。
省様。
どうもありがとうございました。

そして、ゴンザはこんなものも作ってくれていましたよ。  春菊とジャガイモの冷たいスープ

それと、

 ゴーヤとなすの炒めもの♪

で。
ここに、私が銀行に行ったついでに買ってきた、鶏肉専門店で売ってる焼き鳥を添えればもう完璧。
ああ、怠け者の私にとって、なんて幸せな朝.....。

                           この店は塩加減が絶妙! 

で。
遡りまして、日曜の夜はこんなものを食べていました。

  
各処で「ケーキが美味しい」と評判の『コンデトライ・ノイエス』のパン

そしてもちろん、ケーキも。 

実はこのお店。
ザッハトルテが有名なのだけど、ザッハトルテは至って普通(笑)
しかし左上にあるバナナのケーキは洋酒がたっぷり効いてて美味しく、右端のフランボワーズのケーキもソースが薫り高く、淡い甘さで美味しかったです♪

しかしリピーターになるかと聞かれれば「.......」
残った二つのケーキを食べてから決めたいと思います。

ちなみにパンは石臼で曳いた粉のみを使用しているとかで、がっちり噛みごたえアリ。
昔ながらのパンとはこういう味なのかな、という感じでございました。
ゴーヤとラディッシュのサラダと共に、噛み締めながら食べました。

 色合いがお気に入り♪

で。
皆様からの「まだ食うのかよっ!」という罵声が聞こえそうですが、昨夜のメインエベント(笑)

先日もたくさんの美味しい海の幸を下さった、リアルジャイアンN氏より頂いた、北海道産ホワイトコーン。

「生で食べられるから取りにおいで~」
と、有難いお声をかけていただき、お言葉に甘えていそいそと伺って持ち帰り.....。
皮をむいてひと口ガブリっとすれば...... 

「なんだこりゃあ~っ♪」

まさに、まさに、奇跡のお味。
こんな、ケーキより甘いトウモロコシなんて、今まで見たことも聞いたこともないっちゅーねん!

恐るべし北海道。
恐るべしリアルジャイアン.....。 

さすが、こんなTシャツを着て、不敵な笑みを浮かべる恐るべき男(笑)

いや~、皆さん。
このホワイトコーンはまさに
「トウモロコシのIT革命や~」ですよ。
私は一瞬、北海道に移住しようかと思いました。
凄いです。
凄まじい美味しさです。
もう完璧ノックアウト。

ああ、こんな貴重な体験を皆さんにお分け出来ないのが哀しい.....。

ってなわけで、大変長くなりましたが。

今週も食べに食べ、ますます体重を増やした食いしん坊夫婦でございました。

N氏~、Tちゃん~。
いつも本当にありがとう~♪