雨で落ち葉が貼り付いて。
鋪道は秋模様♪
先日私は、
「『ババァ』の力に驚いている」と書いた。
森の奥深くで、
『カエルのリュックを背負っている不審なババァ』である私に、
声をかけてくる勇気がスゴイ、と。
確かに、それはその時書いた通りで、
行動そのものは、
彼女たちのコミュ力から出たモノに違いないが、
よく考えれば、ある意味その中には、
不審者を警戒する意味も含まれているのではないだろうか。
住宅街では、
見慣れない者に挨拶することによって、
その顔を確認したり、
「泥棒などを近づけないようにしよう!」
という活動があるというが、
確かに不審者も、
『存在に気付いていますよ』とアピールされれば、
何もないよりは行動しづらいに違いない。
そういえば、
東海道歩きをしていた際にも、
よく、「こんにちは!」と、
声をかけられたものだが、
それは、小学生から年配者まで一貫して取り組んだ、
ある種の防犯体制でもあるのだろう。
つまり当然、
家庭やご近所の中枢にいる『ババァ』は、
その例に漏れない、と。
無論、挨拶だけでは、
すべてを払い除けられはしないだろうが、
確実に、『見てますよ』アピールにはなるだろう。
まあ、森の中の『ババァ』においては、
その母性本能によって、反射的に、
「あら、カエルさん♪」と、
口に出てしまうだけなのかもしれないが...(笑)
『ババァ』は大きく、
『ババァ』は深い。